請求書買取サービス(ファクタリング)で資金調達をご検討中の方に、おすすめの買取業者(ファクター)を紹介します。

ファクタリングは融資と異なり、将来に借金を残しません。比較的柔軟な審査、最短即日の資金調達も可能で、中小企業や個人事業者の方の急ぎの資金ニーズにピッタリです。

現在、ファクタリングを取り扱うファクターは実店舗・オンラインで200社近くに及びます。そのなかから、貴社の経営状況と資金ニーズと、以下の比較軸とを照らし合わせて選ぶことが大切です。

  • 買取限度額:ファクターが買い取る請求書の下限と上限
  • 取引先への通知の有無:「通知なし」は完全秘密で契約でき、「通知あり」は手数料が低め
  • 手数料と掛け目:現金化して手元に残せる現金に関係する
  • 対面or非対面:対面は面談審査あり、非対面はオンライン完結でスピードに特化
  • 個人事業主の利用可否:個人事業主の利用不可とするファクターもある

今回は、請求書買取サービスの賢い選び方や、急ぎの資金調達におすすめの請求書買取サービス(ファクタリング)を紹介します。ぜひ、自社に合ったサービスを選ぶ際の参考になさってください。

 

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請求書買取サービス・ファクターの賢い選び方

請求書買取サービス・ファクターの賢い選び方について、冒頭で取りあげた比較軸をもとに解説していきます。

買取限度額

即日現金化や少額の売掛金の買い取りを希望する場合は、各社の買取限度額に注目しましょう。

一般的なファクターの即日現金化が可能な買取限度額は、30万円~1,000万円です。下限額より低い額面は買い取ってもらえない可能性があり、また上限額を超えた金額は即日現金化が難しくなります。

ただし、ファクターの中には数万円の少額から買取可能とするところもあります。

現金化したい請求書の額面を買取可能かどうか、各社のホームページの見積もりや電話相談で事前確認するようにしましょう。

取引先への通知の有無

取引先に請求書の買取を知られたくない場合は、2社間ファクタリングを取り扱っているファクターを選びましょう。なぜなら、2社間ファクタリングは取引先への通知が不要だからです。

ファクタリングは事業資金の調達方法としての認知度が低く、請求書を他社に買い取ってもらうという行為に信用が得られない場合があります。ファクタリング利用の事実が取引先に知られれば、「あの会社は銀行から融資が受けられないらしい」と信用不安に発展しかねません。

2社間ファクタリングは取引先にファクタリング利用の事実を一切知られることなく、請求書を現金化できます。

手数料と掛け目

ファクタリングの手数料は、ファクターのリスクに応じて上がったり下がったりします。以下の表は、ファクタリングの手数料が変動する要因をまとめたものです。

手数料が<上がる>要因 手数料が<下がる>要因
2社間ファクタリングで契約する 3社間ファクタリングで契約する
面談必須の対面式ファクタリングを利用する 面談不要の非対面式ファクタリングを利用する
売掛先の信用力が低い 売掛先の信用力が高い
売掛先との取引履歴が浅い 売掛先と取引履歴が長い
入金サイトが45日超 入金サイトが短い
赤字・債務超過・税金滞納など不利な条件がある 不利な条件がなく、業績も好調である
債権譲渡登記を留保する(2社間の場合) 債権譲渡登記を行う(2社間の場合)
初回契約である 継続利用(2回以上)である

2社間ファクタリングの手数料の相場は10%~20%、対して3社間ファクタリングは2%~9%です。

さらに、ファクターによっては70%~90%の「掛け目」が設定される場合があります。

「掛け目」は、ファクターが貴社の請求書を最大いくらで買い取とるかの割合です。たとえば、100万円の請求書に対して80%の掛け目が設定されれば、80万円が買取対象となります。残りの20万円はファクターが売掛金を回収した後、貴社に払い戻されます。

