ファクタリングの利用を検討するとき、多くの人にとって気になるのが手数料の相場です。手数料の相場は3社間ファクタリングなら1%~9%、オンラインファクタリングなら2%~12%です。

今回の記事では、ファクタリング手数料の仕組み・相場・安くするポイント・手数料以外にかかる費用をまとめました。くわえて、手数料の安いファクタリングサービス10選も紹介します。

資金繰りに困っているときに、スピーディーな資金調達ができるファクタリングは心強い味方です。できるだけ安い手数料のファクタリングサービスを利用して、資金繰りの改善を実現しましょう。

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ファクタリングの手数料とは

ファクタリングの手数料は、「ファクタリング会社の売上」「未回収リスクの補填」の2つによって設定されます。

ファクタリングとは売掛債権をファクタリング会社が買取し、手数料を差し引いた代金が利用者に支払われる仕組みです。たとえば、売掛債権の額面が100万円で手数料が10%なら、利用者が受け取れる代金は90万円です。

売掛債権が回収できれば、手数料はファクタリング会社の売上になります。一方、未回収の売掛債権の補填はファクタリング会社が行わなければなりません。

そのため、売掛債権の未回収リスクとファクタリング会社の収益のバランスを考慮して手数料は設定されています。

ファクタリングの手数料率の相場

ファクタリングの手数料率の相場は以下のとおりです。

ファクタリングの種類 手数料の相場
2社間ファクタリング(面談) 10%~20%
2社間ファクタリング(オンライン) 2%~12%
3社間ファクタリング 1%~9%
診療報酬ファクタリング 0.3%~2%

診療報酬ファクタリングとは、診療報酬債権を買取するファクタリングサービスで手数料が安いのが特徴です。また、オンライン完結のファクタリングサービスは手数料が安く設定される傾向が強いです。

ファクタリングには、2社間ファクタリング・3社間ファクタリングという2つの契約形態があります。ファクタリングは、契約形態によっても手数料相場が大きく異なります。

2社間ファクタリング・3社間ファクタリングそれぞれの特徴は、以下の表のとおりです。

ファクタリング形態 特徴 メリット デメリット
2社間ファクタリング
  • 利用者・ファクタリング会社で契約を締結
  • 売掛金を利用者が回収し、ファクタリング会社に入金
  • 最短即日で資金調達できる
  • 売掛先に利用を知られない
  • 3社間ファクタリングに比べて手数料が高い
3社間ファクタリング
  • 利用者・ファクタリング会社・売掛先で契約を締結
  • 売掛先が直接ファクタリング会社に入金
  • 2社間ファクタリングに比べて手数料が安い
  • 資金調達に1週間ほどかかる
  • 売掛先の承諾が必要

なお、ファクタリングの手数料率を融資の金利と比較するなら、年利換算して比較しましょう。

ファクタリング手数料の計算方法・金利との比較方法

ファクタリングの手数料がいくらになるのかは、以下の計算式で算出できます

売掛債権額×手数料率÷100=手数料の金額

たとえば、100万円の売掛債権を手数料率5%でファクタリングすると以下のようになります。

100万円(売掛債権額)×5%(手数料率)÷100=5万円(手数料の金額)

ファクタリングの手数料を金利と比較するなら、以下の計算式を使ってください

12ヶ月÷支払いサイト×手数料率=年利換算相当

たとえば、支払いサイトが60日(2ヶ月)の売掛債権を手数料率5%でファクタリングすると、年利換算で30%相当になります。

12ヶ月÷2ヶ月(支払いサイト)×5%(手数料率)=30%(年利換算)

なお、銀行・ビジネスローン・信用金庫などの融資の金利相場は以下のとおりです。

融資の種類 金利相場
銀行(信用保証付き融資) 1.5%~3%
銀行(プロパー融資) 1%~3%
信用金庫 2%~6%
日本政策金融公庫 1%~3%
銀行系ビジネスローン 1%~15%
ノンバンク系ビジネスローン 5%~18%

