あまり名前を聞いたことがない人も多いかもしれませんが、ファクタリングを利用するのであれば三共サービスはかなりの優良企業です。

手数料が低く、対応が丁寧で信頼できる会社として知る人ぞ知るファクタリング会社になります。

しかし、実際にどのような流れで審査が行われ、審査基準はどのようになっているのかについては不透明な部分が多く「自分でも審査に通る?」とか「必要なタイミングで資金が間に合う?」などと疑問や不安に感じている人も多いのではないでしょうか?

そこで、口コミから三共サービスのファクタリングの特徴を洗い出していきます。

結論的に言えばかなり活用できるファクタリングサービスですので、特徴やメリット・デメリットをしっかりと理解しておきましょう。

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三共サービスの基本情報

三共サービス

企業 独立系
種類 2社間/3社間/診療報酬
資金化までの期間 最短即日
最小利用可能額 表示なし
最大利用可能額 1億円
手数料 2社間:5%〜
3社間:1.5%〜
赤字決算 対応可能
償還請求権 なし
個人事業主 不可
担保・保証人 不要

三共サービスは2社間ファクタリングも3社間ファクタリングも取り扱っている店舗型のファクタリング会社です。

しかし最近は非対面契約にも力を入れており、三共サービスのオフィスに訪問できない方でも当日中に契約できます。

また、三共サービスはファクタリング業務だけでなく、コンサルティング業務も行なっています。

経営改善計画の策定や、資金繰り改善のための最適な資金調達手段の提案など、ファクタリング以外の業務も専門的に行なっているので、担当者の専門性が非常に高いのもメリットです。

資金調達だけでなく、資金繰り全般の相談ができるのは三共サービスの大きなメリットだと言えるでしょう。

設立も2001年と、ファクタリング会社の中では非常に業歴がないため、安心できるファクタリング会社です。

三共サービスの申し込みから資金化までの流れ

三共サービスの資金化までの流れは以下の通りです。

  1. 公式ホームページから問い合わせ
  2. メールかFAXで書類提出
  3. 三共サービスよりヒアリング・審査
  4. メールか電話で最終確認
  5. 来店不要で契約・振込

三共サービスはオンラインで申し込みや書類の提出を行い、契約手続は非対面で完結するというのが最大の特徴です。

ただし、提出書類はそれなりに多いので、事前に漏れのないように揃えておきましょう。

三共サービスの申込から入金までの流れを解説していきます。

①公式ホームページから問い合わせ

三共サービスの申し込みは24時間365日インターネットから行うことが基本です。

三共サービスホームページには「Webで問い合わせ」という機能があり、以下の項目を入力するだけで、簡単にファクタリングの申し込みができます。

  • 会社名(必須)
  • 連絡用電話番号(必須)
  • メールアドレス(必須)
  • お名前
  • 携帯電話
  • 会社電話番号
  • 会社所在地
  • 請求書等の添付

これらの金額を入力すると三共サービスから連絡が入り、詳細な審査へと進むことができます。

ファクタリングの条件に納得できたら本申込を行いましょう。

なお、三共サービスは電話やFAXでも申し込みや相談をすることも可能です。

電話番号 FAX番号 営業時間
0120-43-4140 03-3830-0979 平日9時〜19時

また、三共サービスのホームページでは申込用紙もダウンロードでき、申込用紙には次のような項目の記載が求められています。

  • 会社名
  • 会社住所
  • 代表者住所
  • 電話・FAX番号
  • 業種
  • 設立年
  • 月商
  • 資本金
  • 社員数
  • 取引銀行
  • 銀行との取引年数
  • 借入状況(借入日、借入残高、返済期日等)

このように、三共サービスの申込では、まずは申込企業の現況についてしっかりと審査を行うので、申込企業の業況があまりにも悪い場合には審査に通過できない可能性があります。

