急なトラブルで入金が遅れ、手持ちの資金が足りず危機に陥る企業・個人事業主はたくさんいます。資金繰りが危機のとき、支払いを先延ばしにして資金繰りを改善できるのが請求書カード払いです。請求書カード払いを利用すると、40日~60日ほど支払いを先延ばしにできます。

今回の記事では、請求書カード払いの仕組み・メリット・デメリットなどをまとめました。くわえて、おすすめの請求書カード払いサービスを9つ紹介します。

請求書カード払いサービスは、登録するだけなら費用も維持費もかかりません。いざというときのために、請求書カード払いを上手に活用するポイントを押さえておきましょう。

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請求書カード払いとは

請求書カード払いとは、クレジットカードの仕組みを利用して支払いを先延ばせるサービスです。請求書の支払期日から、さらに40日~60日ほど先延ばしにできます。

大手カード会社が運営しているサービスが多いため、信頼性・安全性が高く安心です。B to B取引をしている事業者間でも、請求側の特別な手続きなしに支払い側は請求書カード払いを利用できます。

手持ち資金が少なくて急な支払いに追われているとき、請求書カード払いを利用すれば資金繰りを改善できます。

請求書カード払いの仕組みを理解しよう

請求書カード払いは、手持ちのクレジットカードで決済して請求書カード払い事業者に後日、請求額と手数料の支払いをする仕組みです。請求書の金額を請求書カード払い事業者が代わりに支払い、40日~60日後に請求金額と手数料がクレジットカード決済で利用者の口座から引き落とされます。

請求書カード払いの仕組みを理解して、上手に活用すれば資金繰りが改善します。

  • 請求書カード払いの手数料相場
  • 支払いを先延ばしできる期間

上記2つのポイントについてわかりやすく解説します。

請求書カード払いの手数料相場

請求書カード払いの手数料は、一般的に3%~4%に設定されており各社にあまり開きはありません。以下の表に手数料をまとめました。

サービス名 手数料
支払い.com 4%
INVOYカード払い 3%
labolカード払い 3%~3.5%
請求書支払い代行サービス 3%

請求書カード払いは手数料が安く設定されているため、負担が少なく利益を圧迫しません。たとえば、飲食店の平均利益率は8.6%なので、請求書カード払いを利用しても利益をしっかりと残せます。

請求書カード払いでは支払いが先延ばしできるため、資金繰り改善に役立ちます。利益を圧迫しない範囲で積極的に活用しましょう。

支払いを先延ばしできる期間

支払いを先延ばしできる期間は、請求書カード払いサービスによって異なります一般的には40日~60日に設定されていることが多いです。

中には110日という長期のサービスもありますが、分割払いになっており途中で一部の金額を支払わなければなりません。以下が各サービスの先延ばしができる期間です。

サービス名 先延ばし期間
支払い.com 最長60日
INVOYカード払い 最長60日
labolカード払い 最長60日
請求書支払い代行サービス 最長40日

先延ばしができる期間は資金繰りの改善に大きな影響があるため、できるだけ長めのサービスを選びましょう。先延ばしできる期間と手数料の間に、特に相関関係はありませんでした。期間が長いからといって、手数料が高くなることはありません。

