マネーフォワードは以前は、請求書を早期に現金化することができる請求書買取サービスを行なっていましたが、今は新規の受付も取り扱いも行なっていません。

今、マネーフォワードは請求書の買取から売掛債権の回収代行サービスへとシフトしています。

マネーフォワードの回収代行サービスは売掛債権にかかる全ての手続きを代行してもらうことができ、会社の人員配置の効率化を図ることができる圧倒的に便利なサービスです。

しかし、請求書買取サービスとは根本的に異なるものですので、違いはしっかりと理解しておく必要があります。

マネーフォワードの請求書買取サービスと新サービスの回収代行サービスについて詳しく解説していきます。

マネーフォワードの請求書買取サービスは2019年6月に終了

マネーフォワードは以前は請求書買取サービスを行なっていました。

マネーフォワードの請求書作成ソフト「マネーフォワード クラウド請求書」で作成した請求書を画面上で買取申請を行い、期日前買い取ってももらうことができる非常に便利なサービスですが、今は受付は行なっていません。

代わりにマネーフォワードはさらに便利なサービスを展開しています。

請求書買取りβは新規申込できない

マネーフォワードが2019年6月までに行なっていた請求書買取βというサービスは、今は新規受付を終了しています。

以前はマネーフォワードの請求書作成サービスである「MFクラウド請求書」で作成した請求書をそのまま買い取ってももらうことができました。

請求書買取βは非常に便利なサービスでしたが、今はマネーフォワードは請求書買取サービス自体を行なっていません。

請求書を買い取ってもらいたい場合には、他の業者を探し、別途申し込みをする必要があります。

代わりのサービスを展開

請求書買取りβのサービスを中止した代わりに、マネーフォワードは他のサービスを展開しています。

それが「MF KESSAI」というサービスです。

MF KESSAIは請求書の回収業務を根本的に変える可能性を持った新しいサービスです。

すでに多くに業者が参加し、飽和状態にある請求書買取サービスからは徹底し、全く新しい回収代行サービスをマネーフォワードははじめました。

ここからはマネーフォワードのMF KESSAIサービスについて詳しく解説していきます。

マネーフォワードの新サービス「MF KESSAI」とは?

マネーフォワードの新サービス「MF-KESSAI」とは?

マネーフォワードの新サービス「MF KESSAI」では、売掛債権の請求から回収までのすべ手の手間を完全にアウトソーシングすることができ、請求書買取サービスと同じように、回収リスクまで売却することが可能です。

「MF KESSAI」の主なポイントは以下の6点になります。

  • 与信管理を代行
  • 請求業務を代行
  • 代金回収を代行
  • 督促も行なってくれる
  • 未入金があってもマネーフォワードが保証
  • 手数料が安い

これは「一括ファクタリング」というサービス形態です。

マネーフォワードの「MF KESSAI」について詳しく解説していきます。

与信管理を代行

MF KESSAIは取引先の与信管理を行なってくれます。

取引が「期日通りに代金を支払うことができる企業か」「急に業況が悪化していないか」などという与信管理は非常に重要ですが、審査ノウハウのない一般的な企業が行うことは簡単ではありません。

しかしMF KESSAIに売掛債権請求代行を依頼した債権に関しては、AIが数秒で売掛先の審査を行なってくれるので、その取引先と掛け販売をしていいかどうかを瞬時に知ることができます。

新規取引先と取引を開始する前には、その取引先が海のものとも山のものとも分かりません。

MF KESSAIを利用すれば、販売先の与信管理を瞬時に行なってくれます。

また、MF KESSAIで請求した売掛債権が万が一デフォルトしたとしても、その損失はMF KESSAIが全て負ってくれるので、新規取引先と取引する際にも安心です。

