2社間ファクタリング

2社間ファクタリングは、売掛先に知られずに売掛金を現金化できる資金調達方法です。ただし、いつでも即日で入金されるわけではなく、手数料にも会社ごとの差があります。

口コミ2,341件でわかった、公式サイトの数字との違い

実際に即日入金された割合
8.0%
88件を集計
実際に支払われた手数料
9.2%
中央値
取引先に知られたという報告
0
2,341件中
記事の目次

2社間ファクタリングとは。3社間との違いと選び方

ファクタリングには2つの形があります。誰と契約し、お金がどう動くかを図にすると違いがはっきりします。

2社間ファクタリング

あなた
ファクタリング会社
売掛先

売掛先は関与しません。期日が来たら、あなたが売掛先から代金を回収し、そのままファクタリング会社に入金します。承諾を待つ必要がないため、最短で即日の資金化ができます。

3社間ファクタリング

あなた
ファクタリング会社
売掛先

売掛先の承諾が必要です。期日には売掛先が直接ファクタリング会社に支払います。あなたを経由しない分、手数料は低くなりますが、承諾を得るまでに数日から1週間ほどかかります。

今日中に必要かどうかで選び方が変わる

状況 おすすめ 理由
今日か明日中に資金が必要 2社間 売掛先の承諾が不要なため、審査後すぐに入金される
売掛先に知られたくない 2社間 売掛先への通知が発生しない
手数料をできるだけ抑えたい 3社間 売掛先が直接支払うため、手数料が低く設定される
売掛先が官公庁や上場企業 3社間 信用力が高く、承諾を得やすいうえ手数料も低くなりやすい
2社間の審査に落ちた 3社間 利用者の信用状況が問われにくく、通過しやすい

2社間と3社間のどちらを選ぶかは、急ぎ度合いと売掛先への配慮のバランスで決まります。次の表に、両者の違いをまとめました。

項目 2社間ファクタリング 3社間ファクタリング
契約する当事者 利用者とファクタリング会社 利用者・ファクタリング会社・売掛先
売掛先への通知 不要 必要
入金スピード 最短即日〜数日 数日〜1週間程度
手数料の相場 2%〜20%程度 1%〜9%程度
売掛金の流れ 売掛先から利用者を経由してファクタリング会社へ 売掛先から直接ファクタリング会社へ

手数料に幅があるのは、面談を伴う契約かオンライン完結かでも変わるためです。実際にいくら払っているのかは、記事の後半で口コミデータをもとに見ていきます。

2社間ファクタリングに違法性はない

債権譲渡は民法466条により原則として自由です。2社間ファクタリングを違法と判断した判例もありません。ただし、契約内容によっては実質的な貸付とみなされ、違法になる場合があります。

!
買戻特約が入っている
!
償還請求権が入っている

この2つが契約書にあると、貸金業登録のない業者であれば貸金業法違反にあたります。契約書にこの条項がないかを確認することが、違法な業者を避ける最も確実な方法です。

参照:e-Gov法令検索「民法」、金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」

口コミで見るおすすめの会社

掲載している208社を2026年7月に調べ直し、条件を重ねて絞り込みました。すべての条件を満たすのは6社だけです。

2社間ファクタリングに対応158社
+ 即日買取に対応88社
+ 債権譲渡登記が不要59社
+ 個人事業主も可54社
+ 土日も対応6社

208社の全数調査(2026年7月時点)

ランキングは、口コミが一定数以上ある会社にしぼって集計しています。集計方法の詳細は記事末尾に記載しています。

表は横にスクロールできます
順位 会社名 総合評価 入金スピード 手数料の安さ 審査の通りやすさ 土日対応
1 ベストファクター 4.15 4.2 4.2 4.0 休業
2 アクセルファクター 4.10 4.0 4.1 4.2 休業
3 OLTA(オルタ) 4.08 4.3 4.3 3.9 休業
4 GMO BtoB 早払い 4.00 3.9 4.1 4.0 休業
5 ビートレーディング 3.90 3.9 3.9 3.8 休業
6 株式会社NO.1 3.68 3.6 3.8 3.6 休業

総合評価は、口コミ10件以上・2社間ファクタリング対応会社を対象にした4項目の単純平均。口コミの投稿期間は2019年〜2023年。土日対応は2026年7月の全数調査に基づく。

