PayPay後払いは、スマートフォン決済アプリ「PayPay」で利用できる後払いサービスです。PayPay後払いの利用を検討するなかで、「どのような方法で返済できるのか」と気になる方も多いでしょう。

PayPay後払いは、基本的にPayPayカードから利用料金が引き落とされる支払い方法が設定されています。PayPay後払いの当月料金は、翌月の27日にPayPayカードの利用料金と一緒に引き落とされる形です。

今回は、PayPay後払いの返済方法について支払い期日・遅延した場合のリスクなども紹介します。本記事を読めば、PayPay後払いの返済方法を理解して不安なくサービスを利用できます。PayPay後払いを上手に活用し、十分な手元資金を確保して資金繰りを改善しましょう。

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PayPay後払いとは?

PayPay後払い(現在は「PayPayクレジット」として提供)は、スマートフォン決済アプリ「PayPay」の後払いサービスです。PayPay後払いを利用すると当月の購入金額を翌月にまとめて支払えるようになり、事前に残高をチャージする手間を省けます。

PayPay後払いの審査に通過すると、アプリ内でクレジット機能をもつPayPayカードのバーチャルカードが発行されます。バーチャルカードをPayPay後払いに登録すると、オンライン・実店舗での支払いが可能です。

また、利用額に応じてPayPayポイントが付与され、ポイント還元率が向上する特典もあります。なお、支払いは月末締めで翌月27日に登録した銀行口座からの引き落としとなります。一括払いの場合は無料で利用できますが、リボ払いを選択すると手数料が発生するため、注意が必要です。

本人確認が完了している場合、利用限度額は24時間で最大50万円・30日間で最大200万円までです。PayPay後払いは、日常の買い物をより便利にする決済手段として多くのユーザーに利用されています。

PayPay後払いのメリット

PayPay後払いは、ユーザーに以下のようなメリットを提供する後払いサービスです。

  • チャージをせずにPayPayが利用できる
  • PayPayポイントが効率よく貯まる
  • 年会費が無料
  • ポイント還元率が高い

支払い期日を延ばす以外のメリットもあるため、PayPay後払いを積極的に利用しましょう。

チャージをせずにPayPayが利用できる

PayPay後払いを利用すると事前に残高をチャージする必要がなく、直接支払いが可能です。PayPayアプリの残高で支払う方法と比較してチャージの手間・残高不足になる心配が解消され、スムーズに決済できるようになります。

特に、急な買い物・チャージの時間が取れない場合でも安心して利用できる点が魅力です。また、利用金額は翌月にまとめて支払うため、月々の支出管理がしやすくなります。チャージ不要で手軽に利用できるPayPay後払いは、日常の決済をより便利にするサービスです。

PayPayポイントが効率よく貯まる

PayPay後払いを利用すると、PayPay残高での支払いに比べてポイント還元率が高く設定されています。具体的にはPayPayポイントの基本付与率が2倍となり、効率的にポイントを貯められる仕様です。

また、利用状況に応じて翌月の還元率がアップする「PayPayステップ」の対象にもなり、条件を達成すれば多くのポイントを獲得できます。貯まったポイントはPayPayアプリの支払いに充てられるため、買い物にかかる費用を削減できる点もメリットです。

年会費が無料

PayPay後払いは年会費が永年無料で提供されているため、余計なコストを気にせず気軽にサービスを利用できます。年会費無料でありながら、高いポイント還元率・便利な後払い機能を備えているため、コストパフォーマンスに優れたサービスです。

申し込みから審査・利用開始までがスマホ1台でスムーズに進み、最短7分で手続きが完了する点も魅力です。また、PayPayカードはナンバーレスデザインを採用しており、セキュリティ面でも安心して利用できます。年会費無料で多くのメリットを享受できるPayPay後払いは、多くのユーザーにとって魅力的な選択肢です。

ポイント還元率が高い

PayPayカードは、利用金額200円(税込)ごとに最大1.5%のPayPayポイントが付与される高い還元率を誇ります。特に、Yahoo!ショッピングやLOHACOでの利用時には、以下のように合計で最大5%のポイント還元が受けられます。