何日もかかる与信管理を数秒で終わらせることができ、さらに自社で審査するよりも相当精度の高い審査を行うことができるのは大きなメリットです。

請求業務を代行

MF KESSAIは売掛先への請求業務も代行してくれます。

請求業務は請求額を確定させ、さらに郵便やメールなどで間違いのないように請求しなければならないので大きな手間になります。

月末、月初は経理担当者は請求業務に追われるのが常ですが、MF KESSAIは請求業務を代行してくれるので、経理担当者の事務負担を大きく軽減してくれます。

代金回収を代行

さらにMF KESSAIは代金回収も行ってくれます。

MF KESSAIが代金を回収し、その代金を自社が受け取る仕組みとなっていますので、自社な掛け販売から代金回収まで何もする必要がないということです。

掛け販売の審査に通過したら、あとは売掛債権期日になるまで自社は売掛債権にはノータッチでいることができます。

督促も行なってくれる

そして、MF KESSAIは売掛債権が滞納した場合には売掛先に督促も行なってくれます。

得意先が滞納した場合に督促を行うことは非常に嫌な気持ちがするものですが、MF KESSAIは督促まで行ってくれるので、まさに売掛債権回収に関しては、自社は何もすることがないと言っても過言ではありません。

請求から入金にかかるすべての手続きを委託することができます。

未入金があってもマネーフォワードが保証

先ほども触れたように、マネーフォワードに回収代行を依頼した売掛債権が未入金のままデフォルトしたとしてその損失は100%マネーフォワードが保証してくれます。

これによって、売掛債権最大の問題点である売掛先のデフォルトリスクを完全に排除することができ、売上は確実に入金となります。

売掛債権の保証を受けることができる保証ファクタリングに近い機能をMF KESSAIは持っていると言えるでしょう。

手数料が安い

MF KESSAIは手数料が低いというメリットがあります。

手数料は審査によって異なりますが、多くの企業がクレジットカードの利用手数料よりも低い手数料で決済をすることができます。

回収にかかるあらゆる業務を完全に委託することができ、クレジットカード利用手数料よりも低いコストで利用できるのはかなり割安だと言えるのではないでしょうか?

