開業直後で専用の口座を作っておらず、通帳なしでもファクタリングを利用したい個人事業主もいるのではないでしょうか。いくつかは、通帳なしでスピーディーに資金調達できるファクタリングサービスもあります。

今回の記事では、通帳なしで利用できるファクタリングのメリット・デメリット・おすすめサービス4選をまとめました。さらに、通帳以外の必要書類が2点以下のファクタリングサービス9選も紹介します。

本記事を読めば、自分に最適な通帳なしで利用できるファクタリングサービスを見つけられます。ファクタリングで十分な資金を調達し、資金繰り改善と持続的な経営を目指しましょう。

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法人・個人事業主のファクタリング利用は通帳なしでも大丈夫?

基本的に、ファクタリングを利用するときは通帳の提出が求められます。ファクタリング会社は通帳を通じて、売掛先との継続した取引関係などを確認します。

しかし、通帳なしで利用できるファクタリング会社もいくつか存在します。通帳なしで利用できるため、銀行口座をまだ開設していない個人事業主・フリーランスでも資金調達が可能です。

また、請求書と本人確認書類だけで契約できるサービスが多く、必要書類が最少ですみ準備に時間がかからないのもメリットです。

通帳なしだとファクタリング会社が審査できないポイントは?

ファクタリング会社が、提出された通帳から審査するポイントを解説します。

  • 売掛先と継続的に取引があるか
  • 支払いが決済期日までに行われているか

多くのファクタリングサービスは、審査資料として通帳の提出が必要です。利用するファクタリングサービスの選択肢を広げるなら、開業後すぐに通帳を作っておきましょう。

売掛先と継続的に取引があるか

利用者が売掛先と継続した取引があるかどうか、通帳なしだとファクタリング会社が判断できません

ファクタリングは売掛債権の未回収リスクを診断するため、売掛先の支払い能力を審査で重視します。利用者の口座に売掛先から継続的に入金されている事実は、信用力を測るポイントのひとつとなります。

継続的な取引があるかどうかを判断するため、数か月分の入出金明細の提出を求められるのが一般的です。

支払いが決済期日までに行われているか

通帳から読み取れる情報として、支払い期日までに入金されているかどうかも重要なポイントです。

入金が遅れているようなら、売掛先の経営状態・財務状況が悪いと判断する材料になります。売掛先の経営状態・財務状況が悪い場合、必要な要件を満たせず審査落ちする可能性もあります。

確実に資金調達したいなら、信用力の高い売掛先の売掛債権をファクタリングしましょう。

法人・個人事業主が通帳なしでファクタリングを利用するメリット・デメリット

法人・個人事業主が、通帳なしでファクタリングを利用するメリット・デメリットを解説します。なお、通帳が提出できれば多くの選択肢から最適なファクタリングサービスを選べます。

自分の状況とメリット・デメリットを的確に理解し、最適なファクタリングサービスを見つけましょう。

メリット1.必要書類が少なく準備に手間がかからない

通帳の提出が求められないファクタリングサービスは、必要書類が少なく準備に時間がかかりません

一般的なファクタリングサービスでは、3点~5点ほどの必要書類の提出が求められます。一方、通帳なしのファクタリングのなかには、本人確認書類・請求書のみで利用できるサービスもあります

本人確認書類・請求書のみなら、独立直後で事業用の口座を開設していない個人事業主でも資金調達が可能です。

メリット2.オンライン完結で手軽に契約

通帳なしで利用できるファクタリングサービスは、ほぼオンライン完結で手軽に契約できます

オンライン完結とは、インターネット上で申し込みから契約まで完了するファクタリングの仕組みです。店舗への来店や面談が不要のため、移動時間や交通費がかからず効率的です。さらに、パソコン・スマートフォンがあればどこからでも契約できるため、忙しい人にも向いています。

なお、通帳が必要なファクタリングサービスでもオンライン完結は多々あります。オンライン完結かどうかは、公式サイトの「利用の流れ」などから事前に確認しましょう。

メリット3.大半が個人事業主・フリーランスに対応

通帳なしのファクタリングサービスは、個人事業主・フリーランスに対応しているケースが多いです。

個人事業主・フリーランスは本業が忙しく、資金調達に多くのリソースが割けない人も珍しくありません。そのため、個人事業主・フリーランスを対象としているファクタリングは、以下の3つを重視する傾向にあります。

