優良ファクタリング会社のランキングに必ずと言っていいほど上位に登場するのがアクセルファクターです。
アクセルファクターは最短即日資金化や審査の通りやすさを謳っていますが、今はほとんどのファクタリング会社が同じようなことをメリットとして謳っています。
「他のファクタリング会社との違いやメリットが分からない」という人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、実際にアクセルファクターを利用したことがある人の口コミや評価から、入金までの速度や審査基準、メリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
アクセルファクターの利用を検討しようとしている人や、どこのファクタリング会社へ申し込むか悩んでいる人はぜひご覧ください。
アクセルファクターの基本情報
企業 | 独立系 |
---|---|
種類 | 2社間/3社間 |
資金化までの期間 | 最短即日 |
最小利用可能額 | 30万円 |
最大利用可能額 | 1億円 |
手数料 | 3社間:2%〜 2社間:5%〜 |
赤字決算 | 対応可能 |
償還請求権 | なし |
個人事業主 | 可 |
担保・保証人 | 不要 |
口コミから分かるアクセルファクターの申し込みから資金化までの流れ
アクセルファクターの申し込みから資金化までの流れは以下のように行われます。
- 公式サイトから申し込み
- 必要書類の提出
- 営業時間内であれば数十分後に電話がある
- 財務コンサルティング
- 審査回答
- 対面にて契約手続
- 最短即日で振込
アクセルファクターの特徴として、財務コンサルティングを受けることができるという点をあげることができます。
財務コンサルティングの内容やその他の審査の流れについてまずは確認していきましょう。
公式サイトから申し込み
アクセルファクターの申し込みは公式サイトから行うのが基本的な方法です。
WEB申し込みであれば24時間365日申し込みをすることができるので、いつでも非対面で申し込むことが可能です。
また、アクセルファクーは電話でも申し込みを受け付けています。
0120-077-739のフリーダイヤルで平日9時30分〜19時の間に申し込みをすることが可能です。
必要書類の提出
申込を行うとアクセルファクーから必要書類提出を依頼するメールがあり、以下のような書類の提出を求められます。
- 本査定申込書(メールに添付)
- 売掛先情報記入書(メールに添付)
- 売掛先への請求書
- 発注書・納品書・支払明細書
- 通帳のコピー
- 身分証明書のコピー
この他にも自社の情報や、売掛先の情報をエクセルなどに記入して提出しなければならないこともあります。
提出書類は比較的多いので事前に揃えておくようにしましょう。
営業時間内であれば数十分後に電話がある
WEBから申し込みを行うと、営業時間内の平日19時までであれば、申し込みからほどなくしてアクセルファクターの担当者から電話があります。
ここでは、「なぜファクタリングを利用したいのか」などのヒアリングが行われます。
このヒアリングも審査の一環ですので、しっかりと回答することを心がけましょう。
なお、電話と必要書類提出のメールは順番が前後することがあるようです。
財務コンサルティング
アクセルファクターは審査の前に無料で財務コンサルティングを受けることが可能です。
財務コンサルティングとは、提出した書類などから自社の資金繰りを分析し、資金繰りの改善方法をアドバイスしてくれるというものです。
「得意先に入金を早める交渉をすることでファクタリングを回避できるのでは?」などと言われたという口コミも存在します。
ファクタリングを回避できるのであれば、回避することを勧めてくることもあるほど、自社の利益だけでなく顧客の利益もしっかりと考えた真摯なコンサルティングを行なってくれます。
審査回答
申し込み、書類の提出、ヒアリングが終了するとメールで審査の回答が通知されます。
アクセルファクターは対面での契約が基本ですので、審査に通過すると、ここで対面契約の予約を入れることになります。
対面にて契約手続
アクセルファクターは対面で契約することが基本です。
そのため、高田馬場にあるアクセルファクターのオフィスに行き契約を締結します。