ファクタリングでなるべく多くの現金を手元に残したい場合は、手数料が低く、掛け目が高いファクターを選びましょう。

対面or非対面

ファクタリングには貴社とファクターで面談を実施する「対面式」と、オンラインですべての手続きが完結する「非対面式」があります。

  • 対面式:初回利用、2社間ファクタリング利用、高額案件などの場合に面談を実施
  • 非対面式:面談不要でスピードに優れるが、審査は書類審査のみ

「対面式」の面談では、提出書類の確認、経営状況のヒヤリング、経営者の人柄の確認が行われます。必要書類を不備なく揃えることはもちろん、虚偽の申告を行わないことや、信頼が得られる言動も重要です。

さらに、面談はファクターの担当者が会社を訪問する形で行われます。その際にかかる交通費は利用者の負担となるため、遠方のファクターほどコストがかかります。

一方、「非対面式」はオンラインですべての手続きが完了する面談不要の形式です。対面式よりもスピードに優れていますが、基本的には提出書類のみで買取可否が判断されてしまいます。

個人事業主の利用可否

ファクターによっては、個人事業主のファクタリング利用を不可ところがあります。また、個人事業主の利用可としていても、取引先の承諾が必須の3社間ファクタリングのみ利用可というケースも少なくありません。

個人事業主やフリーランスの方がファクタリングを利用する場合は、とくに注目すべきポイントです。

優良請求書買取サービスおすすめランキング20選

優良な請求書買取サービスを提供するファクターをランキング形式で紹介します。

【第1位】ベストファクター|2社間ファクタリングの実績が豊富

ベストファクター

買取限度額 30万円~
取引先への通知の有無 2社間ファクタリング利用可
手数料 【2社間】2%~20%
【3社間】2%~9%
対面or非対面 対面
個人事業主の利用可否

ベストファクターは東京・大阪に拠点を置き、全国出張対応の請求書買取サービスを提供するファクターです。

おもに首都圏と関西圏の中小企業、個人事業主に幅広く利用されています。初回利用は面談必須ですが、利用者の来店不要でスタッフが全国出張対応しています。

同社は2社間取引に特化したサービスを提供しており、申込みから最短即日~3営業日ほどで資金の受け取りまでが可能です。過去の実績から、即日振込の実行率は80%前後で、書類提出や審査にかかる手間を極力省いているところからも、対応の迅速さがうかがえます。

さらに、財務コンサルティング、バックオフィス業務代行など、資金繰り改善や事業再生を支援する付帯サービスも充実しています。緊急性の高い資金調達から自社の経営の立て直しまで、長期的な付き合いを検討されている事業者の方におすすめです。

【第2位】ビートレーディング|注文書買取にも対応

ビートレーディング

買取限度額 制限なし
取引先への通知の有無 2社間ファクタリング利用可
手数料 【2社間】4%~12%
【3社間】2%~9%
対面or非対面 どちらも可
個人事業主の利用可否

ビートレーディングは、ファクタリング業界を代表するファクターのひとつです。創業5年以内のファクターが多いなか、同社は2022年に創業10周年を迎え、業界随一の豊富な取引実績があります。

さらに、2020年より他社に先駆けて注文書買取をスタートさせたこともポイントです。通常のファクタリングは最大60日先までの請求書買取に対応していますが、注文書買取は最大180日先までの注文書に対応可能としています。

これにより、元請けから仕事を受注した時点での資金調達が可能となるため、大型案件の受注や資材・人材の確保も容易になります。

【第3位】OLTA(オルタ)|オンライン完結型のパイオニア

買取限度額 制限なし
取引先への通知の有無 無し
手数料 2%~9%
対面or非対面 非対面
個人事業主の利用可否

OLTAは2017年の運営開始ながら、独自の「クラウドファクタリング」で実績を重ね、わずか2年で申し込み金額100億円を突破した、いま最も注目を集める請求書買取サービスです。

野村證券やソニー、野村総合研究所等の日本有数の一流企業で、資金調達や経営管理等を経験した優秀な人材が経営陣に名を連ねており、MUFG(三菱UFJフィナンシャル・グループ)や日本郵政キャピタルといった一部上場企業とパートナーシップを結んでいます。

