「資金調達をしたいけど担保もないし、赤字だから借入は難しいだろう」と資金調達を諦めている経営者の方も多いのではないでしょうか?
確かに、赤字では融資を受けることは難しいですし、担保の提供も銀行から求められることがあるので担保がない事業者は融資を断られてしまう可能性が高くなります。
このような借入が難しい事業者でも請求書買取サービスを利用すれば資金調達ができる可能性があります。
請求書買取サービスとはどんなサービスなのか、おすすめ業者の口コミとともに詳しくご紹介していきます。
請求書買取サービスとは
請求書買取サービスとは、取引先に対する請求書を売却して早期に資金化することです。
借入金ではないので、信用や担保がない企業でも資金調達することができる可能性があります。
まずは請求書買取サービスの概要について詳しく解説していきます。
請求書を売却して資金化する
請求書の買取とは、企業が持っている請求書をファクタリング会社へ売却して資金化することです。
取引先に対してすでに発行した請求書は、指定した期日までに現金を受け取る権利を持っているということの証拠です。
この権利を債権と言い、請求書買取サービスは売掛債権を売却して資金化します。
例えば1,000万円の請求書を持っていた場合には、その請求書は1,000万円の売掛債権という資産ですので、請求書買取サービスで売却し、資金化することができます。
借入金ではない
請求書買取サービスは請求書を買い取ってもらっているだけですので、借入金ではありません。
外部から資金調達したとしても請求書買取サービスであれば売掛債権という資産を売却しているだけですので、借金が増えることはありません。
請求書買取サービスのメリット
請求書買取サービスには以下の4つのメリットがあります。
- 資産がない会社でも請求書を資産として売却できる
- 売掛先企業の信用で資金調達できる
- 最短即日だから急な資金繰りに対応できる
- 売掛先が倒産しても自社に損失がない
銀行から融資を受けることができない企業でも資金調達することができる可能性がある上に、最短即日で売掛債権のデフォルトリスクまで排除した上で資金調達が可能です。
請求書買取サービスの4つのメリットについて詳しく解説していきます。
資産がない会社でも請求書を資産として売却できる
請求書買取サービスでは、資産がない会社でも請求書を資産として算定してくれます。
通常の銀行融資における資産とは、不動産担保であることが一般的です。
そのため、不動産担保を提供できるか否かによって、同じ金額の資産を持っている会社でも銀行からの資金調達の難易度が異なり、公平性にかけると言わざる得ません。
この点、請求書はどんな企業でも持っているものですので、不動産がある企業でもない企業でも平等に資金調達することができます。
ある面では、請求書買取サービスは最も平等な資金調達手段だと言えるかもしれません。
売掛先企業の信用で資金調達できる
請求書買取サービスは売掛先企業の信用で資金調達することができます。
請求書買取サービスでは売掛債権をファクターへ売却するものであるため、債権者であるファクターにとっては「売掛先が期日通りに売掛債権を支払うかどうか」という点が最も重要になります。
そのため、審査の焦点は自社ではな売掛先の与信状態になります。
自社の経営状態が悪く、銀行から借り入れができない場合も、優良企業の売掛債権さえ保有していれば資金調達できる可能性があります。
最短即日だから急な資金繰りに対応できる
請求書買取サービスでは、最短即日で請求書を現金化することができます。
そのため、「月末1日前に取引先から予定していた入金がない。明日の支払いができない」というような緊急でお金が必要な状況下でも請求書買取サービスなら対応することができます。
銀行融資であれば2週間程度は資金化することができないことを鑑みれば、請求書買取サービスは急いでお金が必要なタイミングで非常に重宝します。
売掛先が倒産しても自社に損失がない
請求書買取サービスを利用すれば、売掛先が仮に倒産したとしても、自社に損失はありません。
請求書買取サービスで請求書を売却すると、当該請求書が未払いだった時のリスクもファクターが買い取ってくれるためです。
取引先に対して請求書を発行しても、取引先が期日通りに支払いを履行しないことはよくありますし、取引先が倒産してそのまま不良債権化してしまう可能性もあります。
請求書買取サービスであれば、債権の回収リスクも一緒に売却することができるので、売掛先のデフォルトによって大きな損失を負うことを回避できます。
請求書買取サービスのデメリット
請求書買取サービスはメリットばかりではありません。
- 請求書がないと利用できない
- 借入金よりも手数料は高い
上記2つのデメリットがあり、手数料の高さは大きな負担になります。
請求書買取サービス2つのデメリットについて詳しく解説していきます。
請求書がないと利用できない
請求書買取サービスは請求書がないと利用することはできません。
請求書を買い取るサービスですので、当たり前と言えば当たり前ですが、現金商売の事業者や手形決済を行なっている業者は請求書買取サービスで資金調達することができません。
請求書買取サービスを利用することができるのは、売掛金での決済が多い業者だけです。
借入金よりも手数料は高い
請求書買取サービスは借入金より手数料が高くなります。
借入金の金利は銀行の場合には2%前後です。