  • 必要書類の最少化
  • 手続きの効率化
  • 手軽に利用できるオンライン完結

ただし、通帳なしで利用できる法人専門ファクタリングサービスもあります。利用できる事業形態を、公式サイトからあらかじめ確認してください。

メリット4.入金スピードが速い

通帳なしで利用できるファクタリングサービスはオンライン完結が多く、審査・入金のスピードが速い傾向にあります

オンライン完結のファクタリングサービスの多くは、最短数十分~即日で資金調達が可能です。一方、面談が必要なファクタリングサービスは最短即日~数日かかるケースが大半です。

資金調達を急いでいるなら、通帳のありなしにかかわらずオンライン完結のファクタリングサービスを選びましょう。

デメリット1.通帳なしで利用できるサービスが少ない

通帳なしで利用できるファクタリングサービスは非常に少なく、選択肢が少ないのがデメリットです。

通帳はファクタリング審査において、かなり重視される必要書類のひとつです。そのため、必要書類の少ないファクタリングサービスでも、多くは本人確認書類・請求書・通帳の3点の提出が求められます。

選択肢が少ないと、自分に最適なファクタリングサービスが見つからない可能性も否定できません。できるなら、あらかじめ通帳を用意して広い選択肢のなかからファクタリングサービスを検討しましょう。

デメリット2.初回は通帳を必要とするケースがある

通帳なしで利用できるのは2回目以降で、初回は提出を求められるファクタリングサービスもあります

もし初回に通帳が提出できないなら、選べるファクタリングサービスの幅はさらに狭くなります。選択肢が少なくなれば、手数料や買取可能額などそのほかの条件で妥協せざるを得ません。

通帳が用意できれば急激に選択肢が増えるため、開業に際して計画的に事業用口座を開設しておくのがおすすめです。

通帳なしで利用できるおすすめファクタリングサービス4選

通帳なしで利用できる、おすすめのファクタリングサービス4選を紹介します。

  • ペイトナーファクタリング | 2回目以降は請求書のみ!最速10分で資金調達!
  • FREENANCE(フリーナンス) | 通帳なしで利用可!手数料が安く最短30分で資金調達!
  • labol(ラボル) | 通帳なし!独立直後でも売掛債権があれば資金調達できる!
  • GMO BtoB早払い | 2回目の買取時には請求書のみの法人専門ファクタリング

独立直後で口座がない場合などは、紹介する4つのファクタリングサービスから資金調達しましょう。

ペイトナーファクタリング | 2回目以降は請求書のみ!最速10分で資金調達!

種類 ・2社間ファクタリング
買取可能額 初回は25万円まで
利用実績に応じて最大100万円
手数料 一律10%
入金スピード 最短10分
手続き方法 オンライン
公式サイト https://paytner.co.jp/factoring

ペイトナーファクタリングは、最短10分で資金調達ができる業界最速のファクタリングサービスです。

手数料は一律10%に競ってされており、初回利用は25万円までと小口の売掛債権専門です。利用実績を重ねれば、買取可能額は最大100万円まで拡大します。

事業計画書などのわずらわしい書類は不要で、2回目以降は請求書のみで資金調達が可能です。初回の申し込みは、本人確認書類・請求書・通帳の3点が必要ですので注意しましょう。

なお、ペイトナーファクタリングは個人が売掛先の売掛債権でもファクタリングできます。さらに、請求書の一部買取も受け付けています。ペイトナーファクタリングの口コミでは「本当に速い」「とても頼れる」と高い評価が多い印象です。

小口の売掛債権を保有している、個人事業主・フリーランスはペイトナーファクタリングへの会員登録をすませておきましょう。

FREENANCE(フリーナンス) | 通帳なしで利用可!手数料が安く最短30分で資金調達!

種類 ・2社間ファクタリング
買取可能額 1万円~上限なし
手数料 3%~10%
入金スピード 最短30分
手続き方法 オンライン
公式サイト https://freenance.net/

フリーナンスは「フリーランスがもっと自由に、より安心して働くためのインフラ」を掲げています申し込みから入金まで最短30分で完了し、手数料は3%~10%と非常に安いのが特徴です。

初回利用時の会員登録に本人確認書類は必要ですが、請求書のみでファクタリングが申し込めるため通帳は必要ありません。会員登録は最長120分かかるため、個人事業主・フリーランスは前もってすませておきましょう。

フリーナンスはファクタリング以外にも、個人事業主・フリーランス向けに以下のようなサービスを提供しています。

  • 損害賠償保険
  • 所得補償保険
  • バーチャルオフィス

実際に利用した人たちによるフリーナンスの口コミを確認し、会員登録するかどうか検討しましょう。

labol(ラボル) | 通帳なし!独立直後でも売掛債権があれば資金調達できる!

labol(ラボル)

種類 ・2社間ファクタリング
買取可能額 1万円~上限なし
手数料 一律10%
入金スピード 最短1時間
手続き方法 オンライン
公式サイト https://labol.co.jp/