請求書カード払いとほかの決済方法が違うポイント

請求書カード払いが、ほかの決済方法と違う点を解説します。比較する決済方法は以下の通りです。

  • 請求書払い
  • B to Bクレジットカード決済
  • 口座振替

なお、請求書カード払いで支払いが先延ばしできる点は、どの支払い方法とも異なります。それぞれの違いを押さえ、どの支払い方法が自分に最適か検討しましょう。

請求書払いとの違い

請求書払いと請求書カード払いの違いは以下の2つです。

  • 決済が可能な時間帯
  • 手数料

請求書払いは一般的に銀行振込を利用します。そのため、銀行の取引時間内での決済に限定されます。一方、請求書カード払いはいつでも決済が可能です。

請求書払いは振込手数料が必要ですが、請求書カード払いは3%~4%の手数料が必要です。手数料で比較するなら、請求書払いの方がリーズナブルになります。

B to Bクレジットカード決済との違い

B to Bクレジットカード決済と請求書カード払いの大きな違いは、支払い側・請求側どちらの契約なのかということです。

B to Bクレジットカード決済の仕組みは、店舗やオンラインショップでのクレジットカード決済とほぼ一緒です。請求側がクレジットカード会社と契約し、手数料を負担します。一方、請求書カード払いは支払い側が請求書カード払い事業者と契約して手数料を負担します。

なお、請求書カード払いの請求側は請求書を従来通り支払い側に送付するため、クレジットカード決済に対応する必要はありません。

手数料はB to Bクレジットカード決済の方がややリーズナブルです。ただし、B to Bクレジットカード決済は支払期日の先延ばしはできません。

口座振替との違い

口座振替と請求書カード払いの違いは以下の2つです。

  • 支払い作業の有無
  • 手数料

口座振替とは、毎月の取引の支払いを口座から自動的に引き落とす仕組みです。定期的かつ継続的に取引している場合、支払い側・請求側双方にとってメリットがあります。

自動的に毎月の支払いができるので、支払い側に支払いのための作業は発生しません。一方、請求書カード払いは請求先を指定して支払い作業をする必要があります。

また、口座振替の方が請求書カード払いより手数料がリーズナブルに設定されています。

支払い側の請求書カード払いのメリット6選

請求書カード払いで、支払い側のメリットを6つ紹介します。

  • 支払いを先延ばしして資金繰り改善
  • 審査や手続きが簡単でスピーディー
  • 手数料がリーズナブル
  • 取引先がカード決済非対応でも利用できる
  • カード決済で支払いを一元化
  • カード払いのポイントがたまる

請求書カード払いのメリットを理解し、上手に活用しましょう。

支払いを先延ばしして資金繰り改善

急なトラブルや支払いが重なって一時的に資金繰りに困ったとき、請求書カード払いを利用すれば支払いを先延ばしにできます

一般的な請求書カード払いでは、支払いを40日~60日先延ばし可能です。ただし、長期的な資金不足の場合は請求書カード払い以外の対策が求められます。また、請求額以上の資金を請求書カード払いは確保できないので注意しましょう。

請求書カード払いを利用しつつ、資金繰りを改善するためのポイントは以下の通りです。

  • 売上を上げる
  • コストを削減して利益率を上げる
  • 利益に貢献しない事業からの撤退
  • ファクタリングで売掛債権を現金化

請求書カード払いを活用するとともに、上記の資金繰り改善策も検討しましょう。

審査や手続きが簡単でスピーディー

請求書カード払いは、登録に審査が不要で手続きが簡単なため手軽に利用できます。運営会社は大手カード会社や系列会社が多いので、信頼性が高いのもメリットです。

資金調達で融資を利用する場合、審査・手続き・必要書類が煩雑で時間もかかります。また、即日資金調達可能な手形割引やファクタリングでも審査通過が必須です。

しかし、請求書カード払いなら早ければ10分もかからずに登録が完了します。ただし、請求書カード払い事業者から請求側への入金タイミングはサービスごとに異なります。即日~5営業日以内と幅があるので注意しましょう。

手数料がリーズナブル

請求書カード払いは、手数料が3%~4%ととてもリーズナブルです。たとえば、ファクタリングの場合は10%以上の手数料がかかることも珍しくありません。ほかにも、手形割引なら2.5%~15%の手数料が相場です。

資金繰り改善のためには、利益を圧迫しにくい請求書カード払いを最初に検討しましょう。

取引先がクレジットカード決済非対応でも利用できる

請求書カード払いは、取引先がクレジットカード決済に対応していなくても利用できます

取引先を選ばないので、ほぼすべての請求書払いに請求書カード払いは利用できます。ただし、自動的に引き落とされる口座振替には利用できませんので注意してください。

請求書払いの金額をチェックし、計画的に請求書カード払いを利用しましょう。

カード決済で支払いを一元化

請求書カード払いを利用すれば、決済をクレジットカードに一元化して支払い管理を効率化できます。現金の管理が煩わしい人や、お金の出し入れに時間と手間をかけたくない人におすすめです。

