GMOイプシロンの会社情報
GMOイプシロン株式会社は、EC事業者向けに決済代行サービスを提供している決済代行会社です。
会社設立は2002年、イプシロン株式会社として事業をスタートしました。2005年にGMOペイメントゲートウェイがスカイマークエアラインズ(現・スカイマーク)から保有する全株式を取得して以降、GMO-PGの100%完全子会社となっています。
現在のGMOイプシロンに社名が変更されたのは、2013年のことです。さらなる信頼性向上を図りグループ内での連携を高める、という意図のもとGMOが社名に加わるに至っています。
主な事業である決済サービスでは、顧客のニーズに合わせた多種多様なオンライン決済を行っています。
クレジットカード決済やスマートフォン決済を始めとして、現在ネットショッピングで利用されているほぼ全ての決済サービスを利用することが可能です。売上げや入金の管理が容易となることから加盟店はグループ全体で8万店舗(2018年3月時点)を超えるなど、今日に至るまでシェアを伸ばしてきました。
ファクタリングは「医療・介護早払いサービス」の名称で実施されています。その名の通り診療・介護報酬の早払い(ファクタリング)を、希望する事業者向けに提供しています。
現在「医療・介護早払いサービス」はGMOグループの信頼性と、オンライン特化型企業としての利便性を活かし法人から個人事業主に至るまで幅広く利用されています。
通常のファクタリングはGMOペイメントゲートウェイの管轄になります。「GMO BtoB早払い」の名称で実施しており、3社間ファクタリングを含まない2社間専用のファクタリングです。
GMOイプシロンのファクタリングの特徴
GMOイプシロンが提供しているのは、診療報酬・介護報酬ファクタリングになります。法人だけでなく、個人経営の診療所や個人の介護事業主も対象に含まれています。
手数料は最大で0.8%です。なおホームページ上には「早払い金額・手数料シミュレーション」が設置されており、そこに1ヶ月分の診療報酬・介護報酬金額を設定すれば仮の調達額と手数料を知ることができます。
ホームページにファクタリング可能な最低額と最高額は明記されていませんが、シミュレーションでは最低50万円、最高で5000万円までの金額を設定することができます。
入金までに必要な日数は、毎月の国保連への請求から最短2営業日後です。一般的なファクタリング会社の場合、請求から最短で5営業日ほど時間を置くのが通常です。
さらにGMOイプシロンでは手続きの迅速化も図っており、申込みはウェブからわずか2ステップ(必要情報の入力と書類提出)で行えます。このため毎月20日までに申込みを済ませることが容易になり、翌月の国民保険と社会保険の請求分から早払いを実行することが可能になります。
GMOイプシロンは他社との連携にも力を入れており、介護ソフト「Care Net Messenger」と連携したファクタリングもそうした取り組みの一つです。日本ケアコミュニケーションズが提供するこの介護ソフトを使用している場合、毎月の請求金額が自動で連携されるため、ファクタリングに必要な事務作業の軽減に繋がるというメリットがあります。
こうした多種多様なオプションサービスを積極的に展開しているのも、一般的なファクタリング会社には見られない特徴です。
運営会社のバックボーンがしっかりしており、手数料の上限も明記されていることから、ここなら問題ないだろうと思い申し込みました。 資料を見た限りでは複雑なプロセスに思えましたが、導入は思ったよりもシンプルでした。不明な点があれば営業の人に直通電話をかけて、すぐに対応してもらえました。