ファクタリングは融資と比較して資金調達コストが高いため、できるだけ手数料が低いサービスを利用しましょう。

ファクタリングの手数料を安く抑えるポイント

ファクタリングの手数料を安く抑えるポイントを解説します。

  • 2社間ファクタリングより3社間ファクタリング
  • 売掛先の信用力が高い売掛債権を優先
  • 売掛債権額が大きいと手数料が低下
  • 支払いサイトが短い売掛債権を選択
  • 利用実績によって手数料が下がるケースもある
  • 2社間ファクタリングでは利用者の信用状況も重要
  • 複数のファクタリング会社を比較・相見積もり

手数料が安くなるポイントを押さえ、賢く資金調達コストの軽減を実現しましょう。

2社間ファクタリングより3社間ファクタリング

手数料を安く抑えたいなら、2社間ファクタリングよりも3社間ファクタリングを選びましょう

2社間ファクタリングの場合、ファクタリング会社は利用者の提出書類でしか売掛先・売掛債権の実在を確認できません。そのため、架空債権・二重譲渡といったリスクが3社間ファクタリングより大きく、手数料を高めに設定する必要があります。

また、2社間ファクタリングは利用者が売掛金を回収し、ファクタリング会社に入金する仕組みです。利用者の経営状態・財務状況が悪いと、回収した売掛金が着服される恐れがあります。一方、3社間ファクタリングは売掛先から直接ファクタリング会社に入金されるので、着服リスクがないため手数料も安くなります

手数料を安くしたいなら、3社間ファクタリングの利用を検討しましょう。

売掛先の信用力が高い売掛債権を優先

売掛先の信用力が高いと、手数料が安く設定される傾向があります

ファクタリングの手数料は、未回収リスクに大きく左右されます。たとえば、診療報酬ファクタリングは国保・社保といった公的機関が売掛先であり、未回収リスクはほぼゼロです。そのため、手数料相場も0.3%~2%ほどと非常に安く設定されています。

一方、多くのファクタリング会社は売掛先が個人事業主・フリーランスの売掛債権を取り扱いません。個人事業主・フリーランスは、信用力が脆弱で未回収リスクが高いためです。

信用力の高い売掛債権を優先して、ファクタリング会社で見積もりを取りましょう。複数の売掛債権を審査してもらい、手数料の安い順にファクタリングするのも1つの方法です。

売掛債権額が大きいと手数料が低下

ファクタリングでは、売掛債権の額が大きいほど手数料が安くなる傾向があります

ファクタリング会社にとって、ファクタリング業務の負担は売掛債権額に左右されません。たとえば、100万円と1億円の売掛債権をファクタリングする場合の業務量はほぼ同じです。

一方、以下の条件では手数料が安くても大口の売掛債権の方が売上が大きくなります。

  • 100万円を手数料10%でファクタリングすると売上は10万円
  • 1億円を手数料1%でファクタリングすると売上は100万円

大口の売掛債権は利益率が高いため、手数料を安く抑えて利用者を増やしたいと多くのファクタリング会社が考えています。

支払いサイトが短い売掛債権を選択

支払いサイトの短い売掛債権は、手数料が安く設定される傾向が強いです。

支払いサイトが長いと、決済期日までに売掛先の経営状態が悪化するリスクが高くなります。そのため、支払いサイトの長短によって手数料が左右されます。

手数料を少しでも抑えたいなら、支払いサイトの短い売掛債権をファクタリングしましょう。

利用実績によって手数料が下がるケースもある

利用実績によって手数料が下がるファクタリングサービスもあります

たとえば、フリーランス向けファクタリングサービス「フリーナンス」は、利用実績によって手数料が下がると公表しています。ほかにも、ペイトナーファクタリングは手数料ではなく、利用実績によって買取可能額が上がる仕組みです。