  • PayPayカード特典:1%
  • Yahoo!ショッピング・LOHACOでPayPayカード払い:3%
  • ストアポイント:1%

高いポイント還元率は、オンラインショッピングを頻繁に利用するユーザーには大きなメリットです。PayPay後払いとPayPayカードを併用すれば、効率的にポイントを貯められてお得なキャッシュレス生活を実現できます。

PayPay後払いのデメリット

PayPay後払い(現在はPayPayクレジット)は便利なサービスですが、利用に際して以下のデメリットがあります。

  • PayPayカードの発行が必須である
  • リボ払いの場合は手数料がかかる
  • 利用店舗が制限されている

上記のデメリットに対しては、事前に対策を講じておきましょう。

PayPayカードの発行が必須である

PayPay後払いを利用するためには、PayPayカードの発行が必要である点がデメリットです。他社のクレジットカードでは利用できないため、PayPayカードを新たに発行する手間がかかります。

PayPayカードを申し込むと、バーチャルカードとプラスチック製カードの2種類が用意されます。PayPayカードの発行には審査があり、審査結果によっては利用できない場合もあるため、注意が必要です。また、バーチャルカードは即日発行が可能ですが、プラスチック製カードは手元に届くまでに1週間程度の時間がかかります。

リボ払いの場合は手数料がかかる

PayPay後払いの支払い方法としてリボ払いを選択すると、手数料が発生する点がデメリットです。具体的には、実質年率18.0%の手数料が適用され、毎月の支払い金額に対して月1.5%の手数料が加算されます。例えば、10万円の利用残高がある場合、月々の手数料は約1,500円です。

リボ払いは毎月の支払い額を一定に保てますが、長期的には手数料負担が増えて総支払い額が大きくなる可能性があります。そのため、利用時には手数料の発生を十分に考慮して計画的な利用を心掛けましょう。

利用店舗が制限されている

PayPay後払いはPayPay加盟店でのみが対象で、加盟店以外の店舗・サービスでは利用できない点がデメリットです。特に、オンラインショッピング・一部の専門店ではPayPayが未対応の場合もあり、買い物の幅が限定されてしまいます。

また、加盟店であっても、特定の支払い方法・商品に対してPayPay後払いが利用できないケースも考えられます。利用前に、対象店舗・サービスがPayPay後払いに対応しているかを確認しておきましょう。

PayPay後払いの利用手順

PayPay後払いを利用するためには、以下の手順で進める必要があります。

  1. PayPayカードの申し込みサイトにアクセスする
  2. 「Yahoo! JAPAN ID」でログインして必要情報を入力する
  3. 申し込み後に審査結果のメールが届く
  4. 「Yahoo! JAPAN ID」をPayPayアプリに連携する
  5. PayPayアプリにPayPayカードを登録する

上記の手順を参考に、PayPay後払いの手続きをスムーズに進めましょう。

①PayPayカードの申し込みサイトにアクセスする

まず、スマートフォンからPayPayカードの公式サイトにアクセスします。公式サイト内の「カードお申し込み」ボタンをタップし、申し込み手続きに進みましょう。

なお、PayPayカードの申し込みはスマートフォンのみに対応しており、PCなど他のデジタルデバイスでは手続きができません。申し込みは24時間365日対応しているため、時間に縛られず、スキマ時間にいつでも手続きができます。

②「Yahoo! JAPAN ID」でログインして必要情報を入力する

申し込みページに移動したら、「Yahoo! JAPAN ID」でのログインを求められます。「Yahoo! JAPAN ID」をもっていない場合は、新規に取得してから手続きに進む必要があります。

「Yahoo! JAPAN ID」でログイン後、氏名・住所・連絡先・職業・年収などの必要事項を正確に入力しましょう。また、利用料金の引き落とし口座登録も申し込み手続きの段階で行います。事前に運転免許証・キャッシュカードなどの必要書類を準備しておくと、手続きがスムーズに進みます。

③申し込み後に審査結果のメールが届く

必要情報の入力と確認が完了すると審査が開始されます。審査は最短2分で完了し、結果は登録したメールアドレスに通知される流れです。ただし、21時30分から翌10時までの申し込みは翌日12時以降の審査となるため、時間帯によっては結果通知が遅れる場合があります。