また、現金を持ち歩かなくてよいので盗難・紛失リスクも減らせます。効率化によってコストダウンできれば、請求書カード払いの手数料を差し引いてもプラスになる可能性があります。

カード払いのポイントがたまる

請求書カード払いは手持ちのクレジットカードを使うため、カード会社に設定されているポイント還元率がそのまま適用されます。

一般的なクレジットカードのポイント還元率は平均0.5%ですが、高還元率なクレジットカードだと1%~1.25%にもなります。還元率の高いクレジットカードを利用すれば、請求書カード払いの手数料の一部を相殺可能です。

たとえば、還元率が1%で手数料が3%なら実質的な負担は支払額の2%ですみます。よりリーズナブルに請求書カード払いを利用するため、高還元率クレジットカードの契約を検討しましょう。

支払い側の請求書カード払いのデメリット

支払い側が請求書カード払いを利用するデメリットについて解説します。

  • カードの利用限度額を超えた決済は不可
  • 個人事業主は請求書カード払いを利用できないケースが多い

前もってデメリットを押さえ、トラブルや問題の発生を防ぎましょう。

カードの利用限度額を超えた決済は不可

請求書カード払いは、クレジットカードの利用限度額を超えた決済はできません

利用限度額は与信枠とも呼ばれ、クレジットカードで支払える上限金額のことです。すべてのクレジットカードは、割賦販売法によって限度額の設定が義務づけられています。理由は、クレジットカードの支払い能力以上の利用を防ぐためです。

利用実績・返済実績から優良会員と判断されると、自動的に限度額が増加される可能性があります。請求書カード払いを利用するなら、クレジットカードの利用限度額を前もってチェックしておきましょう。

個人事業主は請求書カード払いを利用できないことも

請求書カード払いの中には、個人事業主が利用できないサービスもあります

多くの請求書カード払い事業者は、法人・個人事業主に対応しています。しかし、法人専用のサービスもありますので事前に確認しましょう。

請求側が請求書カード払いで支払ってもらうメリットはある?

支払い側が請求書カード払いで支払ってもらうメリットは、代金を確実に回収できることです。一方、決済期日・請求業務は変わらないためデメリットは特にありません。

請求側が資金繰りに困った場合は、請求書を現金に換えられるファクタリングがおすすめです。ファクタリングを利用すれば、支払期日が60日先の請求書でも即日現金化できます。また、請求書だけでなく注文書を現金化できる注文書ファクタリングも検討しましょう。

請求側が資金繰りを改善できるファクタリングとは?

ファクタリングとは、支払期日前に売掛債権をファクタリング会社に売却して資金を調達できるサービスです。ファクタリングの利用には2%~15%ほどの手数料がかかります。

オンライン完結型のファクタリングなら、以下のようなメリットが得られます

  • 面談が不要
  • 地方からでも利用可能
  • 必要書類が少ない
  • 手数料が安い

一般的には請求書を売却しますが、注文書を現金化できる注文書ファクタリングもあります。個人事業主に対応しているファクタリングサービスも多いので、資金繰りに困ったときは利用を検討しましょう。

ファクタリングを利用するメリット

ファクタリングを利用するメリットは以下の通りです。

  1. 借入しなくても資金調達できる
  2. 信用情報に影響しない
  3. 即日入金のファクタリングサービスが多い
  4. 利用を売掛先に知られない
  5. 売掛先が倒産しても弁済は不要
  6. 経営状態が悪い・税金を滞納しているなどの場合も利用可能

