大手金融WEBサービス会社のマネーフォワードの子会社MF KESSAIは2019年8月にファクタリングサービスを開始しました。

信頼できる上場企業がファクタリング事業に進出したとあって、期待する声は大きかったのですが「実際にどんなサービスを提供しているのか分からない」という人も多いのではないでしょうか?

マネーフォワードのファクタリングサービスの特徴やメリット・デメリットを口コミなどから徹底解説していきます。

信頼できるファクタリング会社の1つとして、マネーフォワードのファクタリングについて理解を深めておいて損はないでしょう。

MF KESSAIの基本情報

mfkessai

企業 独立系
種類 2社間
資金化までの期間 最短2営業日
最小利用可能額 100万円
最大利用可能額 表記なし
手数料 1.0%~10.0%
赤字決算 対応可能
償還請求権 なし
個人事業主 不可
担保・保証人 不要

マネーフォワードとMF KESSAIの関係

ファクタリングを取り扱っているMF KESSAIは東証マザーズ上場の株式会社マネーフォワードの子会社です。

金融WEBサービスを提供する大手企業であるマネーフォワードが始めた会社ですので、安心して取引することができます。

また、MF KESSAIのファクタリングサービスは「アーリーペイメント」という名称です。

マネーフォワードのファクタリングの申込から入金までの流れ

マネーフォワードのファクタリングの申込から入金までの流れは凡そ以下の通りです。

  1. WEBから申込
  2. 1営業日以内に契約条件が提示
  3. 本申込
  4. 最短2営業日後に入金

WEBからの申込から入金まで最短2営業日で完結するというのが特徴です。

入金までの流れについて詳しく解説していきます。

WEBから申込

MF KESSAIはインターネットからの申込のみとなっています。

MF KESSAIのホームページから申込を行い、自社の情報や会社の情報を入力します。

なお、この段階では見積依頼という形になるので、本申込にはなりません。

1営業日以内に契約条件が提示

MF KESSAIは1営業日以内に契約条件が提示されます。

早いときには最短即日、時間がかかる場合でも1営業日で買取金額や手数料が通知されます。

急いでいる時も比較的すぐに契約条件等が提示されるので、「早く審査結果を知りたい」という場合に重宝します。

本申込

MF KESSAIから提示された買取金額や手数料等の条件に同意できたら、本申込を行います。

本申込の手続きもWEB完結するので、多くの他のファクタリング会社のように契約手続のために来店する必要がありません。

本申込からそのまま契約手続を行う流れになります。

最短2営業日後に入金

契約後1営業日程度でファクタリング代金が口座へ入金になります。

MF KESSAIは申込から入金まで、トータルで2営業日で入金となります。

大手会社のファクタリングとすれば入金までの日数は比較的早いので急いでいる時に重宝するでしょう。

口コミから分かるマネーフォワードのファクタリングのメリット

マネーフォワードのファクタリングには主に以下の5つのメリットがあります。

  • 手数料が非常に低い
  • 返金は期日の5営業日後
  • マネーフォワードだから安心
  • 入金までの時間が早い
  • 売掛先に秘密にできる

手数料が低いことや安心感があること、また返金までの時間的な余裕が大きいことなども特徴です。

マネーフォワードのメリットについて詳しく解説していきます。

手数料が非常に低い

マネーフォワードMF KESSAIの手数料は1%〜10%なっています。

最低手数料1%というのは他のファクタリング会社の手数料と比較して非常に低いと言えます。

一般的な2社間ファクタリングの相場が10%〜20%程度ですので、MF KESSAIは相場の半分程度の手数料であることがお分かりいただけるのではないでしょうか?

また、手数料が低いと言われる以下の有名ファクタリング会社と比較しても手数料が低いことが分かります。

ファクタリング会社 手数料
MF KESSAI 1%〜10%
OLTA 2.0〜9.0%
FREENANCE 3.0%〜10.0%
トップマネジメント 1.0〜13.0%
anew 2.0〜9.0%

MF KESSAIは数あるファクタリング会社の中でもトップクラスに低い手数料を実現しているといえます。

ここは非常に大きなメリットです。

返金は期日の5営業日後

MF KESSAIは返金までの日数に余裕があるのがメリットです。

MF KESSAIは売掛債権期日の5営業日後までに支払いをすればよいことになっています。

他の多くのファクタリングが売掛債権期日当日には支払わなければならないことになっており、期日には「売掛先からの入金を確認して、すぐにファクタリング会社へ送金」というかなり忙しい手続きを経なければなりません。