審査に通過するとバーチャルカードが即時発行され、オンラインでの買い物にすぐ利用が可能です。プラスチック製のカードは、申し込みから約1週間で自宅に郵送されます。

④「Yahoo! JAPAN ID」をPayPayアプリに連携する

PayPay後払いを利用するためには、「Yahoo! JAPAN ID」とPayPayアカウントの連携が必要です。具体的には、以下の手順で「Yahoo! JAPAN ID」をPayPayアプリに連携させます。

  • PayPayアプリのホーム画面から「アカウント」を選択
  • 「外部サービス連携」内の「Yahoo! JAPAN ID 連携する」をタップ
  • 画面で表示される指示に従ってログイン情報を入力し、連携を完了

「Yahoo! JAPAN ID」との連携を完了させると、PayPayアプリ内に「PayPayクレジット」ボタンが表示されます。

⑤PayPayアプリにPayPayカードを登録する

最後に、PayPayカードを以下の手順でPayPayアプリに登録します。

  • アプリのホーム画面で「PayPayカード」を選択
  • SMS認証を済ませると自動でPayPayカードが登録される

上記の手順後にPayPay後払いを利用した支払いが可能となり、ポイント還元などの特典も受けられます。なお、複数のPayPayカードを所持している場合、いずれか1枚を登録すると全てのカードがアプリに登録される仕組みです。

PayPay後払いの返済方法

PayPay後払いの返済方法については、主に以下の方法が存在します。

  • 通常はPayPayカードの利用料金とともに翌月27日に口座から引き落とされる
  • 口座引き落としができなかった場合は振込依頼書で銀行・コンビニで支払う
  • 銀行振込による繰り上げ返済も可能
  • 請求書払いの場合はリボ払い・分割払いが可能

基本はPayPayカードから利用料金を支払う形ですが、状況によって銀行振込・分割払いなどが可能です。

通常はPayPayカードの利用料金とともに翌月27日に口座から引き落とされる

PayPay後払いの利用代金は他のPayPayカードの利用分と合わせて、翌月27日に銀行口座から自動的に引き落とされます。基本的に銀行などで手続きを進める必要がないため、利用者は支払いの手間を省けます。

ただし、引き落とし日に口座残高が不足していると支払い遅延となり、遅延損害金が発生するため注意してください。よって、引き落とし日前日までに十分な残高を確保しておきましょう。利用明細はアプリとウェブ上の会員メニューから確認できるため、事前に請求額をチェックして口座残高を確認しておくと安心です。

口座引き落としができなかった場合は振込依頼書で銀行・コンビニで支払う

口座残高が不足していて引き落としができなかった場合、PayPayカードから支払いを促す通知・督促状が送付されます。通知・督促状と一緒に振込依頼書が同封されているため、指定の銀行・コンビニで引き落としできなかった分の支払いが可能です。

支払いが遅れると、遅延損害金が発生するだけでなく信用情報にも影響を及ぼす可能性があるので注意しましょう。ちなみに、PayPayカードから再度の引き落としは行われないため、利用者自身で支払い手続きを行う必要があります。

銀行振込による繰り上げ返済も可能

PayPay後払いの利用残高は、銀行振込を通じて繰り上げ返済が可能です。繰り上げ返済を希望する場合、まずPayPayカードのカスタマーサポートに連絡して振込先口座・必要な金額の案内を受け取ります。その後、指定された口座に所定の金額を振り込んで繰り上げ返済が完了します。

繰り上げ返済を行えば、PayPayカードの利用可能枠を早期に回復させられますが、振込手数料は利用者の負担です。また、振込の受付時間や反映までの期間が指定されている場合があるため、事前に確認しておきましょう。詳細な手続き方法や注意点については、PayPayカードの公式サイトで確認してください。

請求書払いの場合はリボ払い・分割払いが可能

PayPay後払いで請求書払いを行う場合、リボ払い・分割払いの選択が可能です。リボ払いとは利用金額・件数にかかわらず毎月一定の金額を支払う方式で、月々の支払い負担を軽減できるメリットがあります。

ただし、リボ払いには実質年率18%の手数料が発生するため、総支払い額が増加する点に注意が必要です。分割払いについては支払い回数に応じて実質年率12.19%〜14.60%の手数料が発生します。

リボ払いの設定や変更は、PayPayアプリ・ウェブ上の会員メニューから手続きが可能です。利用前に手数料率・支払いシミュレーションを確認し、計画的な利用を心掛けましょう。

PayPay後払いの支払いに遅れたらどうなる?

