売掛債権を早期に資金化ができるファクタリングは、中小企業者にとって便利な資金調達方法です。

一方で、免許や登録などが必要ないことや、高い手数料が請求されることから、「違法な取引なのではないか?」と疑問視する声も挙がっています。

結論から言うと、ファクタリングは違法ではなく、ファクタリング会社が手数料相応のリスクを負っているのであれば、貸金業登録などがなくても営業できます。

今回は、ファクタリングの契約形態のひとつである「2社間ファクタリング」に焦点を当て、その法的根拠や、悪質業者が行う違法な取引のパターンなどを解説します。