電子請求書早払いの会社情報
電子請求早払いは、GMOペイメントゲートウェイ株式会社と株式会社インフォマートの2社協同によるファクタリングサービスです。インフォマートが提供する請求書電子化サービス「BtoBプラットフォーム 請求書」を利用する法人向けに、2020年より開始されました。GMO-PGに必要書類を提出すれば、必要な時にいつでもオンラインで請求書の買取を依頼できます。
GMOペイメントゲートウェイ株式会社は、GMOインターネットグループ傘下に所属し、決済関連サービスを中心に事業を展開しています。当初は通販の決済サービスを提供するカード・コール・サービス株式会社として、1995年3月に設立されました。2004年にGMOグループの子会社となり、2008年には東証一部上場を果たしています。クレジットカード決済やコンビニ決済、電子マネー決済など国内外で様々な決済サービスを提供しており、NHKや国税庁といった公的機関とも取引経験を持つ企業です。年間決済処理金額は3兆円を越え、決済分野では国内トップシェアを占めています。
株式会社インフォマートは、企業向けに様々なBtoBプラットフォーム(電子商取引プラットフォーム)を提供しています。フード業界の電子商取引プラットフォーム「FOODS Info Mart」の運営を目的として、1998年に設立されました。2016年にサービスブランドを「BtoBプラットフォーム」に変更したことを皮切りに、発注書や請求書、見積書や契約書など、企業間取引における様々な商行為の電子化サービスを打ち出しています。
2015年には東証マザーズから東証一部へと市場替えを行っています。現在ではBtoBプラットフォームの利用企業は40万社を越え、年間流通金額は11兆円に及ぶなど、会社設立以来、事業を拡大してきました。
電子請求早払いはこれら2社のもとに運営されており、ともに東証一部上場企業であることから、信頼性と安全性もサービスの強みとして挙げられます。
電子請求書早払いのファクタリングの特徴
電子請求書早払いは、申し込みから契約までオンラインで完結する2社間ファクタリングです。WEB上で発行した電子請求書を早期に現金化することが可能で、手続きはペーパーレスで進行し、書類の捺印は必要ありません。書類提出はもちろんのこと、審査後の買取依頼もWEB上で行うことが可能です。買取代金は、契約手続きを終了してから最短で2営業日後に指定口座へと振り込まれます。
このサービスは、共同運営会社であるインフォマートの請求書電子化サービス「BtoBプラットフォーム 請求書」を導入している事業者向けに開始されました。主に中小企業のサポートを念頭に置いており、利用可能なのは法人のみとなります。個人事業主は利用対象外であるものの、法人ならば業種や会社規模に関わらず幅広く申し込むことが可能です。審査通過率は90%と、豊富な買取実績を持ち合わせています。
手数料は1.0%~6.0%です。利用にあたって手数料以外の料金が発生することはありません。この数字は一般的な2社間ファクタリングの手数料である5%~25%と比較して低く抑えられており、運営サイドはその理由を「国内トップシェアのノウハウを活かし、不正取引リスクを最大限に抑えることができるため」としています。
買取可能な上限額は原則的に1社あたり3000万円ですが、それ以上の金額の相談にも応じています。下限は公式HPには明記されていないものの、公式HPで行える「かんたん無料査定」の請求書の金額欄には、一例として100万円と記載されています。同様に支払いサイトについても、1ヶ月以内~3ヶ月以内の範囲で簡易査定ができます。
手数料は前のところより安くなって良かったのですが、個人的にはパソコンでの資料のやり取りは苦手でした。担当者からは丁寧に説明をしてもらいたかったのですが、オンラインは少し難しかったです。それでも手数料が6%で抑えられるのは非常に助かりました。