「審査に通過しやすいファクタリング会社を探している」という人も多いのではないでしょうか?

そのような人に対して、株式会社ウィットのファクタリングは一定の人気があるようです。

しかし、メジャーなファクタリング会社と比較してウィットは知名度がいまいちですし、「信頼して大丈夫?」と心配する声が多いのも事実です。

実際にウィットを利用した人の口コミや評判からウイットの安全性や審査基準やメリット・デメリットについて解説していきます。

審査に通過しやすいファクタリング会社を探している人は、ウイットへ申し込む前にぜひご覧ください。

ウィットの基本情報

株式会社ウィット

企業 独立系
種類 2社間
資金化までの期間 最短即日
最小利用可能額 表記なし
最大利用可能額 表記なし
手数料 表記なし
赤字決算 対応可能
償還請求権 なし
個人事業主
担保・保証人 不要

ウィットの申し込みから入金までの手順

ウィットの申し込みから入金までの手順は以下のようになっています。

  • 電話かメールフォームで申し込み
  • 必要書類
  • 審査結果の通知
  • 非対面で契約可能

最大の特徴は非対面で申し込みから契約まで完結するという点です。

クラウドファクタリングでもないのに、このうような対応をしている会社はそれほど多くありません。

ウイットの申し込みから入金までの流れについて詳しく見ていきましょう。

電話かメールフォームで申し込み

株式会社ウィットのファクタリングは電話かメールフォームから行います。

  • 電話番号:0120-31-2277
  • 受付時間:平日9時〜18時

電話での受付は日時が限られているため、365日24時間申し込むことができるメールファームでの申し込みがおすすめです。

申し込みを行うとすぐにウィットから折り返しの電話があります。

この電話では、以下の内容についてヒアリングが行われます。

  • ファクタリング希望条件
  • 会社情報
  • 代表者情報
  • 売掛先の情報

自社の設立年月日や社員数まで聞かれるのでヒアリングの内容はかなり多いですが、「対応は丁寧で印象がよい」という口コミが多くなっています。

必要書類

電話でのヒアリングが終わるとメールで必要書類の一覧が送られてくるようです。

ウィットの審査に必要な書類は以下の書類です。

  • 直近の決算書二期分
  • 通帳コピー半年分
  • 売掛債権の成因証書(契約書・発注書・請求書など)
  • 商業登記簿謄本
  • 代表者運転免許証

必要書類はそれほど多くなく、一般的にファクタリング会社へ送付しなければならない書類とそれほどボリューム的に変わらない程度でしょう。

審査結果の通知

必要書類をメールで送付すると、審査が行われ審査結果が通知されます。

これと前後して、契約書類の添付ファイルと契約時に必要になる書類の一覧がメールで送付されてきます。

契約時に必要になる書類は以下の通りです。

  • 会社謄本:3通
  • 会社印鑑証明:3通
  • 個人印鑑証明:1通
  • 住民票 (家族全員記載):1通
  • 納税証明その3の3:1通

契約時に提出しなければならない書類は他のファクタリング会社と比較して多い印象があります。

素早く資金調達したい場合には、事前にこれらの書類を取得しておくようにしましょう。

非対面で契約可能

ウィットは非対面で契約することができるファクタリング会社です。

上記の契約書類と必要書類はレターパックでウィットまで郵送することで契約手続きは完結しますが、書類の到着前に資金が必要な場合には、記入済みの契約書の写しウィットへメールまたはFAXすることによって即日入金に対応してくれます。

店舗型のファクタリング会社は対面契約が必須となっていることも多いですが、非対面で契約できるウィットは「便利で助かった」「地方に会社があるので、東京まで行く時間を省けて助かる」などの口コミで高い評価を受けているようです。

口コミから分かるウィットの審査基準

ウィットへの申し込みを検討している人が最も気になる点が、ウィットの審査基準ではないでしょうか?