条件に合う会社を、まとめて確認できます

208社のデータから、入力した条件に近い会社を一括で紹介します

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上位会社の詳しい情報

ランキング上位の会社について、スペックと実際の口コミをあわせて紹介します。金額や対応内容は変更されることがあるため、申し込み前に必ず公式サイトで最新の情報を確認してください。

凡例:◎ 明確に対応 / ○ 対応(条件あり) / △ 要問合せ / ✕ 非対応
1位
ベストファクター
  • 2社間対応
  • 個人事業主可
  • 財務相談あり

中小企業の資金調達に力を入れているファクタリング会社です。同じ運営会社が注文書ファクタリングのベストペイも手がけています。

項目 内容
契約形態 2社間・3社間
手数料 2%〜20%
買取可能額 30万円〜
入金スピード 最短即日
対応方法 オンライン・電話(契約時は面談が必要)
対象 法人・個人事業主

建設業・小規模法人
2022年投稿
審査

銀行の融資は間に合わず、他のファクタリング会社からも審査落ちの通知が続いていましたが、決算が赤字でリスケ中の状態でも審査を通してもらえました。

財務コンサルティングを無料で受けられる点が、他社にはない特徴です。資金調達だけでなく、今後の資金繰りについても相談したい場合に向いています。契約時には面談が必要になるため、完全にオンラインだけで完結させたい場合は、後述するオンライン完結型の会社もあわせて検討してください。

2位
アクセルファクター
  • 2社間対応
  • 大口対応
  • 長い支払いサイトに対応

即日入金を経営方針に掲げており、支払いサイトが長い業種でも対応しやすいファクタリング会社です。

項目 内容
契約形態 2社間・3社間
手数料 2%〜
買取可能額 30万円〜1億円
入金スピード 最短即日
対応方法 申し込みフォーム・メール・ファックス・LINE
対象 法人・個人事業主

支払いサイトが最大180日まで対応しており、入金サイクルが長い業界でも利用できます。買取可能額の上限が1億円と高く、大口の売掛債権を持つ企業に向いています。継続して利用すると手数料が下がる仕組みもありますが、この点については後述する手数料の章で、実際の口コミをもとに詳しく説明します。

3位
OLTA(オルタ)
  • 2社間対応
  • オンライン完結
  • 少額対応

オンライン完結を軸にした2社間ファクタリングです。AI審査を採用しており、面談なしで手続きが進みます。

項目 内容
契約形態 2社間
手数料 2%〜9%
買取可能額 1万円〜
入金スピード 最短即日
対応方法 オンライン完結
対象 法人・個人事業主

買取可能額の下限が1万円からと低く、少額の売掛債権でも利用しやすい会社です。オンライン完結の会社は面談型より手数料が低くなる傾向があり、この点は次の章でも触れます。

4位
GMO BtoB 早払い
  • 2社間対応
  • 継続利用向き
  • 上場企業運営

東証プライム上場企業が運営するファクタリングサービスです。一度審査に通過すれば、その後は請求書のみで繰り返し利用できます。

項目 内容
契約形態 2社間・3社間
手数料 1%〜12%
買取可能額 100万円〜1億円
入金スピード 最短2営業日
対応方法 対面・オンライン
対象 法人

買取可能額の下限が100万円のため、少額の資金調達には向きません。継続して利用することを前提にした会社で、初回審査を通過したあとの手間が少ない点が特徴です。

5位
ビートレーディング
  • 2社間対応
  • 個人事業主可
  • 全国5拠点

東京・仙台・名古屋・大阪・福岡に拠点を持つ大手ファクタリング会社です。取引実績が多く、対面での相談にも対応しています。

項目 内容
契約形態 2社間・3社間
手数料 2社間 4%〜12%/3社間 2%〜9%
買取可能額 1万円〜
入金スピード 最短2時間
対応方法 オンライン・LINE
対象 法人・個人事業主

医療・福祉業
2021年投稿
対応

近くに拠点があったので、直接相談しながら手続きを進められました。オンラインだけでは不安があったので助かりました。

買取可能額の下限が1万円からと低く、個人事業主の口コミも多く寄せられています。オンラインとLINEでの手続きに加えて、地方でも来店しやすい拠点数がある点が、他の主要会社との違いです。