②メールかFAXで書類提出

申込後、以下の必要書類を揃えて三共サービスへ提出する必要があります。

  • 本人確認書類(免許証・パスポートなど顔写真付きのもの)
  • 商業登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
  • 決算書(直近2期分)
  • 売掛先への請求書
  • 成因資料(契約書・納品書・注文書・発注書等)
  • 入出金の通帳・当座勘定表等
  • 小切手帳・手形帳(当座預金を保有している場合)
  • 納税証明書

用意しなければならない書類は他のファクタリング会社よりも若干多い印象がありますので、漏れのないよう準備しましょう。

③三共サービスよりヒアリング・審査

書類を提出すると三共サービスから電話があり、ヒアリングが行われます。

ここでは「なぜお金が必要なのか」「売掛先はどんな企業なのか」などと言った基本的なことを聞かれます。

ヒアリングはファクタリングの中でも重要な審査ですので、聞かれたことには丁寧に明確に答えるようにしてください。

提出された書類とヒアリングの内容を基に、三共サービスで審査が行われます。

なお、ヒアリングの際の対応については評価する口コミが多数あります。

対応がとても素晴らしかったです。

参考:Google|三共サービスの口コミ

ファクタリング会社というとグレーな印象を持っている人も多いかもしれませんが、三共サービスは丁寧な対応を行う優良企業です。

④メールか電話で最終確認

審査に通過すると、三共サービスから買取金額や手数料などの条件がメールまたは電話で通知されます。

なお、最終的な審査結果は無料見積とは異なる結果となってしまうこともあるので、この点は理解しておきましょう。

⑤来店不要で契約・振込

審査結果に同意することができた場合は契約手続を行います。

なお、契約には以下の書類が必要になります。

  • 印鑑証明書
  • 商業登記簿謄本(履歴事項全部証明書2通)
  • 社判・実印

契約後はすぐに振込が行われ、2社間ファクタリングの場合には最短即日で振込があります。

口コミから分かる三共サービスの審査基準

口コミなどから三共サービスの審査には以下の5つの特徴があることが分かりました。

  • 審査難易度は高め
  • 納税状況も審査対象になる
  • 3社間も含めて柔軟な審査
  • 売掛先に与信が最重要
  • 2社間ファクタリングでは経営者の人柄も重視される

三共サービスは手数料が高いので審査難易度は厳しめですが、3社間があるのでそれなりに柔軟に審査を行います。

三共サービスの審査の特徴について詳しく解説していきます。

審査難易度は高め

三共サービスの審査難易度は、他のファクタリング会社よりも少々高めだといえます。

三共サービスは数多くの書類を提出させ、申込企業の審査を厳格に行なっていますし、何よりも手数料が業界最低水準であるためです。

審査では申込企業の決算書が2期分も必要になるため、かなり厳格に申込企業の決算状況について確認していることが分かります。

他のファクタリング会社よりも手数料が低い分、申込書に記載する内容から分かるように申込企業に対しても売掛先に対してもしっかりと審査をしています

赤字や債務超過が続いている企業では審査に通過できない可能性があります。

納税状況も審査対象になる

三共サービスの特徴として、納税状況も審査対象にしているという点です。

三共サービスの審査では納税証明書を提出しなければなりませんが、これはファクタリング会社への提出資料としては非常に稀です。

納税証明書は納税していなければ発行されないので、場合によっては税金を滞納していると審査に通過できない可能性もあるでしょう。

一般的にファクタリング会社が「税金の滞納があっても審査に通る」と謳っていることと比較して、三共サービスは納税状況まで審査しているため審査は厳しいと考えられます。

3社間も含めて柔軟な審査

三共サービスは3社間ファクタリングの取り扱いも行っています。

そのため、「2社間ファクタリングでは取り扱いできないが、3社間ファクタリングなら可」という提案を三共サービスの方から行なってくることもあります。

一般的に3社間ファクタリングの方が2社間ファクタリングよりも買取率は高いので、2社間ファクタリングでダメな人を3社間ファクタリングで通すなど、三共サービスの審査は柔軟です。