ファクタリング会社に問い合わせて、利用実績による優遇があるのか確認しましょう。

2社間ファクタリングでは利用者の信用状況も重要

2社間ファクタリングでは、利用者の信用状況も手数料を左右します

2社間ファクタリングは3社間ファクタリングとは異なり、利用者が売掛金を回収してファクタリング会社に入金します。そのため、利用者の経営状態・財務状況が悪いと売掛金の着服リスクがあり手数料を高く設定せざるを得ません。

経営状態・財務状況が悪いなら、利用者の信用状況が手数料を左右しない3社間ファクタリングの利用を検討しましょう。

複数のファクタリング会社を比較・相見積もり

手数料を安く抑えたいなら、複数のファクタリング会社を比較して相見積もりを取りましょう

手数料・審査基準はファクタリング会社によって異なります。そのため、同じ売掛債権であっても審査後に提示される手数料に幅があるケースは珍しくありません

なお、信用状況に自信がない場合は、手数料の上限で利用するファクタリングサービスの候補を比較しましょう。相見積もりは件数が多すぎても手間がかかるので、3社~4社を目安にしてください。

手数料の安いおすすめのファクタリング会社10選

手数料の安いおすすめのファクタリング会社10選を紹介します。

  • ベストファクター | 2%からと手数料が業界最安クラス!即日資金調達率も約60%!
  • 日本中小企業金融サポート機構 | 手数料1.5%から!資金調達支援サービスも提供!
  • labol(ラボル) | 個人事業主・フリーランス向けで手数料一律10%!
  • フリーナンス | 利用すればするほど手数料が安くなる!
  • olta(オルタ) | 手数料の上限が9%なので安心して利用できる!
  • アクセルファクター | 柔軟な対応で即日資金調達を半数以上が実現!
  • ビートレーディング | 全国に5つの拠点を持つ大手ファクタリング会社で安心!
  • ququmo(ククモ) | 手数料1%からと業界最安!最短2時間で申し込みから入金まで完了!
  • ペイトナーファクタリング(旧yup) | 申し込みから入金まで最短10分!
  • PayToday(ペイトゥデイ) | 手数料1%~9.5%と良心的!最短30分で資金調達を実現!

それぞれ手数料の下限・上限以外に、資金調達スピードをはじめとしてさまざまな違いがあります。自分に最適なファクタリングサービスを選択し、手数料を安く抑えましょう。

ベストファクター | 2%からと手数料が業界最安クラス!即日資金調達率も約60%!

種類 ・2社間ファクタリング
・3社間ファクタリング
・診療報酬ファクタリング
・注文書ファクタリング(BESTPAY)
調達可能金額 30万円~
手数料 2%~20%
入金スピード 最短即日
手続き方法 オンライン・電話(契約時は要面談)
公式サイト https://bestfactor.jp/

ベストファクターは2%からの安い手数料と、審査通過率92.25%を誇るファクタリングサービスです。

法人・個人事業主・フリーランス問わず利用でき、2社間ファクタリング・3社間ファクタリングに対応しています。くわえて、診療報酬ファクタリングや注文書ファクタリングも提供しており、幅広い資金調達ニーズに応えられるサービスです。なお、注文書ファクタリングは同系列のファクタリングサービス「BESTPAY」が提供しています。

ベストファクターの即日振込率は59.5%と非常に高く、急な資金調達が必要な人の心強い味方です。年間利用者数1,000社以上と実績も豊富で、信頼性が高く安心して利用できます。

手数料を安く抑えて即日資金調達を実現したいなら、ベストファクターの利用がおすすめです。

日本中小企業金融サポート機構 | 手数料1.5%から!資金調達支援サービスも提供!