ラボルは東証プライム上場のセレスの100%子会社が運営する、信頼性の高いファクタリングサービスです。

業界最速水準の最短60分で申し込みから入金まで完了し、買取可能額は1万円からと小口の売掛債権でも利用できます。わずらわしい書類は不要で、請求書と契約資料さえ提出すれば資金調達が可能です。なお、担当者とのメールやSlackのメンションでも契約資料として認められます。

通帳なしで利用できるため、独立直後で事業用口座がなくてもファクタリングを申し込めます。手数料は一律10%となっており、資金調達コストが明確なのが大きな特徴です。

実際の利用者の声を集めたラボルの口コミにアクセスして、自分に最適なファクタリングサービスかどうか検討しましょう。

GMO BtoB早払い | 2回目の買取時には請求書のみの法人専門ファクタリング

種類 ・2社間ファクタリング

・3社間ファクタリング

買取可能額 100万円~1億円
手数料 1%~12%
入金スピード 最短2営業日
手続き方法 対面・オンライン
公式サイト https://www.gmo-pg.com/lpc/hayabarai/

GMO BtoB早払いは、大口の売掛債権を取り扱う法人専門のファクタリングサービスです。東証プライム上場によって運営されており、信頼性が高いため安心して利用できます。

審査に通帳は必要なく、決算書2期分・請求書・基本契約書の提出が求められます。2回目以降の利用では請求書のみでファクタリングできるため、準備に時間がかからずリソースを割く必要がありません

GMO BtoB早払いの仮想口座を利用すれば、2社間ファクタリングでも利用者は入金作業を省けます。GMO BtoB早払いの口コミでは「大手ならではの安心感」「対応が丁寧」との評価が見られました。

法人で大口の売掛債権をスピーディーにファクタリングしたいなら、GMO BtoB早払いがおすすめです。

ファクタリング利用時に通帳以外で必要な書類一覧

ファクタリングで通帳以外に必要とされる書類一覧を、法人・個人事業主別に紹介します。ただし、ファクタリング会社によって求められる書類は異なります。

あらかじめファクタリング会社に問い合わせるか、公式サイトから確認しておきましょう。

個人事業主・フリーランス

個人事業主・フリーランスが、ファクタリング会社から求められる必要書類は以下のとおりです。

  • 本人確認書類
  • 請求書
  • 通帳
  • 確定申告書
  • 売掛先との基本契約書

ファクタリング会社にもよりますが、本人確認書類・請求書・通帳の3点で利用できるサービスも多いです。なお、確定申告書が必要なファクタリングサービスは、独立1年目には利用できません。独立直後の場合は、確定申告書が不要なファクタリングサービスを選択しましょう。

法人

法人の場合は、個人事業主・フリーランスよりも求められる書類が多くなる傾向にあります

  • 本人確認書類
  • 請求書
  • 通帳
  • 決算書
  • 登記簿謄本
  • 印鑑証明書
  • 納税証明書
  • 売掛先との基本契約書

上記の書類のなかから、3点~8点の提出を求められるケースが一般的です。準備に時間がかかる書類と、発行の窓口は以下のとおりです。

書類の種類 発行・取り方
登記簿謄本 法務局の窓口・オンライン
印鑑証明書 市区町村役場の窓口・オンライン・コンビニ
納税証明書 所轄の税務署・オンライン

急ぎで資金が必要な場合は、必要書類が少なく準備に時間のかからないファクタリングサービスに絞って利用を検討しましょう。

通帳ありでも必要書類が少ないファクタリングサービスを選ぶポイント

必要書類が少ないファクタリングサービスを選ぶポイントは、以下のとおりです。

  • オンラインで完結
  • 2社間ファクタリングを提供
  • 個人事業主・フリーランス向け
  • 手数料が安い
  • 入金スピードが速い
  • 信頼性が高い

確認するポイントをしっかりと押さえておき、自分の状況にあったファクタリングサービスを検討してください。

オンラインで完結

面談が必要なファクタリングサービスより、オンライン完結は必要書類が少ない傾向にあります

面談があるファクタリングサービスの必要書類の数は、4点~5点以上が一般的です。一方、オンライン完結のファクタリングサービスで求められる必要書類は3点~4点ほどになります。

そのため、オンライン完結を条件にして候補を絞り込むと効率的です。公式サイトの「利用の流れ」「よくある質問」などで、必要書類の数と種類をあらかじめ確認しましょう。

2社間ファクタリングを提供

資金調達にあまり時間をかけたくないなら、2社間ファクタリングを選択しましょう。

ファクタリングには2社間ファクタリング・3社間ファクタリングという、2つの契約形態があります。2社間ファクタリング・3社間ファクタリングの違いは、以下のとおりです。