6位
株式会社NO.1
  • 2社間対応
  • 少額対応
  • 個人事業主可

少額の売掛債権にも柔軟に対応しているファクタリング会社です。個人事業主やフリーランスの利用も多く見られます。

項目 内容
契約形態 2社間・3社間
買取可能額 1万円〜
手数料 要問合せ
対応方法 オンライン
対象 法人・個人事業主

公式サイトに手数料の明確なレンジが公開されていないため、この記事では要問合せとしています。少額債権での利用実績を口コミで確認できる点が、選ぶうえでの目安になります。

7位〜12位

ペイトナーファクタリング

手数料 一律10%/買取可能額 初回25万円まで(実績に応じて最大100万円)/入金 最短10分/2社間のみ

審査はAIによる完全オンライン。必要書類は本人確認書類・通帳のコピー・請求書の3点のみです。

ラボル

手数料 一律10%/買取可能額 1万円〜/入金 最短1時間/2社間のみ

個人事業主・フリーランス向け。東証プライム上場のセレスの子会社が運営し、24時間365日の振り込みに対応します。

QuQuMo

手数料 1%〜14.8%/買取可能額 下限上限なし/入金 最短2時間/2社間のみ

面談なしのオンライン完結型。必要書類は請求書と通帳のコピーの2点のみで、準備の手間が少ない会社です。

フリーナンス

手数料 3%〜10%/買取可能額 1万円〜/入金 最短30分/2社間のみ

個人事業主・フリーランス向け。自社の口座を使うほど手数料が下がる仕組みがあります。会員登録に最長2時間ほどかかるため、急ぎの場合は事前登録がおすすめです。

日本中小企業金融サポート機構

手数料 1.5%〜10%/買取可能額 下限上限なし/入金 最短3時間/2社間・3社間

経営革新等支援機関として認定された一般社団法人が運営。ファクタリングに加えて、助成金や補助金の相談も可能です。

ベストペイ

注文書ファクタリング(受注段階での資金化)/ベストファクターと同じ運営会社

請求書発行前の受注段階でも資金化できる点が、他の多くの会社との違いです。取引実績はベストペイ独自の集計であり、クラウド型のファクタリングとは別の実績として扱われています。

最短即日は本当か。入金までの実際の日数

「最短即日」という表記は、ほとんどのファクタリング会社の公式サイトに書かれています。ただ、これは条件が揃った場合の最短値です。実際にどれくらいの人が即日で入金されているのかを、口コミの本文から確認しました。

入金までの日数が具体的に書かれていた口コミ88件を集計しました。

8%
17%
75%
即日
翌日
2日以上
3日
所要日数の中央値

口コミ88件の内訳

集計の過程で、もう1つわかったことがあります。「即日にはならなかった」とはっきり書いている口コミが10件あり、これは「即日で入金された」7件よりも多い数字です。最短即日という言葉を見て申し込んだものの、実際には数日かかったという声のほうが目立つ状態でした。

即日を狙うなら午前中に申し込む

208社を調査したところ、営業終了時刻が18時より前の会社が102社ありました。申し込みが遅いほど、その日のうちに審査が終わりません。

午前中に申し込み

審査・契約・入金まで当日中に終わる可能性が高い

昼過ぎに申し込み

書類が揃っていれば当日入金に間に合うこともある

夕方以降に申し込み

審査が翌営業日に持ち越されることが多い

即日にならなかった理由として口コミに多かったのは、申し込みの時間帯の遅さ、必要書類の不足、初回利用による審査の長期化、売掛先の信用確認です。今日中の入金を狙うなら、午前中に申し込み、必要書類を一度で揃えて提出してください。

今日中に必要なら、営業時間から探せます

営業終了時刻や土日対応も含めて、条件に合う会社を紹介します

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手数料はいくらか。実際に支払われた金額

2社間ファクタリングの手数料は「2%〜20%」のように幅を持たせて表記されている会社がほとんどです。この幅のどのあたりで実際に契約しているのかを知るために、手数料に触れている口コミ71件をすべて確認しました。

手数料に触れている口コミ71件を確認し、自分が実際に支払った金額として読み取れた25件を集計しました。あわせて、相見積もりで他社から提示された率も抜き出しています。