2社間ファクタリングしか取り扱っていないファクタリング会社よりも三共サービスは柔軟な審査が行われる傾向があります。

売掛先の与信が最重要

三共サービスの審査で最も重視させるのは、売掛先の信用です。

売掛先企業が優良企業であれば、売掛債権がデフォルトするリスクが低いので審査に通過しやすくなりますが、売掛先企業が赤字や債務超過の場合には審査落ちの可能性もあります。

申込企業に信用がなくても、売掛先企業の信用で資金調達できるのがファクタリングの特徴です。

より確実に資金調達したいのであれば、できる限り優良企業の売掛債権をファクタリングするようにして下さい。

2社間ファクタリングでは経営者の人柄も重視される

2社間ファクタリングの審査では経営者の人柄や経営者の資質など、決算書からは判断できない情報も重要です。

2社間ファクタリングでは、売掛債権期日に売掛先から自社へ入金がありますが、この資金を約束通りにファクタリング会社へスライドさせるかどうかは、経営者の人間性によって左右されます。

ヒアリングから「約束は守る誠実な人だ」と判断されれば審査通過の可能性は高く、「心配できない人」と判断されてしまうと審査に落ちてしまうこともあるでしょう。

以下の口コミのようにヒアリングは重要な審査ですので、聞かれたことには速やかに明瞭に答えるようにしてください。

営業終了の直前に電話したにもかかわらず、親身になって対応してくれました。開業間もない時期だったので審査を断られるかな?と不安だったのですが、こちらの事情にもしっかりと耳を傾けて頂き感謝しています。書類審査だけでなく、ヒアリングも重視する業者さんです。

参考:ファクタリング会社の口コミ

三共サービスの良い口コミ

三共サービスの良い口コミをご紹介していきます。

小規模の建設会社を営んでおります。私の会社は無事に売掛金を現金化でき、大変助かったのですが、仕事仲間に紹介したところ個人事業主だったので断られてしまいました。法人向けのファクタリングは手数料もスピード感も良いと感じたので、個人も対象にすればいいのにと思ってしまいました。
参考:ファクタリング会社の口コミ

 

入金前に、燃料費や人件費等の資金が必要なため、他のファクタリングサービスを使っていました。今回、三共サービスでは乗り換えキャンペーンを実施していると人づてに聞き、相談してみました。現状の契約の内容や、通常の入金サイクル等をお伝えし、見積もりをお願いしたところ、キャンペーンの効果もあって、手数料が前の会社よりかなり安くなりました。すぐに乗り換えて、今では色々な相談も気軽にできる関係になり、頼もしい存在となっています
参考:ファクタリング会社の口コミ

 

対応がとても素晴らしかったです。
参考:Googoe口コミ

三共サービスには「対応がよい」という口コミが非常に多くなっています。

慎重に審査を行う店舗型の優良ファクタリング会社ですので、顧客対応には非常に親身になっていることが分かります。

また、「手数料が安い」という口コミも多数見られます。

三共サービスは柔軟に審査を行なっている分、低い手数料でファクタリングを実施しています。

すでに他のファクタリング会社を利用しており、「手数料を低く抑えたい」と考えている方は、三共サービスへ乗り換えることで手数料を引き下げられる可能性があるでしょう。

三共サービスの悪い口コミ

三共サービスに対してネガティブに評価している口コミもあるため、ご紹介していきます。

取引先からの入金が遅れる見込となり、急ぎ資金が必要だったため、慌てての利用で、何とかギリギリで入金完了。とにかく審査が細かかったなと思いました。売掛先の情報や、会社の財務諸表など、多くの資料を提出する必要があり、中身もかなり詳細にチェックされた印象。内容確認や追加資料提出のやり取りなどで余計な日数がかかってしまい、資金ショートする一歩手前で、心臓に悪い日々でした。もっと柔軟に審査をしてくれると良いと思います。
参考:ファクタリング会社の口コミ

 

以前この会社にファクタリングの相談に行きました。三社間でないと安くないむしろ高いので契約はしませんでしたが、その後全く知らないファクタリング会社からの複数の営業やメールが沢山届くようになってしまった。この会社が情報を漏洩したか売ったとしか考えられない。
参考:Googoe口コミ