ファクタリング形態 特徴 メリット デメリット
2社間ファクタリング
  • 利用者・ファクタリング会社で契約を締結
  • 売掛金を利用者が回収し、ファクタリング会社に入金
  • 最短即日で資金調達できる
  • 売掛先に利用を知られない
  • 3社間ファクタリングに比べて手数料が高い
3社間ファクタリング
  • 利用者・ファクタリング会社・売掛先で契約を締結
  • 売掛先が直接ファクタリング会社に入金
  • 2社間ファクタリングに比べて手数料が安い
  • 資金調達に1週間ほどかかる
  • 売掛先の承諾が必要

必要書類が少なく準備に手間がかからなくても、審査や契約に時間がかかってしまえば資金調達は遅れます。3社間ファクタリングは資金調達に数日~1週間ほどかかるため、急ぎなら2社間ファクタリングがおすすめです。

個人事業主・フリーランス向け

必要書類の少ないファクタリングサービスの多くは、個人事業主・フリーランスに対応しています

個人事業主・フリーランスは、リソースが少なく資金調達に時間をかけたくない人も少なくありません。そのため、個人事業主・フリーランスに対応しているファクタリング会社は、できるだけ手軽に利用できるよう努めています。

結果として必要書類を少なくし、手続き負担を軽減しているファクタリングサービスが大半です。なお、個人事業主・フリーランス向けのファクタリングサービスの多くは法人にも対応しています。

法人でも手続き負担を軽減したいなら、個人事業主・フリーランス向けのファクタリングサービスを検討しましょう。

手数料が安い

必要書類の少なさだけに着目するのではなく、手数料も重視してファクタリングサービスを選びましょう。ファクタリングサービスの手数料の相場は、以下の表のとおりです。

ファクタリングの種類 手数料の相場
2社間ファクタリング(面談) 10%~20%
2社間ファクタリング(オンライン) 2%~12%
3社間ファクタリング 1%~9%

ファクタリングはほかの資金調達方法より、年利換算すると資金調達コストが高いのが難点です。たとえば、支払いサイト2か月で手数料が5%だと年利換算で30%となります。

手数料を年利換算するなら、以下の計算式を用いてください

12ヶ月÷支払いサイト×手数料率=年利換算相当

少しでも手数料の安いファクタリングサービスを選びたいなら、相見積もりを取りましょう。また、上限手数料の安いファクタリングサービスは、結果的に資金調達コストが安くすむケースが多いです。

上限手数料15%未満をひとつの目安として、利用を検討するファクタリングサービスを絞り込みましょう。

入金スピードが速い

急ぎで資金調達をしたいなら、入金スピードも注目するポイントのひとつです。

必要書類の少ないファクタリングサービスはほぼオンライン完結で、入金スピードは最短数十分~即日です。しかし、入金スピード以外にも「土日の振り込みに対応」「審査が24時間365日可能」など細かな違いがあります

たとえば、即日入金を謳っていても平日しか営業していなければ、時間外や土日に資金調達はできません。資金が必要な期限や状況にあわせて、最適なファクタリングサービスを選びましょう。

信頼性が高い

必要書類の少ないファクタリングサービスに限らず、信頼性は非常に大切です。

過去には悪質な業者の被害に遭い、訴訟に発展したケースがいくつも見られます。また、警察が違法な業者を摘発した事例もニュースになりました。

被害やトラブルを回避するためには、以下のポイントに注目してファクタリング会社を選びましょう

  • 上場企業・知名度の高い企業やその子会社が運営している
  • 公式サイトで実績を公表している
  • 会社概要で住所・電話番号・代表者名が明記されている
  • 口コミ・評判でネガティブな評価が少ない

なお、契約書に償還請求権・買戻特約などがある場合は違法業者の可能性がたいへん高いです。また、分割払いや支払いの繰り延べができると謳っている業者も同様に違法です。

少しでも危険だと感じたら、契約を中断してほかのファクタリングサービスの利用を検討してください。

通帳以外の必要書類が2点以下のおすすめファクタリングサービス9選

通帳以外の必要書類が2点以下の、おすすめファクタリングサービス9選を紹介します。

  • BESTPAY(ベストペイ) | 注文書ファクタリングで現金化を最大180日短縮!
  • ビートレーディング | 全国5か所に拠点を構える大手ファクタリング会社!
  • QuQuMo(ククモ) | 手数料1%からと業界最安クラスのスピード追求型!
  • 日本中小企業金融サポート機構 | 経営革新等支援機関として中小企業をサポート!
  • うりかけ堂 | 驚異の審査通過率98%!最短2時間で資金調達!
  • 事業資金エージェント | 顧客満足度95%を達成した優良ファクタリング!
  • TRY(トライ) | 経験豊富な担当者が資金繰り・経営をサポート!
  • ネクストワン | 他社からの乗り換えで平均10%の手数料ダウン!
  • メンターキャピタル | 審査通過率92%以上!柔軟な対応で高評価!