ファクタリングは売掛債権の売却であり借入ではありません。そのため、信用情報に影響せず将来的に融資を申し込む予定でも安心です。

オンラインファクタリングなら、数時間~即日で資金調達できるサービスも多くあります。ファクタリングの利用は、2社間ファクタリングなら取引先に知られず安心です。なお、ファクタリングの特徴として、ファクタリング会社に売却した売掛債権は売掛先が倒産しても弁済義務はありません。

ファクタリングでは主に売掛先の信用力を調査します。そのため、利用者の経営状態が悪かったり税金を滞納していたりしても審査に通過可能です。

ファクタリングを利用し、資金繰りを改善して経営状態を立て直しましょう。

請求カード払いを提供しているおすすめサービス9選!

請求書カード払いを提供しているおすすめサービスを9つ紹介します。

  • JCB請求書カード払い
  • 支払い.com
  • BlueBank
  • 請求書支払い代行サービス
  • DGFT請求書カード払い
  • INVOYカード払い
  • labolカード払い
  • 1click後払い
  • オクラス

先延ばし期間や手数料などをチェックし、自社に向いた請求書カード払いを選びましょう。

JCB請求書カード払い

支払延長期間 最長40日
手数料 2.98%(キャンペーン中1.98%)
入金タイミング -
サービス対象 法人
運営元 ・株式会社ジェーシービー(JCB)

 

・株式会社デジタルガレージ

公式サイト https://www.jcb.co.jp/promotion/corporate/jcb-invoice/

JCB請求書カード払いは、業界最安水準の手数料2.98%を実現した請求書カード払いサービスです。日本を代表するクレジットカード会社JCBと、IT大手のデジタルガレージが共同で運営しています。

3Dセキュア・2段階認証で強固なセキュリティを誇り、安心してサービスを利用できます。登録料無料で手続きが簡単なため、だれでも手軽にJCB請求書カード払いを利用可能です。

一時的な資金繰り悪化・支払い業務削減・コスト削減などは、JCB請求書カード払いを利用して解決しましょう。

支払い.com

支払延長期間 最長53日
手数料 4%
入金タイミング 最短即日
サービス対象 法人・個人事業主
運営元 ・株式会社クレディセゾン(セゾンカード)

 

・株式会社UPSIDER

公式サイト https://shi-harai.com/

支払い.comは国内トップクラスのクレジットカード会社クレディセゾンと、フィンテック企業UPSIDERが提供する請求書カード払いサービスです。

期限の迫った請求書も、支払いまで最長60日の猶予をプラスできます。利用に必要なのは手持ちのクレジットカードだけで、審査や書類は不要です。

振込名義は自由に指定できるので、自分の名前で振込ができて支払先に利用を知られません。支払い.comは、オンラインで簡単にユーザー登録して即日利用が可能です。

急な資金が必要なら、支払い.comの利用がおすすめです。

BlueBank

支払延長期間 最長110日(1回~3回払い)
手数料 3.5%~6.8%
入金タイミング 最短即日
サービス対象 法人
運営元 Scheeme株式会社
公式サイト https://bluebank.app/

BlueBankは、請求書カード払いをスマートフォンの専用アプリで行えるサービスです。最長110日の先延ばしが可能で、資金繰りに合わせて分割回数を選択できます。

アプリの登録完了後に、支払いたい請求書をスマートフォンで撮影してアップロードするだけです。PDFなどのファイル形式にも対応しており、スムーズに請求書カード払いを利用できます。

支払期間をできるだけ延長したいなら、BlueBankは最適な請求書カード払いサービスです。

請求書支払い代行サービス

支払延長期間 最長40日
手数料 3%
入金タイミング 5営業日
サービス対象 法人・個人事業主
運営元 ・三井住友カード株式会社

 