同社のクラウドファクタリングは、オンライン完結型のスピード入金もさることながら、3社間並みの低い手数料がアドバンテージです。2社間と同じく売掛先への通知は不要、書類提出もオンラインで完結、最短即日で資金調達ができます。ただし、提出が必要な書類が対面式の請求書買取サービスよりも多めとなっているため、早めに準備しておきましょう。

【第4位】日本中小企業金融サポート機構|非営利の請求書買取サービス

買取限度額 制限なし
取引先への通知の有無 無し
手数料 1.5%~10%
対面or非対面 どちらも可
個人事業主の利用可否

日本中小企業金融サポート機構は、ファクタリング業界では珍しい非営利の一般社団法人で、来店や訪問の必要がない非対面式の「即日ファクタリング」を提供しています。

即日ファクタリングは、請求書買取に関する書類提出や契約などの手続きがすべてオンライン上で可能です。時間的負担および交通費などの金銭的な負担を大幅に削減することができます。

ファクタリングの他にも、資金調達の専門家や税理士・弁護士などと提携して、助成金・補助金の紹介、在庫買取や事業再生に関するアドバイザリー業務、コンサルティング業務なども行っています。

同機構を利用すれば、ファクタリングによる資金調達以外にも、自社の資金繰りや経営改善に役立つ多角的なサポートが受けられるでしょう。

【第5位】ウィット|非対面の小口専門ファクター

買取限度額 500万円以下
取引先への通知の有無 無し
手数料 2%~9%
対面or非対面 非対面
個人事業主の利用可否

ウィットは、債権額面500万円以下の小口取引を専門に取り扱うファクターです。

同社の2社間取引は、売掛先の同意が不要で、すべての手続きがオンラインで完結します。気になる手数料は相場より低めの5%~で設定されており、過去には最小30万円を95%で買い取った(手数料5%)実績もあります。

さらに、非対面式でありながら財務コンサルティングサービスも提供しているため、利用者は資金調達から経営改善計画の実行まで、幅広いサポートが受けられるでしょう。売上が入金されるまでの緊急性の高いつなぎ資金を必要とする方、資金調達後の自社の資金繰りを改善したい方におすすめです。

【第6位】ククモオンライン|最速2時間で資金調達

買取限度額 上限なし
取引先への通知の有無 無し
手数料 1%~
対面or非対面 非対面
個人事業主の利用可否

ククモオンラインは非対面型の請求書買取サービスを提供するファクターです。申込みから送金まで最短2時間という驚異的なスピードに加え、業界最安クラスの手数料1%~を強みとしています。

取引先に通知を行わない2社間ファクタリングを取り扱っているため、第三者に完全秘密で請求書を買い取ってもらえます。近隣に実店舗のファクターが見つからない方、スピード重視の方におすすめです。

【第7位】けんせつくん|建設業の請求書買取に特化したファクター

買取限度額 上限なし
取引先への通知の有無 無し
手数料 5%~
対面or非対面 非対面
個人事業主の利用可否

けんせつくんは建設業の請求書の買取サービスを専門に取り扱うファクターです。インターネット完結の非対面型で、申込みから送金まで最短2時間、手数料は5%~としています。

さらに、元建設業界の経験豊富なスタッフが対応してくれるため、安心して資金繰りの相談ができます。他業種に比べて長い入金までの期間を短縮し、早期の資金調達が実現できるでしょう。

【第8位】ネクストワン|資金調達成功率96%

買取限度額 30万円~
取引先への通知の有無 2社間ファクタリング利用可
手数料 【2社間】5%~10%
【3社間】1.5%~4%
対面or非対面 対面
個人事業主の利用可否

ネクストワンは2社間取引、3社間取引のどちらにも対応可能なファクターです。3社間1.5%~、2社間5%~10%と、業界最安水準の手数料を設定しています。

元行員、ノンバンク社員、金融業界に精通したスタッフが対応してくれるため、安心して資金調達の相談ができます。初回利用は面談が必須ですので、即日の資金調達を希望する場合は提出書類を揃えた上で申し込みましょう。

