yupの会社情報
yup(ヤップ)はyup株式会社によって運営されているフリーランス向けファクタリングサービスです。正式には「報酬即日払いサービス」という名称で、運営会社は入金までのスピードを特徴に挙げています。
2019年に発足したサービスですが、開始4ヶ月で申込金額が2億円を突破し短期間で実績を伸ばしています。全体的にエンジニアとクリエイターからの需要が高く、事業立ち上げ時の資金確保など、様々なケースで利用されています。
2020年にはセブン銀行と業務提携し24時間の入金が可能になりました。これは新型コロナウィルスの感染拡大を受けたサービスの拡充で、資金繰りに悩むフリーランスの救済を目的としています。これまでは午前中に審査結果が出た時にのみ「即日払い」は可能で、結果が午後に出た場合は入金が翌営業日にずれ込んでいました。しかしこの業務提携によってセブン銀行からいつでも入金が行えるようになり、より多くの「即日払い」が可能です。
またセブン銀行の他にもフリーランス向け賃貸与信サービス「smeta」との提携を行い、フリーランスの支援に力を入れています。 yup株式会社は2019年に設立されたスタートアップ企業です。ビジネスシティとして知られる赤坂のアーク森ビルにオフィスを置き、yupの運営と開発を主な事業としています。創業者と社員がフリーランスの深刻な資金繰りに直面した経験を持っており、そうした実体験がyupのフリーランス重視の姿勢に繋がっています。
yupのファクタリングの特徴
フリーランス・個人事業主向けのサービスですが、yupでは法人企業からの申請も多い傾向にあります。ファクタリングの種類としては2社間になり、請求書を発行する全てのフリーランスが利用できます。
買取申請は税込み1万円から可能です。初期費用や月額費用は0円で、発生するのは一律10%の手数料だけというシンプルな料金体系が特徴です。
一連の手続きは全てWEBで完結するため、日本全国から申し込むことができます。必要な書類は請求書のみで、yupのアカウント登録を済ませて請求書のPDFをアップロードすれば、最短60分で審査結果が通知されます。その時点で正午(12:00)前だった場合、即日で口座振込が実行されます。
2020年4月に行われたセブン銀行との業務提携により、24時間365日の入金が可能です。これはセブン銀行の法人向けサービス「リアルタイム振込機能」によるもので、利用者がセブン銀行に口座を持っていない場合でもサービスの恩恵を受けることができます。
ただし早期の対応をしてもらうためには、メールなどで連絡を入れる必要があります。通常の利用では審査が正午前に完了した時に限り、当日中の入金が保証されます。
ここはフリーの立場でも気兼ねなく使えるので気に入っています。確定申告の提出は不要なので、事業規模を精査される心配もありません。 改善点があるとすれば一律の手数料でしょうか。例えば利用毎に手数料が下がる仕組みになったら、もっと使いやすくなると思います。