PayPay後払いの支払いが遅れた場合、以下の影響が考えられます。

  • PayPay後払いが利用停止になる
  • 滞納し続けると年率14.6%の遅延損害金が発生する
  • 3か月以上滞納するとブラックリストにのる
  • 家族・勤務先に滞納の事実がばれる可能性がある

上記のように多くのデメリットがあるため、PayPay後払いの支払いは必ず期日に間に合わせましょう。

PayPay後払いが利用停止になる

支払い期日を過ぎると、まず新規のPayPay後払い利用が一時的に停止されます。PayPay後払いの利用停止は未払い分の清算が確認されるまで継続されるため、早期に支払いを済ませましょう。

未払い額を支払えば利用停止は解除されますが、支払い確認のために数日間、PayPay後払いを利用できない可能性があります。そのため、期日内の支払いを心掛けて利用停止にならないようにしましょう。

滞納し続けると年率14.6%の遅延損害金が発生する

PayPay後払いの支払いが遅れると、翌日から年率14.6%の遅延損害金が発生します。遅延損害金は延滞日数に応じて変わる仕組みになっており、具体的には以下の計算式で算出できます。

  • 遅延損害金=延滞額×遅延損害金の年率÷365日×延滞日数

例えば、10万円の未払いが30日間続いた場合、以下のように1200円の遅延損害金が加算される仕組みです。

  • 遅延損害金=10万円×14.6%÷365日×30=1,200円

滞納期間が長引くほど遅延損害金の負担が増大するため、早急に未払い金を支払いましょう。遅延損害金は日割りで計算されるため、1日でも早く支払えば余計な費用を抑えられます

3か月以上滞納するとブラックリストにのる

PayPay後払いは支払い遅延が61日以上または3か月以上続くと、信用情報機関に「延滞情報」として登録される点がデメリットです。上記の状態は「ブラックリストにのる」と表現され、信用力の低下からクレジットカード・ローンの審査に落ちる可能性が高くなります。

一度ブラックリストにのってしまうと、履歴が消去されるまでに5年〜10年と長い期間がかかります。信用情報の回復には長い時間がかかるため、ブラックリストにのるような長期の滞納は避けましょう。

家族・勤務先に滞納の事実がばれる可能性がある

滞納が長期間続くと督促状が自宅に送付されたり、電話での催促が行われたりするケースがあります。利用者本人と連絡が取れない場合は勤務先に連絡が入る可能性もあり、家族・職場に滞納の事実が知られてしまう点がデメリットです。

周囲に滞納の事実を知られれば、利用者の社会的信用を低下させて人間関係にも悪影響を与えます。支払い遅延は個人の信用問題だけでなく周囲にも影響を与える可能性があるため、早期に清算してください。

PayPay後払いを滞納した場合の支払い方法は指定口座への振込のみ

PayPay後払いの支払いが遅延した場合、再度の自動引き落としは行われません。そのため、利用者自身で指定された銀行口座への振込を行う必要があります。

具体的な振込先情報・滞納金額は、PayPayの自動音声専用ダイヤル(0570-09-8181)で確認できます。遅延損害金が発生している場合は支払いが遅れるほど負担が増えていくため、速やかに清算しましょう。

なお、滞納した金額を支払う際に発生する振込手数料は利用者の負担となります。支払いが遅れるとサービスの利用停止・信用情報への影響などのリスクもあるため、早急に指定口座への振込を完了させてください。

個人事業主・フリーランスの場合はPayPay後払い以外に請求書カード払いもおすすめ

個人事業主・フリーランスの場合は、PayPay後払い以外に請求書カード払いもおすすめです。PayPay後払いは便利な決済手段ですが、請求書の支払いには一部のものしか対応していません。そのため、事業で発生する請求書の支払いをクレジットカードで行いたい場合は「請求書カード払い」を利用しましょう。

請求書カード払いは、振込情報を登録して請求書をカード決済すれば、サービス提供会社が代行して取引先に請求金額を支払ってくれます。請求書カード払いを利用すれば、請求書の支払いを通常の期日よりも先延ばしにできるため、資金繰りを改善しやすい点がメリットです。また、複数の請求書をクレジットカード決済に一元化でき、支払い管理がしやすくなるメリットもあります。