【第9位】オンファクト|業界最低手数料2%~の2社間ファクタリング

買取限度額 30万円~
取引先への通知の有無 2社間ファクタリング利用可
手数料 2%~
対面or非対面 対面
個人事業主の利用可否

オンファクトは法人・個人事業主向けの2社間ファクタリングを専門的に取り扱うファクターです。取引先への通知および承諾が必要ないため、スピーディーに資金調達ができます。

買取限度額は30万円以上、上限は1億円までとなっています。手数料は債権の種類や売掛先の信用などによって変動しますが、業界最安水準の2%~です。

初回利用は面談が必要となりますが、全国出張対応なのでどこからでも申し込みが可能です。

【第10位】ジスト|業界最低手数料2%~の2社間ファクタリング

買取限度額 30万円~
取引先への通知の有無 2社間ファクタリング利用可
手数料 2%~
対面or非対面 対面
個人事業主の利用可否

ジストは事業資金調達・経営改善サポートに専門特化したファクターです。資金調達を専門とした認定資格者「企業経営アドバイザー」が在籍しており、企業経営者の経営課題の悩みをスピーディーに解決へと導くサポートをしています。

同社のファクタリングは業界最安水準の手数料2%~で、2社間契約なら最短即日の資金調達が可能です。初回契約時は同社スタッフとの面談が必要ですが、全国どこでも初回出張費用を無料としています。

【第11位】アクセルファクター|依頼の約半数以上が即日での対応

買取限度額 数千円~
取引先への通知の有無 2社間ファクタリング利用可
手数料 2%~
対面or非対面 対面
個人事業主の利用可否

アクセルファクターは「原則即日で対応」の請求書買取サービスを提供するファクターです。債権や契約内容の確認手続きを極力簡素化することにより、あらゆる依頼に対しても原則即日で対応できる柔軟性を獲得しています。

さらに、急ぎの資金調達を希望する利用者に対しては来店不要で対応も可能です。他社が敬遠しがちな少額の買取にも対応、個人事業主の方や少額債権を現金化したい方も即日で資金調達ができます。

【第12位】フリーナンス|個人事業主・フリーランス向けのサービス

買取限度額 1万円~
取引先への通知の有無 無し
手数料 3%~
対面or非対面 非対面
個人事業主の利用可否

フリーナンスは、個人事業主やフリーランスに特化した、お金と保険のサービスです。オンライン完結型の「即日払い」を利用するには、事前に振込専用口座を開設、売掛先からの売上代金はその専用口座へ入金されることになります。

この手続きを経ることにより、従来の2社間ファクタリングが抱えていた「売掛先から入金された売上代金を、利用者がいったん預かり、請求書買取サービスに支払う」というプロセスから発生する使い込みリスクを回避して、フリーナンス側は確実に代金を回収できるため、3社間契約並みの低い手数料が実現できています。

即日払いは形式上の2社間取引にあたり、取引先に通知が行くことはありません。

【第13位】anew(アニュー)|法人の高額案件にも対応可能

anew

買取限度額 上限なし
取引先への通知の有無 無し
手数料 2%~9%
対面or非対面 非対面
個人事業主の利用可否 不可

アニューは新生銀行とOLTAが提携してサービスを提供する法人向けの請求書買取サービスです。

法人に特化した資金調達サポートであるため、OLTAよりも高額の案件に対応しています。1,000万円を超える請求書も、アニューであれば即日現金化に対応してくれるでしょう。

【第15位】GMO BtoB 早払い|注文書買取にも対応

GMO BtoB早払い

買取限度額 100万円~1億円
取引先への通知の有無 無し
手数料 1%~10%
対面or非対面 非対面
個人事業主の利用可否 不可

GMO BtoB 早払いは、GMOペイメントゲートウェイが提供する請求書買取サービスです。2社間ファクタリングの仕組みを採用しており、100万円~1,000万円までの請求書を最短2営業日で現金化します。現金化にかかるコストは手数料の1.0%~10.0%のみです。