種類 ・2社間ファクタリング
・3社間ファクタリング
調達可能金額 下限・上限なし
手数料 1.5%~10%
入金スピード 最短3時間
手続き方法 オンライン・電話・メール
公式サイト https://chushokigyo-support.or.jp/

日本中小企業金融サポート機構は中小企業・個人事業主をサポートするため、手数料を安く設定しているファクタリング会社です。手数料は1.5%~10%と業界最安水準のため、安心して利用できます。くわえて、経営革新等支援機関に認定されており、中小企業支援のための専門知識・実務経験が豊富です。

公式サイトに掲載されている即日調達診断を利用すれば、待ち時間なく手数料がわかります。必要書類は請求書・通帳のコピー・本人確認書類だけで、準備に時間がかからず即日資金調達が可能です。

ファクタリング以外に、日本中小企業金融サポート機構では以下のサービスも提供しています。

  • 資金調達コンサルティング
  • 助成金・補助金の申請代行
  • クラウドファンディングのサポート

資金調達の悩みを抱えている中小企業・個人事業主は、日本中小企業金融サポート機構で解決方法を探しましょう。

labol(ラボル) | 個人事業主・フリーランス向けで手数料一律10%!

種類 ・2社間ファクタリング
調達可能金額 1万円~
手数料 一律10%
入金スピード 最短1時間
手続き方法 オンライン
公式サイト https://labol.co.jp/

ラボルは申し込みが簡単で、信頼性の高いフリーランス・個人事業主向けのファクタリングサービスです。

申し込みから入金まで最短60分と、業界最速クラスの審査スピードを誇ります。さらに、銀行の営業時間に左右されない24時間365日振込を実現しました。そのため、土日祝日の急な資金調達ニーズへのスピーディーな対応がラボルの大きな特徴です。

必要書類も少なく、創業間もない個人事業主・フリーランスでも利用できます。買取可能額は1万円からとなっており、手数料は一律10%で振込手数料・事務手数料・債権譲渡登記費などは一切かかりません。

ただし、利用には本人確認書類をアップロードして会員登録する必要があります。個人事業主・フリーランスは万が一のときに備えて、あらかじめ会員登録をしておくのがおすすめです。

フリーナンス | 利用すればするほど手数料が安くなる!

種類 ・2社間ファクタリング
調達可能金額 下限・上限なし
手数料 3%~10%
入金スピード 最短30分
手続き方法 オンライン
公式サイト https://freenance.net/

フリーナンスは「フリーランス・個人事業主がもっと自由に、より安心して働くためのインフラ」を掲げるファクタリングサービスです。

個人事業主・フリーランス向けのファクタリングサービスとしては、3%~10%と格安の手数料を実現しました。さらに、フリーナンスが提供するフリーナンス口座を利用すればするほど手数料が下がる仕組みです。

申し込みから入金まで最短30分と、業界最速クラスの資金調達スピードを誇ります。なお、フリーナンスは個人事業主・フリーランス向けのサービスですが、法人の利用も受け付けています。

ただし、利用には事前の会員登録が必要で、審査には最長120分ほどかかります。即日資金調達をしたいなら、あらかじめ会員登録をすませておきましょう。

olta(オルタ) | 手数料の上限が9%なので安心して利用できる!

種類 ・2社間ファクタリング
調達可能金額 下限・上限なし
手数料 2%~9%
入金スピード 最短即日
手続き方法 オンライン
公式サイト https://www.olta.co.jp/

オルタは、2%~9%という圧倒的に安い手数料を誇るファクタリングサービスです。

AI審査とオンライン完結により、店舗家賃・人件費などのコストを削減してリーズナブルな手数料を実現しました。累計利用者数10,000社以上・累計買取額1,000億円以上の実績があり、信頼性が高く安心して利用できるのが特徴です。

法人・個人事業主・フリーランス問わず利用でき、買取可能額の下限・上限も設定されていません。小口から大口の売掛債権まで対応しており、幅広い資金調達ニーズに応えます。

手数料の安さでファクタリングサービスを選ぶなら、オルタは有力な選択肢の1つです。

アクセルファクター | 柔軟な対応で即日資金調達を半数以上が実現!