審査に自信がない人ほどウィットのような中堅ファクタリング会社への申し込みを検討しているケースが多いためです。

口コミから分かりウィットの審査基準は以下の通りで、審査は比較的緩いということができるでしょう。

  • 小口のファクタリングに強い
  • 高額のファクタリングは難しい
  • 売掛先の与信が重要
  • 納税状況も確認する
  • 代表者の支払能力も審査の対象/li>

ウイットの審査の5つの特徴について詳しく解説していきます。

小口のファクタリングに強い

ウィットは500万円以下の小口のファクタリングを専門にしている会社です。

実際には数十万円以下程度の本当に少額のファクタリングを行なっているケースが多く、家族経営のような小規模事業者に対して積極的にファクタリングをしています。

「自社は規模が小さいから相手にされないかもしれない」と不安を感じている人も、小規模専門のウィットなら対応してもらうことができる可能性は高いでしょう。

高額のファクタリングは難しい

ウィットから高額のファクタリングを希望することは難しいと言えるでしょう。

ウィットは、500万円以下の少額のファクタリングを専門に行なっているため、1社に対して500万円を超えるようなファクタリングをするだけのリスクを許容することは難しいと言えるためです。

中規模以上の数千万円程度のファクタリングを希望する企業は、ウィットに申し込んでも審査に落とされてしまう可能性が高いと言えるでしょう。

売掛先の与信が重要

ファクタリング審査では売掛先の与信状況が非常に重要です。

ウィットに支払いを行うので自社ではなく、売掛先企業ですので売掛先企業が「期日通りの支払いに問題ないだろう」と判断されれば審査に通過できる可能性は高くなります。

反対に、売掛先企業の業況が芳しくなく「期日通りの支払いが難しい」と判断されてしまったら審査に通過できる可能性は低くなってしまいます。

納税状況も確認する

ウィットの審査はかなり厳格に行われているのが実際のところのようです。

口コミからは、「契約時の必要書類で納税証明書の提出が求められた」というものが多くなっています。

ファクタリングの契約で、納税証明書の提出まで求める会社はそれほど多くないので、ウィットはかなり厳格に審査を行なっていると言えるでしょう。

代表者の支払能力も審査の対象

またウィットは代表者の支払能力も審査の対象としています。

審査の際に行われるヒアリングでは、代表者の住宅の所有状況や賃貸の場合の家賃まで聞かれることになるので、代表者に支払能力がなかった場合には審査に通過することが難しくなるケースもあるようです。

いずれにせよ、ウィットの審査は他のファクタリング会社であればチェックしないような部分までかなり厳格に行われているといえるでしょう

口コミから分かるウィットのメリット

口コミからウイットのファクタリングには以下の3つのメリットがあることが分かりました。

  • 審査時間が短い
  • 完全非対面で契約可能
  • コンサルティング事業も行なっており安心

申し込みから入金までの時間が早く、最大の特徴は非対面で契約を完結させることができるという点です。

ウィットの3つのメリットについて解説します。

審査時間が短い

ウィットの体験談では「10時に申し込んで12時すぎには入金になった」というものもあり、申し込みから入金まで最短2時間となっています。

最短即日資金化に対応しているファクタリング会社は多いですが、2時間で着金するというのはファクタリング会社の中でも非常に早い対応だといえます。

急いでお金が必要な場合に、ウィットであれば余裕を持って資金調達することができる可能性があると言えるでしょう。

完全非対面で契約可能

ウィット最大のメリットだと言えるのが、完全非対面で契約することができるという点です。

ウィットのような店舗型のファクタリング会社は基本的には契約時に面談が必要で、重要事項の説明を受けなければなりません。

しかし、ウィットは郵送前にメールかFAXで契約書の写しを送付することで、入金に対応してくれるので、高い確率で即日資金化することができますし、わざわざファクタリング会社のオフォスまで訪問する必要もなく契約手続きは簡単です。