 

三共サービスをネガティブに評価する口コミで多いのは「審査が細かい」という点です。

最近では、「本人確認書類と請求書をアップロードするだけで審査が進む」というファクタリング会社も多いので、ファクタリングの審査が簡単でスムーズというイメージを持っている人も多数存在します。

しかし三共サービスは売掛先企業の業況だけではなく、申込企業についてもしっかりと審査を行っています

それだけ安心な会社ですが、口コミにあるように、急いでいる時には「入金まで間に合わない」とドキドキすることもあるようです。

また、三共サービスは3社間ファクタリングも積極的に取り扱っているファクタリング会社ですので、2社間ファクタリングではあまり手数料が安くならないこともあると理解しておきましょう。

なお、口コミにあるような「三共サービスが情報を漏洩した」ということは考えられませんが、複数の会社や一括サービスなどを利用すると、その後も複数のファクタリング会社から勧誘が増えることがあるので注意しましょう。

口コミから分かる三共サービスのメリット

三共サービスはメリットが非常に多いファクタリング会社です。

  • 手数料が非常に低い
  • 初回は事務手数料が無料
  • 他社から乗り換えると手数料が割引に
  • 診療報酬ファクタリングも取り扱っており信頼度は高い
  • 非対面で契約可能
  • 最短即日資金化

主なメリットだけでこれだけ挙げることがでぎすが、初回の人や他社から乗り換える人には特典があるので、新規顧客にはさらにメリットがあります。

三共サービスのメリットを解説していきます。

手数料が非常に低い

三共サービスはファクタリング会社の中でもトップクラスに手数料が低くなっています。

  • 2社間:5%〜
  • 3社間:1.5%〜

初回の2社間ファクタリングの利用でも10%を切る手数料が設定されることは全く珍しくありません。

2社間ファクタリングで20%を超える手数料が設定されることは珍しくない中、三共サービスの手数料の低さは大きなメリットです。

初回は事務手数料が無料

三共サービスを最初に利用する人は事務手数料が無料です。

初回は手数料が高額になるのがファクタリングの常識ですが、三共サービスでは初回の方がお得に利用できる場合もあります。

他社から乗り換えると手数料が割引に

他社でファクタリングを利用している人が三共サービスに乗り換えると、手数料が割引になるサービスを行っています。

他社から乗り換えることで、三共サービスの手数料が平均で10%程度も割引される特典です。

三共サービスは初回手数料無料や乗り換えサービスで新規の顧客に対して積極的なファクタリング会社だと言えるでしょう。

診療報酬ファクタリングも取り扱っており信頼度は高い

三共サービスは診療報酬ファクタリングも取り扱っています。

診療報酬ファクタリングは国保連や保険組合などの公的機関とやり取りするため、一定の信用がなければ取り扱いのできないファクタリングです。

診療報酬ファクタリングを取り扱っている三共サービスは信頼度が高い会社だと言えるでしょう。

グレーな会社が多いファクタリング業界において、診療報酬ファクタリングを取り扱う三共サービスは安心なファクタリング会社だと言えます。

非対面で契約可能

三共サービスは非対面で契約することができます。

ファクタリング会社の多くが契約に面談が必要になりますが、三共サービスは非対面契約が可能なのでわざわざ時間を作ってファクタリング会社のオフィスに行く必要はありません。