種類 ・2社間ファクタリング
・3社間ファクタリング
調達可能金額 30万円~1億円まで
手数料 2%~
入金スピード 最短即日
手続き方法 申し込みフォーム・メール・ファックス・LINE
公式サイト https://accelfacter.co.jp/

アクセルファクターは即日入金を経営方針とし、スピーディーな資金調達ができるファクタリングサービスです。

利用者の半数以上が即日資金調達を実現した実績があるため、急な支払いなどで困ったときはアクセルファクターがおすすめです。また、手数料は2%からと安く設定されており、支払いサイトは最長180日まで対応しています。

柔軟な審査対応を謳っており、請求書がない場合でも領収書・契約書・注文書などで利用できる可能性があります。

急な資金調達ニーズで悩んでいるときは、アクセルファクターでスピーディーに問題を解決しましょう。

ビートレーディング | 全国に5つの拠点を持つ大手ファクタリング会社で安心!

種類 ・2社間ファクタリング
・3社間ファクタリング
・注文書ファクタリング
調達可能金額 下限・上限なし
手数料 2社間ファクタリング:4%~12%
3社間ファクタリング:2%~9%
入金スピード 最短2時間
手続き方法 オンライン・LINE
公式サイトURL https://betrading.jp/

ビートレーディングは、東京・仙台・名古屋・大阪・福岡に拠点を持つ大手ファクタリング会社です。

取引実績52,000社以上・累計買取額1,170億円を突破し、豊富な実績と高い信頼性を誇ります。申し込みから入金まで最短2時間で、必要書類は請求書・通帳のコピーの2つだけです。準備に手間がかからないため、スピーディーな資金調達を実現できます。

くわえて、注文書ファクタリングを利用すれば、受注を逃さず機会損失を最小限に抑えられます。オンライン完結のため、面談不要で地方から手軽に利用できるのもビートレーディングの特徴です。

信頼性の高いファクタリング会社を安い手数料で利用したいなら、ビートレーディングがおすすめです。

ququmo(ククモ) | 手数料1%からと業界最安!最短2時間で申し込みから入金まで完了!

種類 ・2社間ファクタリング
調達可能金額 下限・上限なし
手数料 1%~14.8%
入金スピード 最短2時間
手続き方法 オンライン
公式サイト https://ququmo.com/

ククモは、オンライン完結によるスピードを追求して生まれたファクタリングサービスです。

申し込みから入金まで最短2時間とスピーディーで、手数料は1%からと業界最安クラスです。買取可能額の下限・上限は設定されておらず、小口から大口まで幅広い売掛債権に対応しています。

必要書類は請求書・通帳のコピーの2つだけで、準備に時間がかからず手軽に利用できるのがククモの特徴です。ククモは、急な資金調達が必要で悩んでいるなら真っ先に検討したいファクタリングサービスです。

スピーディーに安い手数料で資金調達がしたいなら、ククモで見積もりを取ってみましょう。

ペイトナーファクタリング(旧yup) | 申し込みから入金まで最短10分!

種類 ・2社間ファクタリング
調達可能金額 初回は25万円まで
利用実績に応じて最大100万円
手数料 一律10%
入金スピード 最短10分
手続き方法 オンライン
公式サイト https://paytner.co.jp/factoring

ペイトナーファクタリングは申し込みから入金まで最短10分を謳う、信じられないスピードのファクタリングサービスです。

累計申請数は10万件以上を記録しており、実績・信頼性に文句はありません。手数料は一律10%で、初回の買取可能額は25万円までと小口の売掛債権に特化しています。買取可能額は利用実績に応じて、最大100万円まで拡大されます。

小口の取引が多い個人事業主・フリーランスには、小回りの利く資金調達が可能なペイトナーファクタリングがおすすめです。

PayToday(ペイトゥデイ) | 手数料1%~9.5%と良心的!最短30分で資金調達を実現!