実際に契約して支払った率

9.2%

中央値/14件

vs

他社から提示された率

15.0%

中央値/9件

一律10%の定額サービス11件は、平均を偏らせるため別集計としています

この記事で注目したいのは、相見積もりで提示された率の中央値が15.0%だった点です。実際に契約に至った率の中央値9.2%と比べると、5ポイント以上の差があります。1社だけで決めるのではなく、複数社に見積もりを依頼したうえで比べることが、手数料を下げる現実的な方法だといえます。

「手数料1%〜」の下限は誰にでも当てはまるわけではない

公式サイトの手数料に言及していた口コミ16件のうち、7件が「表示されていた最低料率は実際には適用されなかった」という趣旨の内容でした。中には、公式サイトに書かれていた1.5%や3%という数字が、実は3社間ファクタリングの料率だったという声もあります。


卸売・小売業
2023年投稿
手数料

業界最低水準としてトップページに書かれていた1.5%は、3社間ファクタリングの手数料でした。2社間の料率は下のほうに小さく書かれていて、実際にはもっと高くなりました。

手数料の下限だけを見て会社を選ぶと、2社間で申し込んだときに想定より高い金額を提示され、後から迷うことになりかねません。表示されている数字が2社間と3社間のどちらの料率なのかを、申し込み前に確認しておくと安心です。

手数料以外にもかかる費用がある

手数料の話ばかりが注目されがちですが、口コミには手数料以外のコストに触れているものも一定数ありました。事務手数料や出張費、債権譲渡登記が必要な場合はその登記費用(登録免許税7,500円が目安)などです。買取率、つまり額面のうち何%を実際に買い取ってもらえるかという点も、手数料と別に確認しておく必要があります。手数料が低くても買取率が低ければ、手取りの金額は思ったより少なくなります。

使い続けると手数料は下がるのか

継続して利用すると手数料が下がると案内している会社は少なくありません。口コミの中にも、実際に率が下がったという声がありました。一方で、そもそもファクタリングを繰り返し使うこと自体を勧めない、という意見も見られます。手数料が下がったとしても、毎回のコストが積み重なることに変わりはないため、資金繰りが落ち着いたら、後述する融資など他の方法への切り替えも検討してください。

取引先に知られることはあるか

2社間ファクタリングを選ぶ最大の理由は、売掛先に知られずに資金を用意できることです。この点について、口コミ2,341件の中でどう語られているかを確認しました。

秘密保持に関する内容が含まれていた口コミは41件で、そのうち19件が「取引先に知られずに済んだ」という趣旨でした。一方、「取引先に知られてしまった」という実害の報告は0件でした


建設業・個人事業主
2022年投稿
秘匿性

取引先に知られたくなかったので、2社間でお願いしました。秘密厳守とのことで、実際に知られることなく利用できています。

それでも知られる可能性がゼロではない経路

実害の報告はありませんでしたが、知られる可能性が完全にないわけではありません。主な経路は3つです。1つは債権譲渡登記です。登記情報は誰でも閲覧できるため、売掛先が偶然確認すれば知られる可能性があります。2つ目は、ファクタリング会社専用の入金口座への振込先変更を売掛先に案内する必要が生じた場合です。3つ目は、回収代行を伴う契約で、ファクタリング会社の名前が請求書や通知に記載される場合です。

債権譲渡登記が不要な会社は、この記事で調査した208社のうち76社ありました。登記を避けたい場合は、契約前に登記の要否を確認しておくと安心です。

オンラインで完結する2社間ファクタリング

ここ数年でファクタリング会社の多くが導入しているのが、AI審査とオンライン契約を組み合わせた完全非対面の手続きです。スマートフォンとパソコンがあれば、来店や面談をせずに申し込みから契約まで進められます。

オンライン完結型は、面談を伴う会社より手数料が低く設定されている傾向があります。人件費やオフィス賃料がかからない分、コストを利用者に還元しやすいためです。この記事で調査した208社のうち、オンライン完結と確認できたのは41社でした。

完全非対面と、オンライン面談ありの違い

オンライン完結をうたう会社でも、実際の手続きは2つに分かれます。1つは、書類の提出から契約までをクラウドサインなどの電子契約ツールだけで完結させる完全非対面型です。もう1つは、申し込みはオンラインでも、契約の前にZoomなどでのオンライン面談が必須になっている会社です。

タイプ 特徴 向いている人
完全非対面型 書類提出から契約まで電子契約ツールのみで完結 誰とも話さずに手続きを終えたい人
オンライン面談あり型 申し込みはオンラインだが、契約前に映像面談がある 条件についてその場で相談したい人