審査通過後にすぐに非対面で契約できるので即日資金化の可能性が高いファクタリング会社です。

最短即日資金化

三共サービスは最短即日資金化に対応しています。

2社間ファクタリングの取り扱いがあり、審査時間が速く、非対面契約が可能なので他のファクタリング会社よりも即日資金化の可能性が高いと言えるでしょう。

急いでいる時は三共サービスは大きな力になります。

口コミから分かる三共サービスのデメリット

メリットの多い三共サービスですが、以下の3つの点だけはデメリットだと言えるでしょう。

  • 個人事業主は取り扱い不可
  • 納税証明書が必要
  • 審査難易度が高い

取り扱うのは法人だけで、ある程度しっかりとした老人でなければ審査通過は容易ではありません。

三共サービスの3つのデメリットについて詳しく解説していきます。

個人事業主は取り扱い不可

個人事業主は三共サービスを利用できません

今やほとんどのファクタリング会社が個人事業主に対する取り扱いも積極的に行なっているので、この点は三共サービスのデメリットです。

法人は債権譲渡登記ができ、個人事業主よりも売上規模が大きく、事業の実態も信頼できます。

法人にはこれらの特徴があるので、法人のみへファクタリングを実施した方が三共サービスのリスクは軽減可能です。

この点からも三共サービスは他のファクタリング会社と比較してかなり慎重で厳格にファクタリングを実施していることが分かります。

三共サービスが個人事業主しか取り扱っていないことはデメリットですが、それだけ信頼できる会社という証拠です。

法人は安心して利用できるでしょう。

納税証明書が必要

三共サービスの審査では納税証明書の提出の必要があります。

審査で納税状況まで確認する会社はそれほど多くありません。

税金を滞納している会社は審査に通過できない可能性もあり、ここも他のファクタリング会社と比較した場合のデメリットです。

この点、三共サービスが相当慎重に審査を行なっていることが分かるため、税金を滞納している会社にとってはデメリットですが「安心・安全なファクタリング会社を利用したい」と考えている方にとってはメリットです

審査難易度が高い

三共サービスサービスは以下の3つの理由から他のファクタリング会社よりも審査難易度が高いと考えられます。

  • 手数料が低い
  • 診療報酬ファクタリングを取り扱っている
  • 納税状況まで確認する

他のファクタリング会社よりも手数料が低く納税状況まで確認する分厳しい審査を行いますし、診療報酬ファクタリングを行う会社はローリスクローリタンの傾向があるので三共サービスもそれほど高いリスクはとりません。

売掛先や自社の業況に問題があると審査に落とされてしまうこともあるようです。

三共サービスの利用がおすすめ人

三共サービスの利用が向いている人は次のような方です。

  • 法人
  • 少額の資金調達を希望している人
  • 手数料をなるべく安くしたい人
  • 3社間ファクタリングを利用したい人

少額で低い手数料でファクタリングを利用することを希望している法人が三共サービスには向いています。

法人

三共サービスは法人専用のサービスです。

個人事業主に対する取り扱いはしていないので、まず大前提として法人に対してファクタリングを取り扱っていることが重要です。

また、個人事業主に対して柔軟な審査や契約を行なっているファクタリング会社よりも、法人専用に取り扱いを行なっている三共サービスの方が自社の与信を厳格に審査してくれます。