・NTTコムウェア株式会社

公式サイト https://www.smbc-card.com/camp/shiharaidaiko/

請求書支払い代行サービスは、銀行系クレジットカード会社である三井住友カードとNTTコムウェアが提供する請求書カード払いサービスです。

クレジットカードの利用限度額内であれば、審査不要ですぐに利用できます。業界最安水準の手数料で、利益を圧迫せずに資金繰りの改善が可能です。

三井住友カードを持っている人なら、審査なしで最短当日中に利用を開始できます。国内発行のVISA・Mastercardブランドのクレジットカードに対応しています。

信頼性・安定性を請求書カード払いに求めるなら、三井住友カードが提供する請求書支払い代行サービスがおすすめです。

DGFT請求書カード払い

支払延長期間 最長60日
手数料 4%
入金タイミング 最短即日
サービス対象 法人(個人事業主向けサービスは準備中)
運営元 ・株式会社デジタルガレージ
公式サイト https://lp.dginvoice.jp/

DGFT請求書カード払いは、借入なしで支払いを先延ばしして中小企業の資金繰りを解決する請求書カード払いサービスです。年間取扱高4.4兆円の決済代行事業を運営するデジタルガレージが提供しており、信頼性がとても高いことが特徴です。

支払期日を実質的に60日先延ばしできるため、急なキャッシュフロー悪化時の資金繰り改善に役立ちます。利用者専用マイページでは、クレジットカードの支払い対象となる取引先・請求書の登録や振込状況の確認が可能です。

大手企業が提供する安心感を求めるなら、DGFT請求書カード払いの利用を検討しましょう。

INVOYカード払い

支払延長期間 最長60日
手数料 3%
入金タイミング 3営業日以内
サービス対象 法人・個人事業主
運営元 ・FINUX株式会社

 

・ライフカード株式会社

公式サイト https://go.invoy.jp/

INVOYカード払いは、請求書の支払い以外にもさまざまな用途に利用できる請求書カード払いサービスです。

請求書のほかに人件費・家賃・光熱費などの支払いにも利用できます。クレジットカード情報の盗用を防ぐため、本人認証サービスを導入しており安心のセキュリティです。

請求元の取引先情報を登録してクレジットカード決済すれば、3営業日以内にINVOYカード払いから取引先に支払いが実行されます。また、法人だけでなく個人事業主でも利用できる請求書カード払いサービスです。

手数料が安く設定されているため、リーズナブルに請求書カード払いを利用したい個人事業主に向いています。

labolカード払い

支払延長期間 最長60日
手数料 3~3.5%
入金タイミング 最短60分
サービス対象 法人・個人事業主・フリーランス
運営元 ・株式会社ラボル

 

・株式会社オリエントコーポレーション

公式サイト https://labol.co.jp/lp/bpsp

labolカード払いは、家賃・経費・オンラインショッピングの支払いなどに使える請求書カード払いサービスです。

法人以外に個人事業主・フリーランスにも対応しており、幅広い利用目的でlabolカード払いは活用できます。最短60分で指定する口座に振り込まれるため、急ぎの支払いでも安心して利用できます。

クレジットカードの利用限度額内であれば上限はありません。資金繰りに困った個人事業主・フリーランスに、labolカード払いはイチオシのサービスです。

1click後払い

支払延長期間 最長60日
手数料 3.8%
入金タイミング 5営業日以内
サービス対象 法人・個人事業主
運営元 ・株式会社ROBOT PAYMENT
公式サイト https://www.robotpayment.co.jp/service/1click_atobarai/

1click後払いは、法人・個人事業主のどちらにも対応した請求書カード払いサービスです。

東証グロース上場のROBOT PAYMENTが運営するサービスで、安心・安全な利用が可能です。1click後払いは、銀行融資・ファクタリング・でんさい・国民金融国庫などより手間なく簡単に登録できます。

クレジットカードさえあれば、書類・審査・担保などすべて必要ありません。決済代行事業20年以上の実績があるROBOT PAYMENTの1click後払いは、信頼と実績に裏打ちされた請求書カード払いです。

オクラス

支払延長期間 最長53日
手数料 5.5%
入金タイミング 最短即日
サービス対象 法人・個人事業主
運営元 株式会社Payment Technology
公式サイト https://tadadeseikyushocloud-hayameru-okurasu.jp/okurasu/