必要書類の少ないファクタリングサービスで、手間と時間をかけず手軽に資金調達しましょう。

BESTPAY(ベストペイ) | 注文書ファクタリングで現金化を最大180日短縮!

BESTPAY(ベストペイ)

種類 ・2社間ファクタリング
・注文書ファクタリング
買取可能額 15万円~1億円
手数料 5%~
入金スピード 最短翌日
手続き方法 オンライン・電話
公式サイト https://best-pay.jp/

ベストペイは、手数料5%からの注文書ファクタリングを専門に取り扱うファクタリングサービスです。

通常の決済期日より、現金化を最大180日短縮できるため高い資金繰り改善効果が見込めます。さらに、費用がかさむために諦めていた取引を受注できるため、機会損失の最小化も可能です。

必要書類は注文書・通帳のみで、わずらわしい手間が必要ありません。7つの項目に答えるだけの30秒簡単診断を利用すれば、手軽に手数料を見積もれます。

なお、ベストペイの注文書ファクタリングは法人専用となっています。個人事業主・フリーランスは利用できませんので注意しましょう。

ベストペイの口コミでは「迅速に現金化できて助かった」「入金が速い」といった評価が見られました。ベストペイで機会損失を最小化し、売上向上と事業の拡大を実現しましょう。

ビートレーディング | 全国5か所に拠点を構える大手ファクタリング会社!

種類 ・2社間ファクタリング
・3社間ファクタリング
・注文書ファクタリング
・診療報酬ファクタリング
買取可能額 下限・上限なし
手数料 2社間ファクタリング:4%~12%
3社間ファクタリング:2%~9%
入金スピード 最短2時間
手続き方法 オンライン・LINE
公式サイト https://betrading.jp/

ビートレーディングは、東京・仙台・名古屋・大阪・福岡に拠点を持つ大手ファクタリングサービスです。

累計の取引実績5万2,000社以上、買取額1,170億円を達成した実績の豊富さと信頼性の高さが特徴です。手続きをできる限り簡素化し、申し込みから入金まで最短2時間を実現しました。必要書類は請求書・通帳の2点だけのため、準備に時間をかけずスピーディーな資金調達が可能です。

また、売掛先から受注した時点で資金調達できる注文書ファクタリングにも対応しています。実際の利用者による評価を知りたいなら、ビートレーディングの口コミから確認しましょう。

注文書・2社間・3社間とファクタリングの選択肢が多いビートレーディングで、最適な資金調達方法を検討してください。

QuQuMo(ククモ) | 手数料1%からと業界最安クラスのスピード追求型!

種類 ・2社間ファクタリング
買取可能額 下限・上限なし
手数料 1%~14.8%
入金スピード 最短2時間
手続き方法 オンライン
公式サイト https://ququmo.com/

QuQuMoはオンライン完結で、スピードの追求を経営方針に掲げるファクタリングサービスです。

申し込みから入金まで最短2時間で完了するため、急な支払いに迫られたときの心強い味方です。買取可能額の下限・上限がなく、小口から大口まで幅広い売掛債権に対応しています。

必要書類は請求書・通帳の2点だけですので、準備に手間がかからず本業のリソースを浪費しません。弁護士ドットコム監修のオンライン契約ツール「クラウドサイン」を導入しており、万全のセキュリティのため安心です。

「手数料が安くすんだ」「スポット利用でも優良対応」と、QuQuMoは口コミで高い評価を得ています。スピードと手数料の安さを両立するなら、QuQuMoは最適な選択肢のひとつです。

日本中小企業金融サポート機構 | 経営革新等支援機関として中小企業をサポート!