この契約方法を採用しているため、ウィットは最短2時間程度で資金化に対応することができます。

コンサルティング事業も行なっており安心

ウィットはコンサルティング事業を手がけています。

経営改善・M&Aなども行なっているので、会社の資金繰りなどに対してかなりの深い専門性を持っています。

ファクタリングによる利益追求だけを行なっているわけではないので、会社の資金繰り全般について相談することができ、ファクタリング以外にも改善方法があるのであれば、他の方法を提案してくれることもあるようです。

コンサル事業を行なっているという安心感があるのがウィットが他のファクタリング会社と異なる点です。

口コミから分かるウイットのデメリット

ウィットにはデメリットもあるので注意が必要です。

  • 税金滞納者は審査に通らない
  • 手数料が非公開で不透明
  • 会社情報も非公開情報が多い

今や多くのファクタリング会社が自社の情報を積極的に公開して顧客の安心感を高めていますが、ウィットの情報公開はあまりにも少ないといえます。

ウィットを利用するのであれば、これらのデメリットもしっかりと理解した上で申し込みをする必要があります。

ウィットのデメリットについて詳しく解説していきます。

税金滞納者は審査に通らない

ウィットの契約には納税証明書の提出が必要です。

納税証明書は税金をしっかりと納めている人でないと取得することができないので、税金を滞納している人は審査に通過することができません

ファクタリングの謳い文句の1つとして「税金を滞納していても資金調達できる」というものがあるほどに、ほとんどのファクタリングでは税金の支払状況は審査の対象外となっていますが、ウィットに関しては税金を滞納してしまうと審査に通過することは不可能になってしまいます。

手数料が非公開で不透明

ウィットのファクタリングは手数料がホームページに公開されていません。

口コミなどからは「20%程度」というものが多いですが、多くのファクタリング会社が手数料を公開している中で、ウィットは手数料の明示がないという点でここは大きなデメリットだといえます。

場合によっては20%を超える手数料が提示される可能性もあるでしょう。

会社情報も非公開情報が多い

ウィットのホームページには会社の資本金や従業員数などの表記がありません。

会社の規模感を示す重要な情報が公開されていないので、この点も「本当に大丈夫?」と不安に感じてしまう人も多いのではないでしょうか?

ただし、法人番号公表サイトからウィットは「6013301039659」という法人番号を持った間違いなく正常な会社ですので、闇金などの危険な会社である可能性はないでしょう。

いずれにせよ、会社情報以外の情報も非常に薄く、ウィットはホームページが充実していないという点はデメリットです。

ウィットについてよくある質問

創業間もない企業でも利用可能ですか?
利用可能です。創業1年未満の決算書ができていない会社でもウィットはファクタリングを行なっていますので、「決算書がない」という理由で審査に落ちされてしまうようなことはないので安心して申し込みをするようにしましょう。
他のファクタリング会社の審査に落ちてしまいましたが利用できますか?
ファクタリング会社の審査基準は会社によって異なるので、他のファクタリング会社の審査に落ちたとしてもウィットの審査に通過できる可能性はあります。
特に、ウィットは他のファクタリング会社と比較して手数料は高めに設定されることが多く、その分審査は甘くなっている可能性があります。
1社の審査に落ちたからと言ってファクタリングを諦めるのではなく、ウィットを含めた他のファクタリング会社へトライしてください。
個人事業主ですが利用することができるでしょうか?
ウィットは個人事業主に対するファクタリングにも債権譲渡登記なしで対応しています。
ただし、債権譲渡登記ができない分、法人よりも審査が厳しくなる可能性はあります。

まとめ

ウィットは小規模売掛債権の買取を得意としているファクタリング会社です。
あまり名前は知られていませんが、審査は厳格に行なっており、非対面で契約することができるので高い確率で即日資金化に対応しているという大きな特徴を持っています。
ただし、手数料に関して表記がなく場合によっては非常に高い手数料を提示される可能性があります。
利用する際には他のファクタリング会社と相見積をとり、手数料を比較した上で申し込みをするようにしましょう。