しかし、請求書買取サービスの手数料は2社間契約の場合には、債権金額の10%〜20%というのが相場です。
仮に1ヶ月後が期限の売掛債権を手数料10%で売却した場合には、たった1ヶ月の資金調達で10%の利率が適用されたことになります。
これを年利に換算すれば、10%×12ヶ月で120%もの手数料になり、銀行借入よりも圧倒的に高額な資金調達コストとなってしまいます。
手数料負担が銀行借入と比較して膨大という点は、請求書買取サービスの大きなデメリットと言えるでしょう。
請求書買取サービスの2つの形
請求書買取サービスには
- 2社間契約
- 3社間契約
という2つの形があります。
両者は同じく請求書買取サービスですが、手数料や売掛先に秘密にできるか否かという大きな違いがあります。
2社間契約と3社間契約の違いについて詳しく解説していきます。
2社間契約
2社間契約とは、ファクターと納入企業(売掛債権を保有している業者)の2社だけの契約です。
支払企業(売掛債権の債務者)は契約に関与しないので、売掛先企業に秘密で請求書を売却することができます。
売掛金期日に支払企業から支払われた代金を自社がファクターへ送金することでファクターの回収が完了します。
2社間契約においては、売掛債権の期日に代金が自社を経由するということを理解しておきましょう。
支払期日にお金が自社を経由した際に、自社が代金を流用するリスクがあるので、2社間契約は手数料が高くなっています。
2社間契約の手数料相場は10%〜20%程度です。
3社間契約
3社間契約とは、ファクターと納入企業(売掛債権を保有している業者)と支払企業(売掛債権の債務者)の3社で行う契約です。
支払企業とファクターも契約を締結するため、支払企業の同意がないと請求書の買取に応じてもらうことはできません。
3社間契約では、売掛債権期日に支払企業がファクターに対して直接支払いを行います。
自社は支払いには関与しません。
自社が資金流用するリスクがないので、3社間契約の手数料は2社間契約よりも低くなり、2%〜10%程度が相場です。
請求書買取サービスのおすすめ業者ランキング
請求書買取サービスを取り扱っている業者は多数あります。
今や無数にあるファクターですが、どの会社と取引をするのが安全なのでしょうか?
請求書買取サービスおすすめ5社は以下の会社です。
- OLTA
- ビートレーディング
- FREENANCE
- ベストファクター
- yup
おすすめ上位5社の手数料や口コミなど、評価を詳しく解説していきます。
OLTA
OLTAの概要は以下の通りです。
手数料 | 2%〜9% |
---|---|
資金化までの時間 | 最短24時間以内 |
買取の形態 | 2社間のみ |
OLTAは非対面で契約が完結するという点が大きな強みです。
ネットから請求書などの必要書類をアップロードして申し込みを行い、契約もネットで完結します。
2社間契約でありながら、上限手数料が9%というのも大きな強みと言えるでしょう。
OLTAの口コミ
オルタは神対応です。助けてもらいました。ありがとうございます。
参考:Google|OLTAの口コミ
電話対応も良く、すぐに入金いただけた。素晴らしいサービス。
債権譲渡登記もなかったので、司法書士への手数料や登記費用などもなし。 以前利用したファクタリング会社では、契約直前で手数料を釣り上げられたことがあったのですが、そのようなトラブルもありませんでした。 ネットに書類をアップして、手数料を提示されて、債権を買い取ってもらう。 無駄のないシンプルな業者さんだと思います。
このように、OLTAは手続きが簡単ですぐに買い取ってもらうことができたという口コミが多数ある業者です。
「優良業者とすぐにを取引したい」という場合にOLTAは大きな力になるでしょう。
ビートレーディング
ビートレーディング の概要は以下の通りです。
手数料 | 2%〜18%程度 |
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資金化までの時間 | 最短即日 |
買取の形態 | 2社間、3社間等 |
店頭型のファクターとして評価が高いのがビートレーディング です。
担当者の対応にも定評があり、請求書買取だけでなく、資金繰り全般の相談に乗ってくれると評判です。
契約には面談が必要ですが、当日中の契約さえできれば最短即日資金化でき、2社間契約にも3社間契約にも対応しています。
ビートレーディング の口コミ
業種的に売掛金の入金サイトが長いため、定期的に依頼してます。
全てを買い取ってはもらえませんがいつも納得の金額です。
零細の中小企業を経営しています。
2日以内にまとまった資金が必要になり、知り合いの社長にビートレーディングを紹介してもらってなんとか払うことができました。
去年独立して開業した事業の経営が悪化しました。
再建の為の資金が急遽必要になり、売掛金の買収をお願いしました。
おかげ様でなんとか倒産させずにすみそうです。
事業資金の融資を銀行に頼もうと思ってた所、取引先に、ここの会社を教わりました。
ファクタリングは全くの無知だったんですが、かなり分かりやすく説明してくれました。
実際の債権に近い額で買い取ってもらえて良かったです。
融資を受けられず泣く泣くファクタリングを利用。
今回で2回目ですが、以前に利用した会社とは違って親身に話を聞いてもらえました。
前の会社の担当者が悪かったのかあまり乗り気じゃなかったんですが、ここにお願いして本当に良かったです。