種類 ・2社間ファクタリング
・3社間ファクタリング
買取可能額 下限・上限なし
手数料 1.5%~10%
入金スピード 最短3時間
手続き方法 オンライン・電話・メール
公式サイト https://chushokigyo-support.or.jp/

日本中小企業金融サポート機構は、国から経営革新等支援機関として認可されたファクタリングサービスです。経営革新等支援機関とは、中小企業の支援に専門知識とノウハウを持つ機関です。

ファクタリングのほかにも、財務コンサルティングを利用すれば資金繰りに対して的確なアドバイスが受けられます。一般社団法人であり利益だけを追求していないため、手数料は1.5%~10%と業界最安クラスです。

必要書類は本人確認書類・請求書・通帳の3点となっており、提出はオンラインですませられます。実際の利用者の声を参考にしたい人は、日本中小企業金融サポート機構の口コミへアクセスしてください。

資金調達と経営改善の両方を同時に進めたいなら、日本中小企業金融サポート機構に相談しましょう。

うりかけ堂 | 驚異の審査通過率98%!最短2時間で資金調達!

種類 ・2社間ファクタリング
・3社間ファクタリング
買取可能額 30万円~5,000万円
手数料 2%~
入金スピード 最短2時間
手続き方法 オンライン・電話・LINE
公式サイト https://urikakedo.com/

うりかけ堂は即日対応を経営方針として掲げる、スピーディーさが特徴のファクタリングサービスです。

机上の数値だけで判断せず柔軟に対応するため、審査通過率は驚異の98%を誇ります。即日の買取可能額は5,000万円まで対応しており、大口の売掛債権を持つ中小企業も安心して利用できます。

契約に必要な書類は本人確認書類・請求書・通帳の3点だけで、準備に手間と時間をかけずに資金調達が可能です。対応やサービスについては、実際の利用者が書いているうりかけ堂の口コミが参考になります。

急ぎで資金調達したいなら、うりかけ堂を有力な選択肢のひとつとして検討しましょう。

事業資金エージェント | 顧客満足度95%を達成した優良ファクタリング!

種類 ・2社間ファクタリング
・3社間ファクタリング
買取可能額 10万円~2億円
手数料 2社間:5%~20%
3社間:1.5%~9%
入金スピード 最短2時間
手続き方法 オンライン・LINE・電話
公式サイト https://js-agent.com/

事業資金エージェントは審査通過率90%以上を誇る、オンライン完結のファクタリングサービスです。

手数料は3社間ファクタリングなら1.5%と業界最安クラスで、申し込みから入金まで最短2時間で完了します。起業したての個人事業主・フリーランスにも対応しており、独立直後の資金繰りの悩みを解決できます。

必要書類は本人確認書類・請求書・通帳の3点だけで、手続きはオンライン・LINE・電話から可能です。「少額から利用できる」「オンライン完結で便利」と、事業資金エージェントは口コミでポジティブな評価が多く見られます。

3社間ファクタリングで手数料を抑えたいなら、事業資金エージェントの利用がおすすめです。

TRY(トライ) | 経験豊富な担当者が資金繰り・経営をサポート!

TRY

種類 ・2社間ファクタリング
買取可能額 10万円~5,000万円
手数料 3%~
入金スピード 最短即日
手続き方法 オンライン・電話・メール・ファックス(契約は面談が必要)
公式サイト https://www.factoring-try-sko.co.jp/

トライは利用者への真摯な対応を経営方針に掲げ、経験豊富な担当者が経営をサポートするファクタリングサービスです。

手数料は3%からと良心的な設定になっており、必要書類は請求書と通帳だけであり手軽に利用できます。ファクタリング以外に経営コンサルティングを提供しており、資金繰り改善などについて的確なアドバイスが受けられます

他社からの乗り換えの場合は、手数料が3%優遇されるため資金調達コストの引き下げが可能です。オンラインファクタリングが苦手な人は、店舗を持つトライの口コミを参考に利用を検討しましょう。

| 他社からの乗り換えで平均10%の手数料ダウン!

種類 ・2社間ファクタリング
・3社間ファクタリング
・診療報酬ファクタリング
買取可能額 30万円~上限なし
手数料 2社間:5%~10%
3社間:1.5%~8%
入金スピード 最短即日
手続き方法 オンライン・電話・ファックス・郵送
公式サイト https://next1-one.jp/

ネクストワンは審査通過率96%を誇る、柔軟な対応が特徴のファクタリングサービスです。

他社からの乗り換えの場合、平均で10%ほど安くなる手数料はたいへん魅力的です。ネクストワンのアンケート調査では、利用者の98%が満足な対応だったとの回答が得られました。

ネクストワンはとくに3社間ファクタリングの手数料が安く、1.5%からと良心的に設定されています。「資金繰り改善効果が高い」「対応が親切」と、ネクストワンの口コミでは感謝の声が多く見られました。

できる限り資金調達コストを抑えたい人に、ネクストワンの3社間ファクタリングは心強い味方です。

メンターキャピタル | 審査通過率92%以上!柔軟な対応で高評価!