資金繰りに多少余裕があるのであれば、請求書買取サービスよりもメリットの大きいサービスと言えるでしょう。

MF KESSAI利用までの流れ

MF-KESSAI利用までの流れ

「MF KESSAI」を自社に導入するのは非常に簡単です。

以下のような流れで問い合わせから1週間程度で導入することができるので非常に簡単です。

  1. 問い合わせ後1営業日以内に資料が届く
  2. 審査を行い料率が確定
  3. 1週間程度で利用開始

「MF KESSAI」導入までの流れについて確認しておきましょう。

問い合わせ後1営業日以内に資料が届く

インターネットから問い合わせに申し込むと、1営業日以内で資料が届きます。

すぐに資料が届くので、申し込みも素早く行うことができます。

資料の内容に納得ができたらそのまま申込手続へと進みましょう。

審査を行い料率が確定

申込後、マネーフォワードで審査を行い、審査によって手数料の料率が確定します。

自社の与信状況が良好であれば手数料は低くなりますし、それほど良好ではない場合には手数料が高めに設定されるでしょう。

あまりにも財務状況などが悪い場合には審査に通過することができない場合もあります。

場合によっては1%を切る料率が適用されることもあり、基本的には非常に低い負担で請求代行サービスを利用できると考えて問題ないでしょう。

1週間程度で利用開始

審査通過後は1週間程度で利用を開始することができます。

申込の申請から利用開始までが非常に早く、場合によってはクレジットカードの契約よりも早く完了することもあります。

新規取引先との契約が決まりそうな時に申込を行えば、実際の取引開始までに間に合う可能性があります。

MF KESSAIは新規取引先と掛け販売する際には最適で安心して利用することができます。

申し込みから契約までの時間が早いので、「新規取引先との契約に利用したい」というケースでも最適です。

請求書買取サービスとMF KESSAIの違い

請求書買取サービスとMF-KESSAIの違い

請求書買取サービスとMF KESSAIには大きく分けて以下の3つの違いがあります。

  • 早期資金化はできない
  • 売掛先に秘密にできない
  • 手数料の違い

請求書買取サービスでなければ早期資金化をすることができないなど、注意すべき違いがいくつもあります。

請求書買取サービスとMF KESSAIの3つの違いについて詳しく解説していきます。

早期現金化はできない

MF KESSAIは早期資金化することはできません。

あくまでも売掛債権決済代行を行なっているだけですので、請求した期日にならないと売掛債権の代金が入金にはなりません。

売掛債権がデフォルトした場合には、その損失が自社に及ばないという点では共通していますが、期日前に早期に資金化することはできないので、この点だけは注意しましょう。

売掛先に秘密にできない

MF KESSAIを利用していることを売掛先に秘密にすることはできません。

売掛先には回収代行サービスを使っているということが知られてしまうので、請求書買取サービスの2社間契約のように売掛先に秘密にすることは不可能です。

ただし、今や回収代行サービスを利用している企業は全く珍しくありません。

ほとんどのケースでは「MF KESSAIを利用している」ということが知られても取引に悪影響することはないでしょう。

手数料はMF KESSAIが圧倒的に安い

MF KESSAIは手数料が請求書買取サービスよりも圧倒的に低いというメリットがあります。

前述したようにMF KESSAIの手数料はクレカの手数料よりも安くなり、1%を切るようなケースもあります。

一方、請求書買取サービスの手数料は2社間契約の場合は10%〜20%程度です。

もちろん、請求書買取サービスには早期資金化できるなどのメリットがありますが、やはり高い手数料負担は決してバカにできません。

低コストで利用することができるのはMF KESSAIです。

 

マネーフォワードを請求書買取サービスについてよくある質問

MF KESSAIの審査に落ちた取引先と取引することは危険ですか?
必ずしもデフォルトするとは言えませんが一定の危険性は覚悟しておいた方がよいかもしれません。
MF KESSAIは売掛先企業の財務状況を分析して審査を行なっています。
MF KESSAIの審査システムが「危険だ」と判断して審査落ちにさせたのですから、財務状況は一定以下であることは間違い無いでしょう。
心配な場合には取引をやめるか、現金決済に切り替えるなどの対応とした方がよいでしょう。
契約後に手数料は下がりますか?
取引状況が良好であれば手数料は下がる可能性はあるでしょう。
しかしすぐに手数料が下がることはほとんどないので、ある程度長い付き合いをして、その間売掛債権にデフォルトがなければ手数料が下がる可能性はあるでしょう。
回収代行を使うことで取引先との関係が悪化することはないのでしょうか?
必ずではないものの、基本的には回収代行を使っても取引先との関係が崩れるようなことはないでしょう。
今や多くの企業が回収代行を利用し、その認知度は上がっています。
そのため、基本的には回収代行を利用したことによって取引先との関係が崩れるようなことはないでしょう。
ただし、代行を始めるときには、最初に「今後は代行を使いますので支払先が変わります」ということは一言伝えておいた方がよいでしょう。
請求書買取サービスを利用した方がいい場面を教えてください。
請求書買取サービスを利用した方がよいタイミングは早期に資金が必要な場合です。
2社間契約であれば最短即日で資金化することができるので、急いで資金が必要な場合は最適です。
さらに、請求書買取サービスは売掛先の与信で審査を受けることができるので、自社の業況が悪くても資金調達可能です。
業況が悪化して銀行借入ができないという場合でも請求書買取サービスであれば審査に通過することができる可能性があります。

まとめ

マネーフォワードは以前は請求書買取サービスを行なっていましたが、今は取り扱っていません。

そのかわりに今は請求書の回収代行サービスであるMF KESSAIを行なっています。

MF KESSAIは売掛先の与信管理、請求、回収、督促という売掛債権にかかる一連の流れを全て代行してくれるとても便利なサービスで、さらに売掛債権のデフォルトリスクもすべて背負ってくれます。

非常に便利で有用なサービスですが請求書買取サービスのように早期資金化することはできないので、自社の資金繰りの状況に合わせて使い分けるようにするとよいでしょう。