種類 ・2社間ファクタリング
調達可能金額 下限・上限なし
手数料 1%~9.5%
入金スピード 最短30分
手続き方法 オンライン
公式サイト https://paytoday.jp/

PayTodayは、手数料が1%~9.5%と業界最安クラスのファクタリングサービスです。

累計申込額は100億円を突破し、実績があり信頼性が高いため安心して利用できます。買取可能額の下限・上限は設定されておらず、法人・個人事業主・フリーランスに対応しています。くわえて、創業してすぐの個人事業主でも売掛債権さえあれば資金調達が可能です。

一般的なファクタリングが対応している支払いサイトは30日~60日ほどです。しかし、PayTodayなら最大90日の支払いサイトの売掛債権をファクタリングできます

ただし、PayTodayの利用にはあらかじめ会員登録が必要です。万が一の資金トラブルに備えて、早めにPayTodayの会員登録を終わらせておきましょう。

ファクタリングで手数料以外にかかる可能性のある費用

ファクタリングで、手数料以外にかかる可能性がある費用を解説します。

  • 事務手数料
  • 債権譲渡登記費用・印紙代・登録免許税
  • 出張交通費
  • 振込手数料
  • 着手金

現在は、手数料に費用すべて含まれているファクタリングサービスが主流です。手数料以外のさまざまな費用が発生する契約は、トータルの資金調達コストが高くなる可能性があります

必ず複数の相見積もりを取り、総合的な資金調達コストが安いファクタリングサービスを選びましょう。

事務手数料

事務手数料は、契約書類の作成など事務作業コストを利用者に請求するための手数料です。

しかし、事務作業コストは買取手数料に含まれているファクタリング会社が大半です。ファクタリングで事務手数料を請求されるケースはほぼありません。

債権譲渡登記費用・印紙代・登録免許税

ファクタリング会社によっては、2社間ファクタリングで債権譲渡登記をするための印紙代・登録免許税・司法書士への報酬が必要な場合があります

費用の種類 金額
印紙代 200円
登録免許税 7,500円 or 15,000円
債権譲渡登記にかかる司法書士への報酬 50,000円前後

債権譲渡登記とは、売掛債権の譲渡を公的に登記するための仕組みです。最近では、2社間ファクタリングで債権譲渡登記が不要なファクタリングサービスも増えています。

費用を抑えたいなら、「手数料以外は費用がかからない」と謳っているファクタリングサービスを選びましょう。また、3社間ファクタリングなら債権譲渡登記は必要ありません。

出張交通費

契約に面談が必須なファクタリングサービスの場合、出張を依頼すると交通費が別途請求されます。出張を依頼する場合は、あらかじめファクタリング会社から面談場所までの交通費を確認しておくのがおすすめです。

なお、近年は面談不要のオンラインファクタリングが増加しています。ファクタリング会社から遠いなら、オンラインファクタリングの利用を検討しましょう。

振込手数料

振込手数料は、ファクタリング会社から利用者の口座へ入金するときにかかります。振込手数料額は、金融機関・売掛債権額によって異なりますがおおよそ数百円です。

なお、振込手数料を負担してくれるファクタリングサービスも増えています。問い合わせや公式サイトで、あらかじめ確認しておくのがおすすめです。

着手金

大半のファクタリングサービスでは着手金はかかりませんが、まれに請求されるケースがあります。着手金は売掛先1件あたり1万円~3万円ほどで、件数が増えると請求される金額も大きくなります。

資金調達コストが高くなるため、着手金を求められた場合は契約の中断も検討しましょう。

悪質なファクタリング業者の手数料の特徴

悪質なファクタリング業者の手数料・費用の特徴について解説します。

  • 手数料が法外に高い
  • 保証金・手付金などの費用を請求される
  • 悪質なファクタリング業者の手数料・費用以外の特徴

慎重に信頼できるファクタリングサービスを見極め、トラブルを回避してスムーズな資金調達を実現しましょう。

手数料が法外に高い

相場より手数料が著しく高いファクタリングサービスは、デメリットが大きいため利用を避けましょう。ファクタリングの手数料率の相場は、以下のとおりです。

ファクタリングの種類 手数料の相場
2社間ファクタリング(面談) 10%~20%
2社間ファクタリング(オンライン) 2%~12%
3社間ファクタリング 1%~9%

手数料率20%以上は相場と比較してもかなり高額で、かえって資金繰りを悪化させる事態になりかねません。複数のファクタリング会社から見積もりを取り、できるだけ安い手数料で資金調達しましょう。