経営の悪化した企業が融資を受けられずにビートレーディングに救済されているという口コミが多いようです。
業況が悪くてもビートレーディングであれば資金調達に応じてくれる可能性があるので、困った時はまず相談してみるとよいでしょう。
FREENANCE
FREENANCEは大手インターネット企業のGMO傘下のGMOクリエイターズネットワーク株式会社が運営する請求書買取サービスです。
手数料 | 3%〜10% |
---|---|
資金化までの時間 | 最短即日 |
買取の形態 | 2社間のみ |
大手インターネット企業が運営しているという安心感からFREENANCEは多くの顧客を獲得しています。
また、請求書買取サービスを利用しなくてもお店の名前などの屋号で口座を作ることができたり、フリーランスが利用できる保険に無料で加入することができます。
いざという時に請求書を買い取ってもらうことはできるので、口座だけを作成しておいて損はないでしょう。
FREENANCEの口コミ
今回の騒動を受けてフリーナンスに登録しました😃
私の場合、偶然な事故による納期遅延のため発注者から損害賠償請求を受けたときに『最高500万』補償される
と言うのが魅力的だった。他にも色々ある「あんしん補償」が無料で付いてくるのはなんで?と思うくらい親切。@freenance_jp@pepabo pic.twitter.com/BpZ0JbQvTN
— astin_muhler@果実をデザインする人 (@astin_muhler) March 4, 2020
GMOさんが運営するフリーナンス(@freenance_jp)を利用したのですが
・業務上のトラブルが起きた際の保険に無料で入れる
・クライアントの支払い期日よりも早く現金が手に入るなど、専業フリーランス成り立ての僕にはありがたいサービスだったのでnoteにまとめました!https://t.co/CRKJgxQQOm
— かずたか@Anycloud (@kazutaka_dev) September 10, 2019
まだちゃんと読んでないんですけど、ペンネームとか屋号で口座開設できるのV的にかなりアリなのでは
FREENANCE(フリーナンス) | フリーランスを、もっと自由に。 https://t.co/l9D9tju2cF— 河西いつき😼 (@Kasai_Itsuki) December 5, 2018
FREENANCEは請求書買取サービスよりも補償や屋号名義での口座作成が人気です。
無料で口座作成や補償を受けることができるので、とりあえず口座だけでも作成しておき、困った時には請求書買取サービスを利用するという距離感で付き合っていくのがよいでしょう。
ベストファクター
ベストファクターもビートレーディングと並んで評価の高い店頭型の請求書買取サービスです。
ベストファクターの概要は以下の通りです。
手数料 | 2%~20%程度 |
---|---|
資金化までの時間 | 最短即日 |
買取の形態 | 2社間、3社間等 |
ベストファクターも担当者の知識が深く対応がよいということで評価が高いファクターです。
契約には面談が必要なので、原則的にベストファクターのオフィスに訪問する必要がありますが、当日中に契約ができる人であれば、即日資金化が可能です。
ベストファクターの口コミ
ベストファクター には以下のような口コミがあります。
富山県で事業を営んでおります。
この度、納税のタイミングと重なり資金繰りが厳しかった為、御社のファクタリングを利用しました。
3か月先まで待たなくてはいけない売掛金が、低い手数料ですぐに現金化できて非常に助かりました。
取引先に知られることなく手元にある資金を現金化でき、従業員の給料も支払えて満足です。
この度は早急なご対応誠にありがとうございました。
新サービス導入にあたり事業資金が必要になりベストファクターさんにご相談致しました。
忙しい中なかなか時間が作れなかったのですが、埼玉の本社までお越しくださり、ご相談に乗って頂けたおかげでスムーズに資金調達を行うことができました。
おかげさまで思い切って踏み込みたかったサービスの導入が最短で開始することができました。
本当にありがとうございました。
今後も継続的にお世話になると思いますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。
この度はお世話になりました。
ベストファクターさんは個人事業主にも対応して頂けるところが私にとってのメリットでありました。
長野県で事業をしておりますが、長野では個人事業主に対して門前払いのファクタリング会社も多くある中、手数料も安く快く応対して頂き感謝いたします。
今後とも何卒よろしくお願い致します。
私は個人事業主ですがベストファクターさんに乗り換えたおかげで他社に比べ20%以上も手数料が安くなりました。
資金調達スピードも速く非常に助かりました。
担当の方も話しやすく相談にも乗っていただきありがとうございました。
親身になっていただけたうえに、良心的な手数料の優良企業様で良かったです。
今後ともよろしくお願い致します。
顧問税理士にファクタリングを提案してもらい、ネットでも評判の良いベストファクターさんを利用しました。
対応が早く、書類提出後翌日には買取金額が振り込まれていました。
審査書類を提出すればすぐに査定が出るので、資金調達を急いでいる方にオススメです!