公式サイトの「オンライン完結」という表記だけでは、この2つを見分けにくいことがあります。面談の要否は、申し込み前に問い合わせて確認しておくと、当日になって想定外の手間がかかるのを防げます。

審査で見られること、通らなかったときの対処

2社間ファクタリングの審査では、主に3つの点が確認されます。売掛先の信用状況、利用者自身の信用状況、そして支払いサイトや売掛債権の金額です。

売掛先が上場企業や官公庁であれば、未回収のリスクが低いと判断され、審査は通りやすくなります。利用者側の信用状況が見られるのは、2社間ファクタリングでは売掛金の回収を利用者が一度受け取ってからファクタリング会社に入金する仕組みのためで、この間の着服リスクを確認する必要があるからです。

「審査通過率98%」の数字をどう読むか

多くの会社が90%を超える審査通過率を公表しています。ただし、この数字がどのような条件で算出されているかは開示されていません。売掛先が優良企業である申し込みが多く含まれていれば、通過率は自然と高くなります。実際、この記事で分析した口コミの中には、他社で審査に落ちた経験を書いているものが136件ありました。通過率の高さだけで会社を選ぶのではなく、自分の売掛先がどのような取引先かを踏まえて申し込み先を選ぶことが大切です。

審査員が見ているポイントと、事前にできる準備

着服や二重譲渡のリスクをどこで判断しているかは公開されていませんが、確認されやすい点は絞り込めます。申し込み前に次を整えておくと、審査がスムーズに進みます。


申し込み直前まで通帳の記帳を済ませる

税金の滞納は隠さず、分納の状況も伝える

必要書類を一度でまとめて提出する

審査中は電話に出られる状態にしておく

支払いサイト30日〜90日の債権を優先する

売掛先の信用力が高い債権を選ぶ

審査に落ちたときの次の一手

審査に通らなかった理由が明確に開示されないことは珍しくありません。ただ、断られた理由の傾向によって、次に取るべき対応はある程度絞り込めます。

断られた理由として多いもの 次にできること
赤字決算・債務超過 赤字でも対応する会社に絞って申し込む
税金や社会保険料の滞納 滞納がある前提で対応可能な会社に相談する
支払いサイトが長い 長期の支払いサイトに対応する会社を選ぶ
売掛債権の金額が小さい 少額債権に対応している会社に切り替える
利用者自身の信用状況 売掛先が直接支払う3社間ファクタリングを検討する

断られた理由から、次に相談すべき会社を探せます

赤字・税金滞納・少額債権にも対応する会社を含めて紹介します

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入力は30秒ほどです。営業電話は選んだ会社からのみです

急ぐときの相見積もりの取り方

資金が必要な期日が迫っているときほど、1社に断られてから次を探すのでは間に合わないことがあります。条件面を狙う本命の会社と、AI審査で必要書類が少ない会社を、別々の売掛債権で並行して進めておくと、片方が通らなかった場合の遅れを最小限にできます。

同じ売掛債権を複数社に同時に申し込まない

並行して進める場合は、必ず別の売掛債権で行ってください。同一の売掛債権を複数のファクタリング会社に同時に持ち込むことは、二重譲渡にあたり、契約違反や刑事責任に問われる可能性があります。

法人と個人事業主で扱いはどう違うか

「個人事業主対応」と書かれていても、実際の対応には差があります。2社間に対応し、個人事業主も受け付けている104社を調べました。

25%
43%
32%
下限10万円以下(26社)
下限30万円以上(45社)
非公開(33社)
26社
少額を実際に扱う

個人事業主に対応する104社の内訳

少額の債権を実際に扱うのは、104社のうち26社だけです。下限に届かず断られると、その分だけ資金化が遅れます。少額の売掛債権しかない場合は、買取金額の下限を必ず確認してください。

業種別に見る利用の傾向

口コミを業種別に集計すると、建設業が最も多くなっています。

建設業

573件

製造業

439件

卸売・小売業

354件

医療・福祉業

286件

広告・WEB

254件

運輸・倉庫業

164件

口コミ2,341件の業種別内訳

建設業や運輸業のように支払いサイトが長くなりやすい業種では、長期の支払いサイトに対応している会社を優先して選ぶと、審査で不利になりにくくなります。

メリットとデメリット

良いことばかりではありません。手数料は銀行融資より高く、全員が審査に通るわけでもありません。良い面と注意すべき面をあわせて見ておくと、使いどころを判断しやすくなります。

