ファクタリング会社によって異なりますが、2社間ファクタリングは最短即日、3社間ファクタリングは最短2日が目安です。
ここでは、ファクタリングで入金されるまでの手続きと所要時間、および最短即日の資金調達を成功させるコツを解説します。
ファクタリングで入金されるまでの手続き
ファクタリングで入金されるまでの手続きは、以下の流れに沿って行われます。
証明書・エビデンスの取得
所要時間:1日~
ファクタリングの審査および契約では、以下の書類が必要です。
審査に必要な書類 | 本人確認書類 入出金の通帳(Web通帳可) 決算書もしくは試算表 請求書・見積書・基本契約書(注文書) |
契約に必要な書類 | 納税証明書 印鑑証明書 登記簿謄本など |
上記の書類は、申込時あるいは契約時に画像のアップロードや郵送、担当者への手渡しで提出します。
発行までに時間がかかる書類もあるため、直前になって焦らないでいいように余裕を持って取得しておきましょう。
会員登録
所要時間:1日
Web契約ができるファクタリング会社は、申し込み前に会員登録が必要な場合があります。
経営状況が著しく悪い、事業内容が公序良俗に反するといったことがなければ、基本的には会員登録できます。
会員登録には半日~1日かかるため、時間があるときに済ませておきしょう。
見積もり・申し込み
所要時間:1時間以内
ファクタリング会社に売掛金の買い取り可否や調達金額に関して見積もりを依頼します。
見積もり納得できたら申し込みへと進みます。
ファクタリングの申込みは、オンライン・電話・郵送、もしくは来店と申込者の状況に合わせた方法が選択可能です。
(3社間の場合)売掛先への通知および承諾
所要時間:1~7日
3社間ファクタリングを申し込む場合は売掛先に、売掛金を利用する旨の承諾を得る必要があります。
実際の手続きでは売掛債権譲渡の同意書に、売掛先の署名捺印が必要です。
売掛先が上場企業であったり、責任者が忙しかったりする場合は、捺印してもらうまでにかなりの時間を要します。
スムーズに手続きが進められるよう、事前に一報を入れておくと良いでしょう。
書類提出・ヒヤリング
所要時間:1時間~
提出書類およびヒヤリングにより、ファクタリングの審査が行われます。
ヒヤリングには担当者と直接会って面談する場合と、リモートでのオンライン面談の場合があります。
直接会う場合は担当者が事業所まで出張してくれますが、その際は事前予約が必要です。
ヒアリングでは経営者が事業内容や財務状況をしっかり把握しているかなど、書類では確認できない部分について問われます。
質問に対しては嘘偽りなく、正確に答えるようにしましょう。
契約・入金
所要時間:1時間~
審査完了後、ファクタリングの契約成立となります。
売掛金の買取代金は指定の金融機関の口座に振り込み、または担当者から手渡しで受け取ります。
最短即日で資金調達を成功させるためのコツ
最短即日で資金調達をするためのコツは以下の3つです。
- 2社間ファクタリングを選択する
- 非対面OKのファクタリング会社に申し込む
- (対面契約の場合)近隣のファクタリング会社に申し込む
最短即日で資金調達を成功するには、2社間ファクタリングでの契約が必須です。
ただし、2社間ファクタリングでも担当者と直接会って面談を行う場合は、移動のための時間がかかります。
出張にかかる時間を考慮して、なるべく近隣に店舗があるファクタリング会社に申し込むようにしましょう。
オンラインで手続きが完結する非対面OKのファクタリング会社であれば、即日の資金調達の確実性が高まります。