D&Mカンパニーの会社情報
D&Mカンパニーは大阪市中央区にある医療と介護に特化したファクタリングを提供している会社です。医療・介護の経営環境の健全化を目的として、2015年に設立されました。社名は「医療関係者のカンパニー(仲間)でありたい」という理念に由来します。
D&Mカンパニーの特徴は、財務体質の強化から事業再生までワンストップで行うことを可能にする社内体制です。日本における医療・介護サービスは比較的充実している一方、仕事に従事する人々を取り巻く環境は厳しさを増しているという一面があります。これまでD&Mカンパニーは財務面・経営面での支援事業を通して、幅広い医療・介護従事者に対してサポートサービスを提供してきました。
ファクタリングでは将来発生する債権(将来債権)の買取に応じており、不足のない資金調達を行っています。経営コンサルティングやスタッフの紹介・採用支援サービスなども実施しているため、医療課題に対して広範囲にわたって取り組むことが可能です。金融と医療業界で経験を積んだスタッフが対応に当たるため、より現場に即した提案を行える点も強みの一つに挙げられます。
2020年にはコロナウィルスの感染拡大を受けて、「緊急支援診療報酬ファクタリング」を実施しました。これは法人個人を問わず診療報酬債権を最短1週間で資金化するプログラムです。こうした取り組みも「現場に即した提案」の一つに挙げられます。
D&Mカンパニーのファクタリングの特徴
ファイナンス・サポートとして、医療機関(調剤薬局含む)の診療報酬、介護事業者の介護報酬、そして障害福祉事業者の障害報酬の買取を行っています。利用対象としているのは銀行融資が厳しい人たちであるため、赤字を出していたり担保がない場合でも利用可能です。さらに将来債権の買取にも応じており、十分な資金を賄うことができます。M&Aでまとまった額を早急に確保したい、というような場合でも有効なファクタリングです。
基本条件は契約期間が1年、年率が8%です。審査では2年分のレセプトまたは請求書が必要になるので、開業間もない事業者などは利用対象に含まれません。審査は金融及び医療・介護の専門家によって多角的に行われ、関係者への面談や現地調査、地域性なども考慮された上で可否が決まります。
D&Mカンパニーでは様々な支援事業を実施しており、ファクタリングに留まらない包括的なサポートを受けることが可能です。問題解決に当たってはスタッフが現場に常駐(または非常駐)してコンサルティングを行います。事業リストラクチャリングや新病院開設の支援、パートナー企業からの人材紹介など、これまで様々な支援策を用いて経営基盤の立て直しを図ってきました。資金調達とコスト削減、人材の補強をワンパッケージで提供しているため、抜本的かつ持続的な経営改善を可能にしています。
D&Mカンパニーは大阪に所在するファクタリング会社ですが、関西圏以外の相談にも応じています。過去には関東の診療所・検診センターに支援を行い収益を大幅に改善させるなど、日本各地でサービスの活用が可能です。
最初はカイポケでのファクタリングを検討していました。あちらも医療専門なのに加え、運営会社が上場企業で安心感があったからです。しかし最終的にはD&Mさんを選びました。 主な理由としては、カイポケが短期契約を前提としており料金が割高だったためです。コロナによる減収が続き、いつまで現預金が持つか見通せなかったので、料金が割安だったD&Mさんと1年契約を結びました。 運用費が低く抑えられているため、今のところキャッシュフローに支障は出ていません。