さらに、同社は注文書買取にも対応しています。資金不足で大型案件の受注のチャンスを逃したくない、受注後に優秀な人材を確保したいといったケースにおすすめです。

【第16位】インボイスPay|弁護士監修の安全なオンライン契約

買取限度額 上限なし
取引先への通知の有無 2社間ファクタリング利用可
手数料 2.5%~8%
対面or非対面 非対面
個人事業主の利用可否 不可

インボイスPayの運営会社であるスマートヘッジ株式会社は、2018年設立でありながら、すでに月額買取額が2億円を突破するなど、業界における新進気鋭のベンチャー企業として知られています。

同社はインボイスpayを「ファクタリングを超えた資金調達」と位置づけており、審査の前の見積もり段階で手数料がわかる「見積先行型」の請求書買取サービスを強みとしています。

実際に、インボイスPayは2社間ファクタリングと同じ仕組みでありながら、手数料8%以下の驚異的な調達コストの低さがメリットです。

【第17位】ファクタリングのTRY|全国対応・最短即日入金

買取限度額 10万円~
取引先への通知の有無 無し
手数料 5%~
対面or非対面 対面
個人事業主の利用可否

ファクタリングのTRY」は、2018年2月からサービスを開始した比較的新しいファクターながら、24時間対応可能なホットラインなど、他社との差別化で着実に実績を積み重ねています。最短即日をうたいながら、入金までに2~3日かかってしまうファクタリングもあるなかで、TRYは24時間対応のスピード対応と、2社間で5%〜という業界最低水準の手数料も実現しているため、急ぎの資金調達が必要なケースでも安心です。

さらに、TRYには専門的な知識を持った経験豊富な担当者が在籍しており、申込みから一貫して親身なサポートが受けられるので、初めてファクタリングを利用する方にもおすすめです。

【第14位】yup(ヤップ)|フリーランス向けの請求書買取サービス

yup(ヤップ)

買取限度額 1万円~
取引先への通知の有無 無し
手数料 10%
対面or非対面 非対面
個人事業主の利用可否

yup(ヤップ)は個人事業主・フリーランス向けの請求書買取サービスです。買取限度額1万円~という小口対応に加え、資金調達コストが10%の手数料と振込手数料250円のみというわかりやすさも魅力です。

請求書買取を申請してから平日の営業時間内であれば最短60分で審査が完了、当日中に現金振込が可能としています。ただし、審査完了が正午を過ぎた場合は、先払いは翌営業日になる可能性があります。

【第18位】LENDYファクタリング|10万円~から買取可能

買取限度額 10万円~1,000万円
取引先への通知の有無 無し
手数料 2%~
対面or非対面 非対面
個人事業主の利用可否

オンラインで完結する融資サービス「LENDY」を提供する、LENDY株式会社(旧社名:株式会社クレジットエンジン)が、2019年からファクタリング事業に参入、東証一部上場企業や大手税理士事務所などから出資を受け、オンライン完結型ファクタリングとしてリリースしたのが、「LENDYファクタリング」です。

手数料は非対面式の相場より低めの2%から、10万円の売掛債権から利用可能で、もちろん売掛先への通知は必要ありません。

LENDYはファクタリング事業の取引実績こそ少ないですが、既にオンライン融資サービスでは実績を積み重ねてきているので、安心して利用できるでしょう。

【第19位】電子請求書早払い|上場企業2社が運営サポート

買取限度額 3,000万円以下
取引先への通知の有無 無し
手数料 1~6%
対面or非対面 非対面
個人事業主の利用可否 不可

「電子請求書早払い」は、2020年1月30日にBtoBプラットフォームを運営するインフォマートと、決済インフラの大手GMOペイメントゲートウェイが協同リリースした請求書買取サービスです。手続きの無駄を極力省いたオンライン完結型で、業界最安水準の手数料1.0~6.0%で提供されています。

