SFIリーシングの会社情報
SFIリーシング株式会社は東京都千代田区に本社を構えるリース会社です。ソニー製品を中心に放送映像機器のリース業務を行っており、社員数は比較的少ないながらも最大数百億円までのリースを扱っています。主要取引先にはソニーグループやテレビ朝日、映像編集を行うIMAGICAなどが挙げられ、放送・映像業界をメインに規模の大きな事業を展開しています。
SFIリーシングはソニーの100%出資によって1976年に設立されました。当時の社名はソニーファイナンス・インターナショナルで、リース及び金融・保険事業を扱っていました。SFIリーシングが誕生したのは2010年になります。リース部門が独立する形で新会社が設立され、現在では三井住友ファイナンス&リースとソニーの共同出資による合弁会社として事業を行っています。
会社設立の経緯から、リースで培ってきた専門性だけでなく金融知識の豊富さもSFIリーシングの強みに挙げられます。リース以外にも保険代理業やファクタリング事業を行っており、強みである金融ノウハウを活かしたサービスを提供しています。
リースでは特にソニー製品の取り扱いサービスが充実しており、メンテナンスから保険までを一つにまとめた特別パッケージが用意されています。
SFIリーシングのファクタリングの特徴
売掛債権の個別買取ファクタリング「Acro One(アクロワン)」と、一括買取ファクタリング「Acro Plus(アクロプラス)」を利用することができます。
アクロワンは、売掛先から債権譲渡の許可が必要な3社間ファクタリングです。2社間は扱っていません。
買取可能金額は300万円~3000万円までです。ただし、利用するには1社当たりの売掛金が300万円以上である必要があります。
そうした制限はあるものの、最長180日までの売掛債権が買取対象です。このため支払いサイトが長い傾向にある建設業などからも利用しやすいファクタリングになっています。
また、アクロワンでは留保金(ファクタリング会社への預かり金)は設定されていません。手数料を除いた額をまとめて資金化することができます。
アクロプラスは納入企業、支払い企業、SFIリーシングが3社間契約を結んで継続的にファクタリングを行うサービスです。
利用に際しては売掛先が3社以上で、かつ1ヶ月当たりの買取額が5000万円以上であることが条件です。また売掛債権は継続的に発生する物である必要があります。
しかし売掛先1社に対しては30万円から利用ができるなど、小口取引にも対応しています。契約途中でも新規の売掛先を1社から追加できるため、柔軟な運用が可能です。
どちらのファクタリングも法人企業間(B to B)での取引に対応しています。官公庁や個人事業主に対する債権は扱っていません。
手数料は売掛先の状況や買取額、支払いサイトなどを総合的に見て最終的に決定されます。審査に必要な時間は2日~1週間程度となっています。
請求から入金までをSFIリーシングが一手に引き受けるため、キャッシュフローの改善だけなく事務作業の軽減といったメリットも見込めます。
審査の結果には時間がかかったが、予定していた日より前に入金があったので助かりました。希望金額で買い取ってもらえたので、満足しています。また機会があれば利用します。