メリット

入金が早い
売掛先の承諾が不要なため、書類が揃っていれば審査後すぐに入金される
取引先に知られない
利用者とファクタリング会社の2者だけで契約するため、通知が発生しない
未回収でも弁済義務がない
償還請求権のない契約であれば、売掛先が倒産しても返済義務は生じない
財務状況が悪くても利用できることがある
審査で重視されるのは主に売掛先の支払い能力

デメリット

手数料が高い
3社間より割高で、面談型は10%を超えることもある
違法業者が紛れている
ファクタリングを包括的に規制する法律がなく、悪質な業者も存在する
債権譲渡登記が必要な場合がある
法人が対象。登記費用(登録免許税7,500円程度)と、登記情報が公開される点に注意
審査が3社間より厳しい
利用者を経由する分、着服や二重譲渡のリスクが加わる

利用するときの注意点

会社選びで確認しておきたいこと

会社概要に代表者名や固定電話番号が明記されているか、手数料の上限が示されているか、契約書の控えを渡してもらえるかは、契約前に必ず確認してください。手数料は下限だけでなく上限を見ることが重要です。「2%〜」という表記だけでは、自分の債権にいくらかかるのかはわかりません。

こうした会社は避ける

!
買戻特約や償還請求権が契約書に入っている
!
分割払いを提案してくる
!
手数料の上限が示されない
!
住所・電話番号・代表者名の記載がない
!
契約書の控えを渡さない
!
契約直前に手数料を引き上げる

償還請求権とは、売掛債権が回収できなかった場合にファクタリング会社が利用者に弁済を求める権利です。これが契約に含まれていると実質的に貸付とみなされ、貸金業登録のない業者であれば違法になります。

回収した売掛金は早めに入金する

2社間ファクタリングでは、売掛先から回収した売掛金をファクタリング会社に入金する義務があります。入金期限は会社によって異なりますが、回収後10日から15日以内とされることが多く、忙しさから振り込みを忘れると、遅延損害金が発生したり、次回以降の利用を断られたりすることがあります。万が一、資金繰りに困って売掛金を使い込んでしまうと、横領罪や業務上横領罪に問われる可能性もあるため、回収した売掛金には手をつけず、速やかに入金してください。

悪質な業者の被害に遭ったとき

金融庁 金融サービス利用者相談室

0570-016811

平日10時〜17時

日本貸金業協会

0570-051051

平日9時〜17時

消費者庁 消費者ホットライン

188

全国共通

警察相談専用ダイヤル

#9110

24時間

ファクタリングを装った貸付である疑いがある場合は、弁護士に相談することで返済が不要と判断されるケースもあります。1人で抱え込まず、早めに相談してください。

申し込みから入金までの流れと会計処理

利用の流れ

1

納品・請求書発行

売掛債権が発生

2

申し込み・審査

必要書類を提出

3

売却・入金

手数料を差し引いた代金を受け取る

4

売掛金の回収

決済期日に売掛先から回収

5

入金・完了

回収額をファクタリング会社へ

手数料は買取代金からあらかじめ差し引かれるため、別途支払う必要はありません。売掛金の回収から入金までは、会社によって定められた期限内に行う必要があります。

会計処理の基本

2社間ファクタリングを利用した場合の仕訳は、次の順で進みます。まず売上発生時に売掛金を計上し、ファクタリング契約時に売掛金を未収入金に振り替えます。買取代金が入金された時点で、手数料を売掛債権売却損として計上します。売掛先から入金があった際は、いったん預かり金として処理し、ファクタリング会社への入金と同時に消し込みます。会計ソフトを使えば、この一連の処理は自動化できます。

融資や他の資金調達との比較

ファクタリングは、他の資金調達手段と比べてコストが高くなりやすい方法です。手数料を年利に置き換えて比べると、その差がわかりやすくなります。支払いサイトが2か月の債権を手数料10%でファクタリングした場合、年利に換算するとおよそ60%になります。ビジネスローンでもっとも金利が高い水準でも18%程度であることを踏まえると、ファクタリングは短期のつなぎ資金として使う方法だといえます。