契約の際には以下の書類が必要になるの漏れがないように用意しておきましょう。
- 登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
- 法人の印鑑証明書
- 個人の印鑑証明書
- 個人の住民票(家族全員が記載されたもの)
なお、会社が地方にあり「アクセルファクターのオフィスへ訪問できない」「コロナ感染のリスクがあるので東京には出張したくない」などという人のために、アクセルファクターは郵送契約も行なっています。
郵送契約では郵便で契約書類を締結します。
即日で契約することはできませんが、対面で契約することができないという人にはおすすめの契約方法です。
最短即日で振込
契約が完了するとすぐにお金が振り込まれます。
当日中にアクセルファクターのオフィスに訪問し契約することができれば、即日振込を受けることが可能です。
手数料を控除した金額が契約後すぐに自社の口座へ振り込まれます。
口コミから分かるアクセルファクターの審査基準
口コミなどからアクセルファクターの審査には以下の4つのポイントがあることが分かりました。
- 赤字や債務超過でも審査に通過できる
- 個人事業主でも審査に通る
- 売掛債権の信用が重視される
- 税金の滞納があっても審査に通る
審査がスピーディーで基準もそれほど厳しくなく、多くの事業者の方が資金調達することができるというのがアクセルファクターの特徴です。
アクセルファクターの審査基準について詳しく解説していきます。
赤字や債務超過でも審査に通過できる
アクセルファクターでは「銀行融資の審査に落とされてしまったけど資金調達することができた」という口コミが多数あります。
銀行融資では、赤字と債務超過が重なってしまうと、融資を受けることは非常に困難になってしまいますが、ファクタリングにおける債務者は売掛先になるので、赤字や債務超過でも審査に通過できる場合があります。
「業況が悪くて外部から資金調達することが難しい」という場合には、アクセルファクターへ相談することで審査に通過し、資金調達することができるかもしれません。
個人事業主でも審査に通る
アクセルファクターは個人事業主に対しても積極的に審査に通しています。
個人事業主は「回収リスクが高い」と判断され審査に通過できないことも多いですが、以下の口コミのようにアクセルファクターであれば個人事業主でも審査に通過させている実績があります。
個人事業主だとどうしても単発での仕事が多くなりがちです。継続的な取引がない=回収リスクが高いと見なされるようで、以前利用していた他社ではその分ファクタリング手数料が高めでした。こちらはそうしたリスクも織り込み済みなのでしょうが、それでも他社よりも幾分安かったので乗り換えて正解でした。
このように、アクセルファクターは個人事業主に対しても、それほど高くない手数料で積極的に審査に通過させています。
「法人ではないから資金調達が難しい」と考えていた個人事業主の方も、アクセルファクターへ相談してはいかがでしょうか?
売掛債権の信用が重視される
アクセルファクターのようなファクタリング会社が最も審査で重要なのは売掛先の信用です。
ファクタリングは売掛債権の売却ですので、売掛債権の期日にファクタリング会社へ代金を支払うのは売掛先の企業になるためです。
そのため、「売掛先が期日通りに代金を支払うことができる企業かどうか」という点が審査で最も重視されます。
売掛先が上場企業や官公庁のような大きな事業者であれば審査に通過できる可能性は非常に大きくなりますが、売掛先が赤字や債務超過の場合には審査に通過することができません。
自社ではなく売掛先の信用で資金調達することができるので、銀行融資を断られた企業でも、ファクタリングであれば資金調達できる可能性が残されているのです。
税金の滞納があっても審査に通る
ファクタリングは税金の滞納があっても審査に通過することができる可能性があります。
アクセルファクターの審査では納税証明書の提出が必要ないため、税金を滞納しているかどうか審査では確認されません。
そのため、税金を滞納していても問題なく審査を受けられますし、審査で滞納があるということも知られません。
銀行融資の審査では納税証明書の提出が必要になるので、税金の滞納がある場合にはまず審査に通過することはできません。
