フリーナンスの会社情報
フリーナンスはフリーランスに特化した資金調達サービスです。運営会社はGMOクリエイターズネットワーク株式会社で、2002年に早稲田大学の学内ベンチャーとして設立されました。当初は伍福星ネットワークの社名で中国語インターネット放送局の運営を行っていましたが、2006年のGMOインターネットグループへの参画をきっかけに、現在ではコンテンツ制作及び支援事業に軸足を置いています。2009年にはGMOクリエイターズネットワークへと社名変更を行い、現在に至るまでGMOグループの一角を占めています。
コンテンツ制作では、2万人を超える巨大クリエイターネットワークを背景に事業を拡大してきました。ライターやカメラマン、デザイナーにディレクターなど多彩な人材を抱えており、企画から制作までを一手に担える体制が整っています。これまでにWEBサイト制作を始めとして10万件を超えるコンテンツ制作を手がけるなど、実績は豊富です。
クリエイター支援では「ウーフー」と「フリーナンス」を運営しています。ウーフーは登録するだけで仕事を募集できるフリーライター募集サイトです。フリーナンスはフリーランス特化型の即日払いサービスで、2018年にサービスを開始しました。損害賠償保険が付帯しているなど、充実したサポートが特徴です。
グループ企業のトップにあたるGMOインターネットは、インターネット関連事業を行う東証一部上場企業です。東京都渋谷区のセルリアンタワーに本社を構えており、GMOクリエイターズネットワークも同一ビルに入居しています。
フリーナンスのファクタリングの特徴
資金化サービスである「即日払い」、補償サービスである「あんしん補償」がフリーナンスの特徴です。
どちらもフリーランス向けですが、運営元はフリーランスを「独立して仕事を請け負う個人事業主、もしくは個人企業法人」と定義しています。
即日払いでは3%~10%の手数料で請求書(売掛債権)の現金化が可能です。形としては2社間ファクタリングに当たり、取引先に通知が行くことはありません。
手数料や買取限度額は、フリーナンス独自の「与信スコア」によって決定されます。即日払いの利用回数に応じて与信スコアが上昇し、それに伴い手数料が下がって限度額が上がっていくという仕組みです。
なお資金化できるのは法人宛の請求書に限ります。個人事業主間で即日払いは行えません。
あんしん補償は仕事上の事故によって引き起こされる損害を、最高5000万円(ケースによっては最高500万円)まで補償する保険サービスです。
あんしん補償は口座開設に伴う付帯保険となっており、無料でサポートを受けることができます。
「即日払い」と「あんしん補償」を利用するためには、フリーナンスに登録して専用口座を作る必要があります。この口座は即日払いだけでなく幅広い用途での使用が可能です。
口座開設には反社チェックを含む審査が行われるため、フリーランスの信用力向上に繋がりやすいという一面があります。またあんしん補償によって損害賠償保険が掛けられているため、トラブルを懸念する企業側も発注を行いやすいというメリットもあります。
フリーでやってると支払いサイトが長い案件を受ける時は躊躇してしまうのですが、FREENANCEはそうした請求書も買い取ってくれるので、以前よりも仕事に積極的に取り組めるようになりました。ただ即日入金は100%保証されるサービスではないので注意が必要です。私の場合ですと、「審査結果が出たのが正午以降」という理由で入金日が遅れました。なので急ぎの人は朝イチで申し込んだほうが良いです。