ただし、2社間の手続きではあるものの、入金までは最短でも2営業日かかるため、即日の資金調達を希望している方は注意が必要です。

リリースからまだ日が浅いですが、上場企業2社が運営をサポートしているサービスです。請求書買取サービスの利用が初めての事業者でも安心して利用できます。

【第20位】ジャパンマネジメント|50万円以下の少額にも対応

買取限度額 20万円~5,000万円
取引先への通知の有無 2社間ファクタリングの利用可
手数料 1~6%
対面or非対面 対面
個人事業主の利用可否

ジャパンマネジメントは、東京と福岡に拠点を置き、最小20万円から最大5,000万円まで、最短即日で現金化する請求書買取サービスを提供しています。同社のファクタリングは面談必須ですが、遠方からでもスタッフが出張対応してくれるため、地方在住で東京や福岡に出向く時間がない方にもおすすめです。

赤字決算や税金滞納でも相談次第で対応可能、また、法人との取引、継続した売上があれば、個人事業主であっても利用できます。

請求書買取サービスの選び方に関するQ&A

自社に合った請求書買取サービス選びに関して、よくある質問とその回答をQ&Aにまとめました。

Q.支払期限を過ぎた債権も買い取ってくれる請求書買取サービスはありますか?
A.ありません。請求書買取サービスが買い取る売掛債権は、支払期日と金額が確定している「確定債権」です。支払期日を超過した「不良債権」や、将来的に支払われる予定があるが、期日と金額が確定していない「将来債権」などは買取対象となりません。
Q.請求書買取サービスで売却した売掛債権が貸し倒れになった場合、利用者に買い戻し義務はありますか?
A.売掛先の業績悪化や倒産等による貸し倒れリスクは、債権も含めてファクタリング業者が買い取るため、利用者に買い戻し義務は生じません。これを償還請求権のない「ノンリコース契約」といいます。請求書買取サービスの手数料は、この売掛先の貸し倒れリスクも考慮して計算されています。
Q.個人事業主なのですが、売掛先に知られたくないので2社間取引を利用できますか?
A.個人事業主の方の利用条件は、請求書買取サービスによって異なります。2社間取引は、売掛先の同意が不要な代わりに、請求書買取サービスが確かに債権を譲渡されたということを証明する「債権譲渡登録」が必要です。この債権譲渡登記は法人に限られており、個人事業主は登記ができません。したがって、原則「個人事業主は3社間のみ利用可」ですが、請求書買取サービスの中には、個人事業主でも登記不要の2社間取引可としているものもあります。
Q.他社からの借入や返済状況は、請求書買取サービスの審査に影響しますか?
A.影響しません。請求書買取の審査では、利用者の返済能力や経営状況よりも、売掛先・売掛債権の信用力が重視されます。つまり、赤字決算や債務超過であっても、売掛先・売掛債権の信用力が高いと判断されれば、請求書を売却して資金調達ができます。ただし、税金の滞納については要相談とする請求書買取サービスがほとんどです。
Q.財務コンサルティングでは、具体的にどのような支援が受けられますか?
A.業者にもよりますが、基本的には新たな資金調達方法・資金調達先の提案、銀行リスケの交渉の支援、資金繰り表など金融機関に提出する資料作成のサポートが挙げられます。具体的な支援の中身については、各請求書買取サービスにお問い合わせください。

スピード・手数料など重視するポイントに合わせた会社選びを

対面式・非対面式の2つの契約方式に分けて、おすすめの優良請求書買取サービス・ファクタリングサービスをご紹介しました。

いずれも取引の安全性については問題ない会社をピックアップしており、初めて利用する方でも安心できます。

さらに、スピードや手数料、アフターフォローなど、自社が最も重視するポイントを絞ることも大切です。

本記事のランキングや口コミ評判を参考にしつつ、できれば実際に窓口に問い合わせて、精度の高い情報で請求書買取サービスを選びましょう。