「税金を滞納してしまったから外部から資金調達することができない」と諦めていた人は、アクセルファクターのファクタリングであれば資金調達できる可能性があります。
また、ファクタリングによって資金調達したお金で税金の滞納を解消し、その後、金利の低い銀行融資で資金調達するという人も少なくありません。
税金滞納でも審査に通過できる、ファクタリングを上手に活用して会社の資金繰りを円滑にすることが可能です。
口コミから分かるアクセルファクターのメリット
口コミからアクセルファクターには以下の4つのメリットがあるといえます。
- とにかく対応が早い
- 遠方の場合は東京から出張してくれる
- 財務コンサルティングを受けられる
- ファクタリング以外の相談にも乗ってくれる
担当者の対応の親切さや知識の深さはアクセルファクターの大きなメリットです。
アクセルファクターのメリットについて詳しく解説していきます。
とにかく対応が早い
アクセルファクターは対応が早いことに定評があるファクタリング会社です。
以下のような「他社と比較して対応が早い」という口コミは多数あります。
他のファクタリング会社に資料を送ったっきり連絡が来ず、急ぎで資金が必要だった為入金までのスピードが速そうなこちらの会社さんにも問合せしてみました。
迅速に対応していただき大変助かりました。
親身になって話を聞いてくださり、自社の利益ばかり考えてる他社のファクタリング会社とは違うと思いました。
アクセルファクターは申し込みから早ければ5分程度でヒアリングの電話が来て、ヒアリング後には数時間程度で審査回答を得ることができます。
必要書類を漏れなく用意し、アクセルファクターのオフィスに訪問することができれば、高い確率で即日資金調達することが可能です。
「急いでお金が必要」という時にはアクセルファクターに相談するとよいでしょう。
遠方の場合は東京から出張してくれる
アクセルファクターは東京の高田馬場のオフィスに顧客が訪問して契約することが基本です。
しかし、遠方の人で「郵送契約まで待っていることができない」という人に対しては、アクセルファクターの担当者が顧客のオフィスまで出張してくれることがあるようです。
今まで2回利用しました。
急な要望にもスピーディーに応えて頂きとても助かりました。
忙しくて東京には行けないと言ったら、大阪まですぐに来てくれました。
契約後即着金してくれたので支払いになんとか間に合わせることが出来ました。ありがとうございました。
出張契約の後はすぐにお金を振り込んでくれます。
「東京まで出張している時間がないけど、急いでお金が必要」という人でもアクセルファクターであれば出張してくれるので資金を間に合わすことができる可能性があるでしょう。
財務コンサルティングを受けられる
アクセルファクターの大きなメリットが財務コンサルティングを受けることができるという点です。
アクセルファクターの財務の知識が豊富な担当者が、企業の資金繰りについてしっかりと支援を行なってくれます。
場合によっては「手数料の高いファクタリングをわざわざ利用しなくてもこんな方法がある」とファクタリング以外の方法を提案してくれることもあります。
会社全体の資金繰りのついて相談に乗ってもらうことができるので、この点でも安心して利用することができるファクタリング会社であると言えるでしょう。
ファクタリング以外の相談にも乗ってくれる
前述したように、アクセルファクターは会社全体の資金繰りについての相談にも積極的に応じてくれます。
以下のように、資金繰りについても一緒に考えてもらったという口コミが散見されます。
今回、他ファクタリング会社から、アクセルファクターさんに変えたのですが、ショートする前からの流れから見て頂き最善策を一緒に考えてくださり今後の経営についても考え直すことができました。資金調達も納期までに間に合い大変感謝しております。
会社の一連の資金繰りの流れは、経営者の中でもよく理解していない人も多数存在します。
アクセルファクターは、このような資金繰りの流れを一緒に確認し、改善点を探してもらうことができるので、資金繰りに悩んでいる経営者にとっては大きなメリットがあります。
繰り返しになりますが、単に利益目的で売掛債権の買取を行うファクタリング会社とは異なり、アクセルファクターは会社の資金繰り全般の相談に乗ってもらうことができます。
数あるファクターの中でも安心して利用することができる会社だと言えるでしょう。