資金調達方法 スピード コストの目安 向いている場面
2社間ファクタリング 最短即日〜数日 年利換算で高くなりやすい 今日か明日中に必要な資金
銀行融資 数週間〜数か月 年利1%〜5%程度 計画的な資金需要
ビジネスローン 数日〜1週間 年利5%〜18%程度 融資よりやや急ぎの資金需要
補助金・助成金 数か月〜1年 返済不要 設備投資など計画的な支出

余裕があるときはファクタリングの利用を控え、融資や補助金など別の方法に切り替えることも、資金繰りを安定させるうえで大切です。

よくある質問

2社間ファクタリングは危険ですか
取引そのものは民法で認められた債権譲渡であり、違法ではありません。危険なのは、償還請求権付きの契約や分割払いを持ちかけてくる悪質な業者です。契約書の内容を必ず確認してください。
なぜ2社間は3社間より手数料が高いのですか
売掛先の承諾を得ない分、ファクタリング会社は売掛債権の実在確認や未回収のリスクを利用者の書類だけで判断する必要があり、そのリスク分が手数料に上乗せされるためです。
売掛先に絶対にバレませんか
口コミ2,341件の中に、取引先に知られたという実害の報告はありませんでした。ただし、債権譲渡登記など、可能性がゼロではない経路もあります。詳しくは本文の該当箇所で説明しています。
審査時間はどのくらいですか
会社によって異なりますが、最短2時間から即日で結果が出る会社が多く見られます。ただし、口コミの集計では実際に即日で入金されたのは8.0%にとどまります。
赤字決算でも利用できますか
利用できることがあります。審査で重視されるのは主に売掛先の支払い能力のため、自社が赤字であることが即座に不利にはなりません。
税金を滞納していても利用できますか
会社によって対応が分かれます。滞納がある場合は隠さずに申告し、分納の状況をあわせて説明することで、審査を進めやすくなります。
信用情報に記録されますか
ファクタリングは融資ではなく債権の売買のため、信用情報機関には記録されません。
何社まで同時に申し込めますか
別々の売掛債権であれば、複数社に同時に申し込むこと自体に問題はありません。ただし、同一の売掛債権を複数社に持ち込むことは二重譲渡にあたり、行ってはいけません。
二重譲渡とは何ですか
同じ売掛債権を複数のファクタリング会社に売却してしまうことです。契約違反となるほか、状況によっては刑事責任を問われる可能性もあります。
債権譲渡登記は必ず必要ですか
必須ではありません。この記事で調査した208社のうち76社は、債権譲渡登記が不要と確認できました。また、個人事業主はそもそも登記の対象外です。
個人事業主でも利用できますか
利用できます。ただし、買取金額の下限が高く設定されている会社もあるため、少額の債権しかない場合は下限を事前に確認してください。
2社間ファクタリングと2者間ファクタリングの違いは何ですか
意味に違いはありません。現在は2社間ファクタリングという表記が一般的です。
銀行融資の審査に落ちても利用できますか
利用できることがあります。融資の審査では利用者自身の返済力が重視されるのに対し、ファクタリングの審査で重視されるのは売掛先の支払い能力だからです。
会計上どのように仕訳しますか
売掛金を未収入金に振り替え、入金時の手数料を売掛債権売却損として計上します。詳しい流れは本文の会計処理の章で説明しています。

全208社の比較データ

ここまで紹介した会社に加えて、fackomiに掲載している208社のうち、2社間ファクタリングに対応する158社の主要スペックを一覧にしています。条件を絞り込みたい場合にご利用ください。

208社の比較表を開く
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会社名 即日買取 登記不要 個人事業主 土日対応 買取下限
(全158社のデータを表示) - - - - -

全社分のデータは公開データベース(208社・全数調査)と連動しています。実装時にCMS側のデータベースから自動生成してください。

調査概要

調査項目 内容
対象会社数 208社(うち2社間ファクタリング対応158社)
口コミ件数 2,341件
口コミの投稿期間 2019年1月〜2023年9月
土日対応・営業時間の調査時点 2026年7月
ランキングの算出方法 口コミ10件以上の会社を対象に、入金スピード・スタッフ対応・審査の通りやすさ・手数料の安さの4項目を単純平均

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条件に合う会社を、208社のデータからまとめて紹介します

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