電ふぁくの会社情報
電ふぁくは株式会社トップ・マネジメントによって運営されているファクタリングサービスです。2.5社間ファクタリングの名称で提供されており、Tranzax株式会社との連携によって、通常の2社間ファクタリングよりも低い手数料を実現しています。
サービス開始の背景には、2社間手数料による利用者の負担増加が挙げられます。通常の2社間ファクタリングでは売掛金の回収リスクの観点から、手数料が高額にならざるを得ない一面がありました。しかし電ふぁくでは利用者とトップ・マネジメントの間に「ファクタリング専用口座」の管理を担うTranzaxが加わることで、売掛金の回収リスクを最小限に抑えることが可能となっており、手数料の引き下げを実現しています。
株式会社トップ・マネジメントは、東京都千代田区に本社を置くファクタリング会社です。ファクタリングや各種コンサルティング、経営リスクの調査・分析、担保不動産の調査・評価業務などを行っています。
2009年の創業以来ファクタリングの取り扱い件数は45000社を数え、これまで様々な利用者の資金繰りに対応してきました。電ふぁくに加え、助成金申請とファクタリングを組み合わせた「ゼロファク」、広告業に特化した「ペイブリッジ」など、多彩なファクタリングを提供していることでも知られています。
Tranzax株式会社は東京都港区に本社を置くFinTechベンチャー企業です。FinTech(フィンテック)とは金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語で、Tranzaxでは主に電子記録債権を使ったファイナンス事業を展開しています。
電子記録債権を使って売掛金を早期資金化する「PayForward」や、売掛金を一括譲渡して資金を調達する「集合債権ファイナンス」、診療報酬債権を譲渡する「診療報酬ファイナンス」、受注時点での資金化を可能にする「注文書ファクタリング」など、こちらもトップ・マネジメントと同様に幅広いファクタリングを提供しています。
電ふぁくのファクタリングの特徴
電ふぁくは2社間ファクタリングの秘匿性と3社間ファクタリングの低手数料、両方の特徴を兼ね備えた新たなサービスです。日本全国の法人・個人事業主・フリーランスが利用対象となります。
運営会社であるトップ・マネジメントは2.5社間ファクタリングの名称を用いており、債権譲渡通知を行わなずに売掛金の資金化が可能です。このため売掛先にファクタリングの利用を知られることはありません。
電ふぁくの最大の特徴が手数料です。手数料は1.8%~8%となっており、トップ・マネジメントは「利用手数料を大幅に抑えられる」と述べています。
さらに電ふぁくでは利用の度に与信スコアがアップする仕組みを採用しています。利用回数に応じて手数料はダウンし、買取額はアップする仕組みになっているため、継続利用に向いたファクタリングでもあります。
入金までの時間は、2回目以降であれば最短1時間で完了します。契約を含む全ての手続きがオンライン上で完結するため、初回においても素早い資金化が可能です。なお契約方法は電子契約の他、従来の対面契約も実施しています。対面契約は出張と来店の2つから選択可能です。
電ふぁくの申し込みに際しては、専用口座の開設が必須となります。これはTranzax株式会社が所有する利用者名義のファクタリング専用口座で、売掛金の振込先を専用口座に変更する必要があります。よって売掛先に対しては、口座変更の旨を通知しなければなりません。
専用口座の開設には時間が掛かる場合があります。しかし継続利用を予定している場合に限り、口座開設を待たずして、1.8%~8%の手数料で2.5社間ファクタリングを行えます。
サービス内容に不明な点がある場合は、電ふぁく専用のコンシェルジュが無料相談を受け付けているため、初回利用や乗り換え時であってもスムーズな申し込みが可能です。
電ふぁくのファクタリングサービスを使ってみたところ、専用口座を活用することで手数料が格段に安くなり、利用者にとっても良い制度だと感じました。電子サインでのオンライン契約に対応していることも高評価でした。おかげで時間を短縮でき、出向く手間を省くことができました。色々な新しい取り組みにチャレンジしている先進的な会社だと思います。