口コミから分かるアクセルファクターのデメリット
担当者の知識やスピードなどのメリットがあるアクセルファクターですが、デメリットも以下の3点あげることができます。
- 手数料は高め
- 初回は入金まで時間がかかることもある
- 契約には対面が必要
手数料が高めに設定されることが多く、初回は時間がかかってしまいます。
また、即日資金調達することができる人は即日対面契約することができる人だけという点にも注意しましょう。
アクセルファクターの3つのデメリットについて詳しく解説していきます。
手数料は高め
アクセルファクターは手数料が高めに設定されることが多いというのが最大のデメリットです。
2社刊ファクタリングの場合には15%〜20%というのが手数料の相場であるようです。
今はクラウド型のファクタリングであれば10%を切るような手数料が設定されることも決して珍しくありません。
店舗型のファクタリング会社ですので、手数料が高いというのは止むを得ない部分かもしれませんが、100万円の売掛債権のうち、15万円〜20万円が手数料になってしまうというのは明らかに大きなコストだと言えるでしょう。
初回は入金まで時間がかかることもある
最短即日資金化に対応しているアクセルファクターですが、以下のような口コミも存在します。
初めての利用だったので利用審査も含めて入金までに5日ほど掛かりました
初回は、申込企業の審査や登録作業などに時間がかかることもあるので、必ずしも即日で資金調達することができるとは限りません。
初回はある程度の時間がかかる可能性があるという点も考慮して、早めに申込手続を完了させるようにしてください。
契約には対面が必要
アクセルファクターの契約は基本的に対面です。
そのため、即日振込を受けたい場合には、即日で高田馬場のオフィスへ訪問して契約手続を完了させなければなりません。
アクセルファクターは出張契約や郵送契約も行なっていますが、出張や郵送での契約の場合には、当日中に契約を完了させることは不可能です。
アクセルファクターで即日振込を受けることができるのは、当日中の高田馬場のオフィスへ訪問し、契約することができる人だけと理解しておきましょう。
非対面で契約することができるクラウド型のファクタリング会社と比較して、この点はデメリットだと言えるでしょう。
アクセルファクターに関するよくある質問
- 債権譲渡登記は必ず必要になりますか?
- ケースバイケースということが多いようです。基本的には債権譲渡登記を行うようですが、申込者が信用できると判断されれば債権譲渡登記なしでの買取にも対応しています。
また、個人事業主の場合にはそもそも債権譲渡登記ができませんので、個人事業主に対して2社間ファクタリングを実行する場合には債権譲渡登記なしで取り扱いを行なっています。
- 期日をすぎた売掛債権を買い取ってもらうことはできるでしょうか?
- 不可能です。ファクタリングで買い取ってもらうことができるのは、期日内の正常な売掛債権だけです。
期日を過ぎた不良債権を買い取ってほしいのであれば、サービサーという債権回収会社へ相談するようにしてください。
- 手数料を下げる方法を教えてください
- アクセルファクターと取引を重ねることでアクセルファクターからの信用が向上して手数料が下がる傾向があります。
また、アクセルファクター以外のファクタリング会社からも見積もりを取ることによって、アクセルファクターに「この会社よりも手数料が下がらないか」と交渉すれば手数料が下がることもあります。
「信頼を重ねる」「相見積を取る」といういずれかの方法で手数料が下がることがあるので、試してみてはいかがでしょう?
まとめ
アクセルファクターの口コミや評判から、アクセルファクターには以下の特徴があることが分かりました。
- 資金化までの対応が早い
- 担当者の対応が丁寧
- ファクタリング以外の相談に乗ってくれる
- 手数料は高め
- 契約には対面が必要
アクセルファクターは財務コンサルティングなどの他のファクタリング会社が行なっていないサービスを提供し、即日資金化に対応しているものの、手数料は高くなっています。
頻繁に利用するのではなく、本当に困った時に相談することで会社の資金繰りは円滑化するでしょう。
アクセルファクターと他のファクタリング会社との違いをよく理解し、上手にアクセルファクターと付き合うようにしてください。