Mentor-Capital(メンターキャピタル)

種類 ・2社間ファクタリング
買取可能額 30万円~1億円
手数料 2%~
入金スピード 最短即日
手続き方法 オンライン
公式サイト https://mentor-capital.jp/

メンターキャピタルは、首都圏を中心に事業を展開しているファクタリングサービスです。

手数料は2%からと良心的な設定になっており、経営状態・財務状況が悪くても資金調達が可能です。必要書類は本人確認書類・請求書・通帳の3点のみで、煩雑な準備は必要ありません。

必要書類を提出して最短30分以内に見積もりが提示されるため、急ぎで資金調達が必要な場面に最適です。創業1年未満の個人事業主・フリーランスが利用できるため、独立直後の資金の悩みを解決できます。

口コミでは「対応が丁寧で好感を持った」「リピート利用すると契約がスムーズだった」など、高い評価が見られました。実際の利用者が書いたメンターキャピタルの口コミを参考に、利用するかどうか検討してください。

法人・個人事業主が通帳なしで資金繰りを改善できる請求書カード払いとは

資金調達ではファクタリングばかりが注目されますが、請求書カード払いも資金繰り改善効果が期待できます

請求書カード払いとは請求書の支払い方法をクレジットカードに変更し、決済期日を延長できるサービスです。クレジットカードの種類や請求書カード払いサービスごとに異なりますが、一般的には40日~60日の支払い延長ができます。

請求書カード払いは法人・個人事業主・フリーランスに対応しており、手数料は3%~4%が相場です。ファクタリングより手数料がリーズナブルなため、資金繰り改善を目指すなら積極的に利用を検討しましょう。

請求書カード払いのメリット

請求書カード払いのメリットは、以下の表のとおりです。

メリット 概要
支払いが延長できる 一般的には40日~60日ほど支払いが延長できる
手数料がリーズナブル 3%~4%が相場でファクタリングより安い
大半の買掛金の支払いに使える 買掛先がクレジットカード決済非対応でも利用できる
ポイントがたまる クレジットカードのポイント分だけコストが下がる
買掛先に利用を知られない 自分・自社名義で振り込める
審査なしのサービスもある 基本的にはクレジットカードさえ持っていれば利用可能

なお、請求書カード払いは以下の条件では利用できませんので注意しましょう。

  • デビットカードでの利用
  • 海外への支払い

請求書カード払いのデメリット

請求書カード払いのデメリットは、以下の表のとおりです。

デメリット 概要
支払いは利用限度額まで クレジットカードの利用限度額を超えた支払いはできない
資金繰り効果は短期的 融資・補助金などと比較して資金繰りの効果は最大60日と短期的
個人事業主が利用できないサービスもある 法人専用のサービスもあるため注意が必要

なお、手数料がリーズナブルとはいえ負担がゼロなわけではありません。現実的な事業計画・資金計画を立てて、無理のない範囲で利用するようにしましょう。

個人事業主OK!通帳なしで利用できる請求書カード払いサービス3選

個人事業主も通帳なしで利用できる、請求書カード払いサービス3選を紹介します。

  • 支払い.com | 最短60秒の手続きで支払いを60日間先延ばし!
  • labolカード払い | あらゆる銀行振り込みの支払いを60日間先延ばし!
  • JCB請求書カード払い | 手数料が2.98%と業界最安クラス!

請求書カード払いは安い手数料で、買掛金の範囲内で資金繰りの改善が可能です。ファクタリングと請求書カード払いのどちらが最適か、十分に検討しましょう。

支払い.com | 最短60秒の手続きで支払いを60日間先延ばし!

支払い延長期間 最長60日
手数料 4%
入金タイミング 最短即日
サービス対象 法人・個人事業主
運営元 ・株式会社クレディセゾン
・株式会社UPSIDER
公式サイト https://shi-harai.com/

支払い.comは最長60日まで支払い期日を延長できる、信頼性の高い請求書カード払いサービスです。

新進気鋭のテック企業「UPSIDER」と、老舗のクレジットカード会社「クレディセゾン」が共同で提供しています。会員登録さえすませれば、最短60秒で買掛金の支払い期日の延長が可能です。

必要書類は一切なく、審査もありませんので誰でも気軽に利用できます。手数料は、諸経費をすべて含めて4%と非常に良心的な設定です。ファクタリングを利用する前に、支払い.comで資金繰りが改善できないか検討しましょう。

labolカード払い | あらゆる銀行振り込みの支払いを60日間先延ばし!