MF KESSAIは期日までに時間的余裕があるので、売掛債権期日に急ぐ必要はありませんし、その分資金繰りの余裕も出やすくなります。

マネーフォワードだから安心

MF KESSAIは上場企業のマネーフォワードが設立したファクタリング会社です。

ファクタリング会社の中には闇金やそれに近い業者が混じっていることがありますが、MF KESSAIはそのような心配は全くありません。

ファクタリングは業者選びが非常に重要になりますが、MF KESSAIであれば非常に安心して取引をすることができるでしょう。

入金までの時間が早い

MF KESSAIは入金まで最短2営業日と、大手企業のファクタリングとしては比較的早期の資金化に対応していると言えます。

例えば、銀行系ファクタリング会社などは申込から入金まで2週間以上の時間がかかってしまうことも珍しくありません。

「急いでお金が必要」というタイミングでも、マネーフォワードなら非常に低い手数料で2営業日後には入金を受けることができます。

「できる限り低い手数料ですぐにお金が欲しい」というケースでMF KESSAIは活用できるでしょう。

売掛先に秘密にできる

MF KESSAIは2社間ファクタリング限定のファクタリング会社です。

2社間ファクタリングは自社とファクタリング会社だけの契約ですので、売掛先企業に秘密でファクタリングすることができます。

銀行系ファクタリング会社をはじめとして、大手企業のファクタリングは3社間ファクタリングで行われることが多く、売掛先に秘密にすることができません。

売掛先にファクタリングを知られてしまうと「経営が苦しい」などと判断され、売掛先との取引に支障が生じてしまうこともあります。

しかし、MF KESSAIのファクタリングは2社間ですので、売掛先企業にファクタリングをしたことを知られることはなく、ファクタリングが売掛先との関係に悪影響を及ぼすことはありません

口コミから分かるマネーフォワードのファクタリングのデメリット

手数料の低さなどのメリットがあるマネーフォワードのファクタリングですが、デメリットも3点あります。

  • 個人事業主は取り扱い不可
  • 100万円未満の取り扱いができない
  • 即日資金化はできない

MF KESSAIのファクタリングは個人事業主は取り扱いを行うことができないという点や少額の買取をしないという点など、注意すべきポイントは数多くあります。

マネーフォワードのファクタリングの3つの注意点について詳しく理解しておきましょう。

個人事業主は取り扱い不可

マネーフォワードのファクタリングサービスMF KESSAIは個人事業主が利用することができません

MF KESSAIを利用することができるのは法人のみとなっているため、個人事業主は申込をしても受け付けてもらえません。

他の多くのファクタリング会社は個人事業主への取り扱いを行っていることを鑑みれば、この点はMF KESSAIのデメリットだと言えます。

100万円未満の取り扱いができない

MF KESSAIは100万円未満の取り扱いをすることが原則不可能です。

MF KESSAIで売却することができるのは100万円以上の売掛債権のみで、ある程度の売上規模のある法人でなければMF KESSAIを利用することは難しいでしょう。

数十万円程度の少額資金をファクタリングすることや、必要最小限の金額だけをファクタリングで資金調達することができないので、この点もMF KESSAIのデメリットです。

即日資金化はできない

MF KESSAIは申込から資金化まで最短2営業日必要です。

確かに、大手企業のファクタリングと比較すればMF KESSAIの資金化までにかかる時間は早い方だといえます。

しかし今や多くのファクタリング会社が最短即日で資金化できます。

「今日、決済期日の手形代金を払いたい」とか「突然、取引先からの入金がなくなった」など、今日の今日お金が必要になった時はMF KESSAIのファクタリングでは対応することができません