保証金・手付金などの費用を請求される

ファクタリングで保証金・手付金を請求された場合は、契約を締結せず利用を中断してください

ファクタリングでは、保証金・手付金といった費用は発生しません。また、最近のファクタリングサービスの多くは手数料のみで利用できます。余計な費用がかかるファクタリングサービスには、以下のようなデメリットがあります。

  • 資金調達コストが高くなる
  • 悪質な業者の可能性がある

契約内容・担当者の説明などに違和感を覚えたら、不明な点を質問したり契約を控えたりしてトラブルを回避しましょう

悪質なファクタリング業者の手数料・費用以外の特徴

償還請求権を契約に入れているファクタリング業者は、違法である可能性が高いので注意しましょう。

償還請求権とは売掛債権が未回収の場合、ファクタリング業者が利用者に弁済を求める権利です。償還請求権入りの契約は、ファクタリング業者が貸金業に登録している必要があります。貸金業登録をファクタリング業者がしていなければ、闇金と同じく違法な貸付とみなされます。

違法業者との契約は、執拗な取り立て・法外な手数料をはじめとしたさまざまなトラブルに発展するケースが少なくありません。償還請求権が入っていないかどうか、契約書を十分に確認しましょう。

ファクタリングの手数料に関するよくある質問

ファクタリングの手数料に関するよくある質問を解説します。

  • ファクタリングの手数料に消費税はかかる?
  • 手数料の勘定科目は?仕訳はどうすればよいの?
  • ファクタリングで違法な手数料はいくらから?

あらかじめ疑問を解消しておき、トラブルを回避してスピーディーに資金調達しましょう。

ファクタリングの手数料に消費税はかかる?

ファクタリングの手数料に消費税はかかりません

国税庁によっては、ファクタリングは有価証券の譲渡と同じく非課税取引と定められています。また、債権譲渡登記にかかる登録免許税・印紙代も非課税です。

一方、債権譲渡登記でかかる司法書士への報酬や出張の交通費は消費税がかかります。

参照:No.6201 非課税となる取引(国税庁)

手数料の勘定科目は?仕訳はどうすればよいの?

ファクタリングの手数料の勘定科目は売上債権売却損です。

ファクタリングの利用にかかった手数料以外の費用も、まとめて売上債権売却損に計上しても問題ありません。また、手数料・登録免許費・印紙代などの分割計上は不要です。

ファクタリングで違法な手数料はいくらから?

ファクタリングには法規制がなく、貸金業の金利とは異なり手数料上限は定められていません。ただし、以下の手数料相場より法外に高いファクタリング業者の利用は避けましょう。

ファクタリングの種類 手数料の相場
2社間ファクタリング(面談) 10%~20%
2社間ファクタリング(オンライン) 2%~12%
3社間ファクタリング 1%~9%

ファクタリングは手数料が安いほど、資金繰り改善の効果が期待できます。逆に、法外な手数料は悪質なファクタリング業者の可能性があるだけでなく、かえって資金繰りの悪化を招きかねません。

できるだけ手数料が安いファクタリングサービスを探し、資金繰り改善を実現しましょう

手数料の安いファクタリングサービスで資金調達コストを抑えよう!

ファクタリングの手数料は、以下のポイントによって大きく左右されます

  • 2社間ファクタリングか3社間ファクタリングか
  • ファクタリングサービスの手数料設定・審査基準
  • 売掛先の信用状況
  • 売掛債権額の大きさ
  • 支払いサイト
  • 利用者の信用状況
  • 利用実績

手数料が低いファクタリングサービスをいくつか選び、相見積もりを取れば資金調達コストを下げられます。

今回の記事では、ファクタリングの手数料の仕組み・低くするポイント・手数料以外の費用をまとめました。くわえて、手数料が安いファクタリングサービス10選を紹介しました。

手数料が安ければ安いほど、ファクタリングによる資金繰りの改善効果が期待できます。手数料の安いファクタリングサービスを見つけ、急場をしのいで持続的な経営を実現しましょう。