それだけ審査は厳しいと言えますが、その分、情報の取り扱いや対応などはかなりしっかりとしています。

「安心できるファクタリング会社と取引をしたい」と希望する法人に向いています。

少額の資金調達を希望している人

少額の資金調達を希望される方にも三共サービスのファクタリングは向いています。

三共サービスの買取金額には下限がありません。

そのため数十万円程度の少額の売掛債権でも低い手数料で資金化できる可能性があります。

ファクタリング会社の中には「最低買取価格100万円」などと、高額な設定になっているケースが少なくありません。

特に3社間ファクタリングの場合には、手数料が低い分、最低買取額も高額になるのが一般的です。

三共サービスは法人専用のサービスで3社間ファクタリングも積極的に取り扱っていることから、最低買取額が高く設定されているように思えます。

しかし、買取金額の下限はないので、少額の売掛債権の売却も可能です。

家族経営などの小規模の法人の方も三共サービスであれば安心して取引できます。

手数料をなるべく安くしたい人

手数料をなるべき安くしたい方にも三共サービスは向いています。

三共サービスは提出書類が多く、審査を厳格に行うので、かなり細かく申込企業や売掛先企業のリスクを判定しています。

そのため、他社のように「一律〇〇%」のような、不要に高い手数料を設定することはありません。

非常に低い手数料で売掛債権を資金化できるので、コストを抑えてファクタリングを利用したい方にも向いています。

すでに他社でファクタリングを利用しており「手数料が高い」と感じている方も、三共サービスへ相談すれば手数料が下がるかもしれません。

3社間ファクタリングを利用したい人

3社間ファクタリングを利用したい方も三共サービスはおすすめです。

オンライン完結型のファクタリング会社はいくつもありますが、そのほとんどが2社間ファクタリングです。

3社間ファクタリングの主に取り扱っているのは銀行傘下のファクタリング会社ですが、銀行傘下のファクタリング会社は入店や問い合わせに敷居が高いと感じている人も多いのではないでしょうか?

三共サービスは2社間ファクタリングの審査の過程で「3社間ファクタリングであれば、低い手数料でファクタリングできるので、利用しませんか?」と提案してくるほど、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングを一体にした審査を行なってくれます。

3社間ファクタリングも2社間のように気軽に申し込めるので、3社間ファクタリングを利用したい方にも三共サービスはおすすめのファクタリング会社です。

三共サービスで実際に取引した事例

三共サービスを実際に利用した方の取引実績を確認すれば、三共サービスがどんなファクタリングを取り扱っているのかも簡単に把握できます。

三共サービスはホームページで、実際の取引事例をいくつも紹介していますので、三共サービスで取引をした会社の実例をいくつかご紹介していきます。

千葉県|小売業

年商 4,500万円
従業員 6名
手数料 9%
調達額 320万円
資金調達までの日数 4日
税金滞納・銀行借入金の条件変更 なし

クレジットカードを利用する顧客が増えて、資金ギャップが生じ、以前から他社でファクタリングを利用していました。

手数料が高いと以前から感じていため、三共サービスの広告を見て相談をしました。

三共サービスは非常に短い時間で当該企業の経営状況を理解して、必要な資金額や具体的な経営改善方法などを提案。

結果、手数料はこれで使用していたファクタリング会社よりも大きく下がり9%で調達できました。

資金調達までの日数も4日ですので、初めて取引する企業とすれば非常にスピーディーに資金調達できたと言えるでしょう。

福岡県|土木清掃業

年商 3億6千万円
従業員 32名
手数料 5%
調達額 5,500万円
資金調達までの日数 2日
税金滞納・銀行借入金の条件変更 なし

年商3億円を超える土木清掃業者が急に設備投資の必要性が生じました。

銀行借入などを利用していたら資金は間に合わないため、初めてファクタリングを利用した事例です。

初めてのファクタリングでありながら、手数料は5%、調達額も5,500万円という高額です。

三共サービスは企業の事業のや規模に見合った、最適なファクタリングを提供していることが分かります。

北海道|食品加工業

年商 9000万円
従業員 12名
手数料 8%
調達額 1,600万円
資金調達までの日数 3日
税金滞納・銀行借入金の条件変更 なし

経営状態が悪化したことから、古くから取引のある銀行から融資を断られてしまい、三共サービスへ相談した事例です。

銀行融資は断られたものの、三共サービスは1,600万円という資金をたった3日、しかも手数料は8%で用意できました。

以後、経営危機は脱して、資金繰りも安定しました。

初めてのファクタリングの利用でしたが、たった3日というスピードで1,600万円もの大金を用意できたのは、中小企業に対してファクタリングだけでなく、コンサルティングも行なっている三共サービスならではのメリットだと言えるでしょう。