借入ではないため信用情報に影響を与えず、新規のクレジットカード・ローン審査に影響しないのも大きな魅力です。請求書の支払い期日を延ばして資金繰りを改善させたい場合は、積極的に請求書カード払いサービスを利用しましょう。

なお、請求書カード払いでおすすめのサービスは60秒で手続きが完了し、即日利用可能な「支払い.com」です。支払い.com」では、リーズナブルな手数料で銀行振込・請求書の支払いを最大60日間延長でき、手元の資金を有効に活用できます。クレジットカードさえあれば審査・書類提出が不要で利用でき、オンライン上で簡単に手続きが完了する点も魅力です。

支払い.com」は大手クレジットカード会社のクレディセゾンが運営しており、ユーザーからの評判もよく信頼性の高いサービスです。手数料は一律4%で、法人用・個人用のクレジットカードのどちらでも利用できます。「支払い.com」を活用して、個人事業主・フリーランスの資金繰り改善・経費管理効率化を図りましょう。

PayPay後払いに関するよくある質問

PayPay後払いに関するよくある質問として、以下の3つがあげられます。

  • PayPay後払いの支払い・精算方法を変更したいけどどうすればいい?
  • PayPay後払いの料金はリボ変更できる?
  • PayPay後払いはいつ支払いがある?

PayPay後払いに関して疑問点がある場合は、上記質問への回答を参考にしてください。

PayPay後払いの支払い・精算方法を変更したいけどどうすればいい?

PayPay後払いの支払い・精算方法は、基本的にPayPayカードからの引き落としのみで変更はできません。ただし、先述のとおり、請求書払いをPayPay後払いで行う場合はリボ払い・分割払いの変更が可能です。具体的には、請求書払いの決済画面でリボ払い・分割払いを選択できるようになっています。

PayPay後払いの料金はリボ変更できる?

PayPay後払いの利用分を、後からリボ払いに変更はできません。しかし、PayPay後払いでリボ払いを選択した場合、毎月の支払い金額を後から変更するのは可能です。

具体的には、PayPayカードの会員メニューもしくはPayPayアプリからリボ払いの設定を行い、月々の支払い額を調整できます。具体的なリボ払い金額の変更手順は、以下のとおりです。

  • 会員メニューの「管理」→「支払い金額調整(リボ管理)」の順でアクセス
  • 「リボお支払コースの変更」をタップ
  • 変更したい支払いコースの金額を入力
  • 内容を確認して「変更する」をタップ

なお、リボ払いの支払いコースは、1日1回までの変更となっています。

PayPay後払いはいつ支払いがある?

PayPay後払いの利用金額はPayPayカードの料金と一緒に決済され、月末締めで翌月27日に銀行口座から引き落とされます。例えば、1月1日から1月31日までの利用分は、2月27日に引き落とされるスケジュールです。請求金額の確定は毎月20日頃に行われ、確定後にメール・プッシュ通知などでお知らせが届きます。

支払い口座の残高が不足していると引き落としができず、遅延損害金が発生する可能性がありますので注意しましょう。詳細なスケジュールや請求内容は、PayPayカードの会員メニューやアプリ内で確認できます。 

PayPay後払いで支払い期日を延ばして返済トラブルを防ごう

PayPay後払いはスマホ決済アプリ「PayPay」で利用できる後払い機能で、利用料金は翌月27日に口座引き落としされます。PayPay後払いには、利用額に応じたポイント還元・年会費無料など多くのメリットがあります。一方で、PayPay後払いで利用した金額の支払いが遅延すると利用停止・遅延損害金などの罰則が科されるため、注意が必要です。

また、後からリボ払いへの変更はできませんが、設定済みの支払い額を調整するのは可能です。PayPay後払いで日々の支出にかかる支払い期日を延ばし、資金繰りを改善して返済トラブルを防ぎましょう。

なお、個人事業主・フリーランスの取引先に対する請求書の支払いには、請求書カード払いサービス「支払い.com」の利用がおすすめです。クレジットカードがあれば審査・書類提出などの手続きがなく、すぐにサービスを利用できます。

最大60日間期日を延長できるため、PayPay後払いよりも長く支払いを先延ばしできる点も魅力です。請求書カード払いを利用する際は、ユーザーからの評価も高い「支払い.com」を利用しましょう。