支払い延長期間 最長60日
手数料 3%~3.5%
入金タイミング 最短60分
サービス対象 法人・個人事業主・フリーランス
運営元 ・株式会社ラボル
・株式会社オリエントコーポレーション
公式サイト https://labol.co.jp/lp/bpsp

labolカード払いは家賃・経費・ショッピングなど、あらゆる支払いの延長ができる請求書カード払いサービスです。

最長60日の支払い延長が可能で、銀行の営業時間に左右されず振り込みができます。急ぎの支払いがあるなら、24時間365日対応のlabolカード払いは心強い味方です。

手数料は3%~3.5%と非常に低く設定されており、振込手数料なども一切かかりません。本人確認書類を提出して事前に会員登録する必要があるので、時間があるときにすませておきましょう。

急ぎの支払いで手元に資金がないなら、labolカード払いでピンチをしのぎましょう。

JCB請求書カード払い | 手数料が2.98%と業界最安クラス!

支払い延長期間 最長40日
手数料 2.98%
入金タイミング -
サービス対象 法人・個人事業主・フリーランス
運営元 ・株式会社ジェーシービー(JCB)
・株式会社デジタルガレージ
公式サイト https://www.jcb.co.jp/promotion/corporate/jcb-invoice/

JCB請求書カード払いは有名なJCBグループが提供している、信頼性の高い請求書カード払いサービスです。

手数料が2.98%と他社より安く設定されており、資金調達コストが抑えられるのが特徴です。決済期日の延長による資金繰り改善効果だけでなく、支払い業務のデジタル化による業務効率化も実現できます。

ただし、JCBグループのクレジットカード発行会社が提供するカード以外では利用できません。また、1万円以下の振り込みの場合は手数料が一律330円かかるので注意しましょう。

知名度・信頼性の高い請求書カード払いサービスを利用したいなら、JCB請求書カード払いは有力な選択肢です。

個人の通帳なしで利用できるファクタリングに関するよくある質問

個人の通帳なしで利用できるファクタリングに関する、よくある質問を解説します。

  • 個人向けのファクタリングサービスはある?
  • 請求書なしでもファクタリングは利用できる?
  • ファクタリングの審査に落ちたらどうしたらよい?

前もって疑問を解消しておき、ファクタリングでスムーズな資金調達を実現しましょう。

個人向けのファクタリングサービスはある?

過去には個人向けファクタリングサービスとして、給与ファクタリングが利用できました給与ファクタリングとは賃金債権をファクタリング業者に売却し、手数料が差し引かれた代金を受け取れるサービスです。

しかし、2020年に金融庁から「給与ファクタリングは貸付に該当する」との見解が発表されました。また、裁判でも給与ファクタリングは貸付にあたり、貸金業登録していなければ違法との判例が出ています。

そのため、現在では給与ファクタリングを提供している合法な業者はありません。給与ファクタリングを謳っている業者は違法である可能性が高く、トラブルに巻き込まれる恐れが強いので利用しないでください。

請求書なしでもファクタリングは利用できる?

請求書がなくても、代わりになる取引基本契約書・納品書があれば利用できるケースが多いです。ただし、利用できるかどうかはファクタリング会社によっても異なるので、あらかじめ問い合わせて確認してください。

ファクタリングの審査に落ちたらどうしたらよい?

ファクタリング審査に落ちて資金調達に失敗しても、諦めずに以下の方法を試してみましょう

  • 違うファクタリング会社に申し込む
  • 3社間ファクタリングを利用する
  • 質屋の利用を検討する
  • 家族・知人から借入する

ファクタリング会社によって審査基準は異なるため、1社に落ちたからといって諦める必要はありません。時間が惜しい場合は、複数のファクタリング会社に相見積もりを取りましょう。

また、自分の経営状態・財務状況の悪化が原因で審査落ちしたのなら、3社間ファクタリングがおすすめです。2社間ファクタリングは利用者の信用力も審査されますが、3社間ファクタリングなら対象外となるからです。

ほかにも、質屋の利用や家族・知人からの借入も検討し、自分に最適な方法で運転資金を確保して急場をしのぎましょう。

法人・個人事業主が通帳なしで利用できるファクタリングサービスはある

一般的には提出を求められますが、なかには通帳なしでも申し込めるファクタリングサービスもあります。個人事業主が通帳なしで利用できるファクタリングサービスは、開業直後の口座がない状況で心強い味方です。

ただし、今回の記事で取り上げた通帳なしのファクタリングサービスのなかには、初回だけ提出が求められるケースもあります。あらかじめ申し込みや契約の流れを確認しておき、スムーズに手続きを進めましょう。

本記事で紹介したファクタリング以外も検討するなら、200社以上を比較できるファクタリング会社の口コミがおすすめです。自分に最適なファクタリングサービスを見つけて、資金調達と持続的な事業運営を実現しましょう。