多くのファクタリング会社が対応している即日資金化に対応していないというのは、MF KESSAIのデメリットです。

口コミから分かるマネーフォワードのファクタリングの審査基準

マネーフォワードの審査はファクタリングの中では比較的厳しいと言えるでしょう。

法人専門で、100万円以上の買取のみとなっている上に手数料も低いので、他のファクタリング会社の中では審査が厳しいことが想定されます。

その中でも特に以下の4点については重視して審査しているものと思われます。

  • 売掛先の与信状況が最重要
  • 審査は時間をかけて厳格に行う
  • 自社の与信も重要
  • 売掛債権の期間や金額も重視される

マネーフォワードのファクタリング審査の重要ポイントを詳しく解説します。

売掛先の与信状況が最重要

ファクタリングは売掛債権の売却ですので、ファクタリング会社にとって債務者になる売掛先の与信が最も重視されます。

これはMF KESSAIの審査でも例外ではありません。

売掛先が大手企業や優良企業であれば高い確率で審査に通過することができますし、売掛先が債務超過や赤字であれば審査に通過することは難しくなってしまいます。

自社に信用がなくても売掛先企業に信用があれば審査に通過することができる場合が少なくありません。

MF KESSAIの審査でも、最も重要になるのは売掛先の信用だと理解しておきましょう。

審査は時間をかけて厳格に行う

MF KESSSAIは審査に1営業日以上かかります。

これは他のファクタリング会社よりも時間をかけて厳格に審査をしている証拠です。

多くのファクタリング会社が採用しているコンピューターによる自動審査ではなく、人間の目線でも審査をしていることが予想されますので、虚偽申し込みなどは絶対にバレると考えておきましょう。

MF KESSAIの審査は他のファクタリング会社よりも時間をかけて厳格に行うものと考えられます。

自社の与信も重要

MF KESSAIの審査では自社の信用も重視されます。

MF KESSAIは2社間ファクタリング専門のファクタリング会社ですので、売掛債権期日に資金が一度自社に経由し、この際に業況の悪い企業は流用や持ち逃げしてしまう懸念があります。

特にMF KESSAIは売掛債権期日から支払期限まで5営業日程度も時間的余裕があるので、流用や持ち逃げのリスクはその分だけ高くなってしまうので自社に対してもしっかりと審査を行っています。

この時に資金繰りにあまりにも余裕のない企業は審査に落とされてしまう可能性があります。

法人のみの取り扱いで100万円以上しか取り扱いをしていないMF KESSAIは、そもそもある程度業況が安定した規模の大きな企業へのファクタリングを想定しているので、業況が悪く規模の小さな企業では審査に落ちてしまうこともあるでしょう。

売掛債権の期間や金額も重視される

ファクタリングでは売掛債権の金額や期間も重視されます。

  • 期日までの期間が短い
  • 売掛債権の金額が大きい

この2つのケースではファクタリング審査に通過できる可能性が高くなります。

期間が短い場合には、ファクタリング会社がリスクを負う期間も短くなり、金額が大きければファクタリング会社の大きな収入になるためです。

特にMF KESSAIは100万円以上の売掛債権でなければファクタリングすることができないので、金額が大きい方が審査に通過しやすいでしょう。

マネーフォワードのファクタリングに関してよくある質問

見積もりだけの依頼でも問題ありませんか?
問題ありません。MF KESSAIはインターネットから簡単に見積もりを取ることができるので、買取金額や手数料を知りたい人や、他のファクタリング会社と比較したい人でも簡単に見積もりを取ることができます。
見積もりの結果、手数料等の条件に納得できた場合のみ、本申込をすることができます。
銀行融資を断られても確実に資金調達できるのでしょうか?
ファクタリングと銀行融資では審査の視点が180度異なり、ファクタリングは売掛先企業の業況が審査され、銀行融資では自社の業況が審査されます。
そのため、銀行融資の審査に落ちた企業でも有力な売掛債権を持っていれば審査に通過できますし、銀行融資の審査に通る企業でも有力な売掛債権を持っていなかったらファクタリング審査に落ちることもあります。
銀行融資に落ちた企業でもファクタリング審査に通過できる可能性はありますが、両者は比較の対象ではなく別物だと考えておいた方がよいかもしれません。
税金の滞納があっても利用できますか?
利用できます。
MF KESSAIの審査で重視されるのは売掛債権の信用ですので、税金を払っているかどうかはそれほど重視されません。
そのため、銀行融資のように、直接的に税金の滞納が原因となって審査に落ちてしまうことはないでしょう。
マネーフォワードを利用していなくてもファクタリング可能でしょうか?
可能です。
MF KESSAIはマネーフォワードが運営するファクタリングサービスというだけで、マネーフォワードのサービスを利用しているかどうかは利用の条件ではありません。
初めてマネーフォワード関連のサービスを利用するという会社もMF KESSAIに申し込むことでファクタリングを利用することが可能です。

まとめ

マネーフォワードの子会社であるMF KESSAIが提供するファクタリングサービスには以下のようなメリットがあります。

  • 手数料が低い
  • 返金は期日の5営業日後
  • マネーフォワードだから安心

手数料が低く、安心して利用することができるファクタリングサービスだと言えるでしょう。

しかし個人事業主は利用できず、即日融資は不可能などのデメリットがあることも間違いありません。

利用の際には、他のファクタリング会社とメリット・デメリットをしっかりと比較した上で申し込むようにしましょう。