オクラスは、最大53日間の支払い先延ばしができる請求書カード払いサービスです。

運営会社であるPayment Technologyは、「情報とテクノロジーの力で人々を幸せに」を掲げて創業しました。オクラスはさまざまな事業の資金繰り改善をしっかりとサポートします。利用方法が非常に簡単で、登録して請求書をアップロードするだけです。

Payment Technologyはオクラスのほかに、ハヤメルという請求書ファクタリングサービスも提供しています。請求側で資金繰りに困ったときにも、利用を検討したいサービスです。

請求書カード払いの決済の流れ

請求書カード払いの決済の流れは以下の通りです。

  1. 請求書カード払いサービスの利用登録
  2. 振込先の口座を指定してクレジット決済
  3. サービス事業者が取引先に入金
  4. 支払金額と手数料が引き落とされる

請求書カード払いは、請求書カード払い事業者との取引です。請求書カード払い事業者が利用者に代わって取引先口座に請求金額を振り込み、そのあとに支払った代金と手数料を利用者のクレジットカードから引き落とします。

一連の流れについてわかりやすく解説します。

請求書カード払いサービスの利用登録

請求書カード払い事業者の公式サイトから、まずは利用登録をしましょう。

アカウントは、メールアドレスだけで作成できるのが一般的です。そのほかに、クレジットカード情報・取引先登録・振込名義などを設定しますが、サービスによって入力項目は異なります。

また、請求書カード払いへの利用登録には費用がかかりません。サービス登録後は、個別に請求書の支払いを申請して決済しましょう。

振込先の口座を指定してクレジットカード決済

公式サイトから利用登録したら、請求書カード払いの申請を行いましょう

取引先の振込口座を指定し、振込金額を入力してください。このときに、手持ちのクレジットカードで決済を行います。

相手への入金タイミングは、請求書カード払いサービスによって異なります。最短60分~5営業日以内のタイミングが一般的ですが、急ぐなら事前に入金タイミングをチェックしておきましょう。

サービス事業者が取引先に入金

請求書カード払い事業者が取引先に支払いを代行し、指定された銀行口座に振込が実施されます。振込名義は自由に設定できるので、請求書カード払いの利用は取引先に知られません。

振込日は申請の当日~5営業日以内など、請求書カード払いサービスによってタイミングが異なります。入金タイミングをあらかじめチェックしておき、支払期日に間に合うように請求書カード払いを利用しましょう。

支払金額と手数料が引き落とされる

請求書カード払い事業者は、代行して振り込んだ金額と手数料を利用者のクレジットカード会社から回収します。先延ばしされる期間は、請求書カード払いサービスによって異なるので注意しましょう。

請求額と手数料はクレジットカードで決済され、銀行口座から引き落とされます。利用可能な金額は、クレジットカード会社の設定した利用限度額によります

請求書カード払いサービスによっては、マイページで利用履歴の確認が可能です。請求書カード払いサービスを複数登録してもデメリットはないので、いくつか登録して使い勝手を試してみましょう。

請求書カード払いで支払を先延ばしにして資金繰りを改善しよう!

突発的なトラブルで資金繰りが悪化したとき、融資やビジネスローンでは間に合わないケースが多いです。そんなとき、請求書カード払いなら支払いを延長して当面の資金繰りを改善できます。

請求書カード払いはクレジットカードの仕組みを利用した後払いサービスで、40日~60日ほど支払いを先延ばしできます。請求書カード払いのメリットは以下の通りです。

  • 支払いを先延ばしして資金繰り改善
  • 審査や手続きが簡単でスピーディー
  • 手数料がリーズナブル
  • 取引先がカード決済非対応でも利用できる
  • カード決済で支払いを一元化
  • カード払いのポイントがたまる

請求書カード払いを上手に活用して、資金繰りの改善や支払い業務の効率化を行いましょう。