東京都|ソフトウェア開発

年商 1億4000万円
従業員 16名
手数料 2%
調達額 4,000万円
資金調達までの日数 5日
税金滞納・銀行借入金の条件変更 なし

銀行からの借入のない経営状態が優良なソフトウェア開発会社がファクタリングで4,000万円を調達した事例です。

この会社は財務状況が良好であったため、利用しようと思えば銀行借入も利用できました。

しかし、フトウェア仕様の変更が発生して、大幅に納期がずれてしまい、それに伴う資金繰り悪化で急遽資金が必要になりました。

初めて銀行融資を利用する場合には、1ヶ月程度の時間がかかります。

この会社が1ヶ月も資金を待つことはできないため、ファクタリングの相談となりました。

申込企業の取引先もファクタリングに対しては理解を得られたため、3社間ファクタリングでの手続きとなりました。

資金化までに5日の時間を要しましたが、手数料は2%と、非常の低いコストで資金調達が実現しました。

初めてのファクタリングでしたが、申込企業や売掛先の業況が良好で3社間ファクタリングであれば、2%程度という非常に低い手数料で資金化が可能です。

埼玉県|板金塗装業

年商 4000万円
従業員 3名
手数料 7%
調達額 150万円
資金調達までの日数 3日
税金滞納・銀行借入金の条件変更 なし

従業員規模3名という非常にコンパクトな規模で経営している埼玉県の小さな塗装板金業です。

これまでは銀行借入を利用していたものの、初めてファクタリングの利用を希望しました。

三共サービスの他にも1社申し込みをしており「手数料の低い方と取引をしたい」という希望がありました。

そのような中、三共サービスは必要書類の提出後、すぐに7%という買取条件を提示しましたが、もう1社は「契約手続きをしないと手数料などの条件を提示できない」と言われることに。

もう1社は信頼できないという判断になり、三共サービスでファクタリングを利用しました。

初めてのファクタリングでしたが、入金までの日数は3日、手数料も7%と、2社間ファクタリングとすれば非常に低いと言えます。

150万円とそれほど高額ではないことからも、三共サービスはどのような規模の企業でも利用しやすいファクタリング会社であることが分かります。

三共サービスについてよくある質問

どれだけ業績が優良な個人事業主でもファクタリングはできないのでしょうか?
不可能です。
個人事業主には債権譲渡登記が不可能であるため、三共サービスは個人事業主に対するファクタリングを行なっていないものだと思われます。
業況がいかによくても、個人事業主が債権譲渡登記できないことは変わらないので個人事業主は三共サービスでファクタリングすることは不可能です。
他社の審査に落ちた場合も申し込みはできますか?
申し込みは可能です。
また、ファクタリングの審査基準は会社によって異なるので他社の審査に落ちても三共サービスの審査に通過できる可能性はあります。
1社の審査に落ちたからと言ってファクタリングをあきらめず、複数のファクタリング会社へ申し込みを行なってみましょう。
2回目以降は手数料が上がってしまうのでしょうか?
2回目以降は事務手数料は発生しますが、手数料率は下がる可能性があります。
一般的には2回目以降の方が信用が増して手数料が下がっていく傾向があるので2回目以降も安心して申し込んでください。
税金を滞納していたら絶対に審査に通過できませんか?
絶対に審査に通過できないとは言えません。
しかし、三共サービスはわざわざ納税証明書を提出させているのですから、納税状況が審査に影響することは確実です。
場合によっては税金の滞納によって審査に落ちてしまうこともあるで、できれば税金滞納を解消してから申し込んだ方が確実です。

まとめ

三共サービスは手数料が低く、診療報酬ファクタリングまで取り扱っている信頼度の高いファクタリング会社です。

安心して取引ができるファクタリング会社を探しているという人には最適ですが、審査は厳しく、個人事業主に対する取り扱いはしていません。

口コミは「対応が丁寧」「手数料が低い」というものが多く、法人に対してはかなり丁寧に対応し、厳格に審査を行なっていることが分かります。

しかし、その反面、三共サービスは「審査が細かすぎる」という評価があるのも事実です。

最短即日資金化できますが、場合によっては審査に時間がかかり、申込から数日程度の時間がかかることもあります。

「低い手数料でしっかりと審査を受け、信頼できる企業とファクタリング取引をしたい」という方に三共サービスは向いています。

ある程度業況が安定している法人の方でには三共サービスでのファクタリングが向いています。

口コミからメリットとデメリットをしっかりと理解して、適切に活用しましょう。