ベスタファクターは担当者の対応がよいこと、対応が早いことなどから良い口コミが多数あります。
また、遠方の会社には出張も行なっていることが口コミから分かり、地元の業者では資金化を断られた業者でも、素早く資金化に対応してもらうことが可能です。
「どこに相談したいいか分からない」「請求書買取会社に対して怖いイメージがある」という場合にはベストファクター へ相談してみてはいかがでしょう?
yup(ヤップ)
yupも2社間契約だけを専門に行う、請求書買取サービスです。
yupの主な特徴は以下の通りになります。
手数料 | 10% |
---|---|
資金化までの時間 | 最短即日 |
ファクタリングの形態 | 2社間のみ |
yupはWEB上に請求書を登録すると、最短60分で審査結果の通知があります。
手数料は一律10%となっており、法人も利用可能です。
手軽に利用でき、非対面で契約することができるという点でOLTAに近い存在ということができるでしょう。
また、yupは2020年4月にセブン銀行と連携し、24時間365日振込に対応したサービスをはじめました。
これまで午前中に審査を終えた案件は数時間後に入金するほか、午後に受け付けた申請は審査を経て翌営業日に振り込んでいた。今後はyupのセブン銀の口座から同行や他行の顧客口座に24時間365日、即時に入金を実行する。
このサービスが始まったため、yupは最も即日資金化できる可能性が高い請求書買取サービスと言えるかもしれません。
急いでお金が必要な時には、yupに請求書を登録してみるのがよいかもしれません。
yup(ヤップ)の口コミ
yupはネット上にそれほど口コミが多くありませんが、以下のような口コミがあります。
簡易版ファクタリングみたいな感じっぴね。
運営会社の資金繰り方法が気になるっぴ。。。yupのフリーランス向け報酬即日払いサービスに「パートナープログラム」が登場 | TechCrunch Japan https://t.co/dSOAafqI02 @jptechcrunchより
— ぴーちゃん (@pe_chan501) February 6, 2020
yupは口コミがあまりありません。
しかし、前述したようにセブン銀行と連携しており、24時間振込を受けることができます。
セブン銀行のような公共性の高い会社が悪徳業者と提携するはずはありませんので、yupは安心できるファクターであるということは間違いないでしょう。
請求書買取サービスは悪徳業者に注意
請求書買取サービスは上記のような優良業者ばかりではありません。
請求書買取サービスを扱う業者の中には実際にはヤミ金というような業者も多数存在します。
悪徳業者と取引をしてしまうと、法外な手数料を要求されたり、闇金からの融資を勧められたりと危険が多いので絶対に取引をしてはなりません。
請求書買取サービスで悪徳業者を見極めるための3つの以下のポイントについて解説していきます。
- 手数料が20%超の場合にはすぐに取引しない
- 契約書がない業者とは取引しない
- ネットの口コミを調べる
手数料が20%超の場合にはすぐに取引しない
ファクターから見積もりをとった時に20%を超えるような手数料が設定された時には「怪しい」と考えた方がよいでしょう。
売掛債権のリスクによっては2社間契約で20%を超える手数料が設定されることは珍しくありません。
しかし相場よりも高いことは間違いないので、このような時にはすぐに契約するのではなく、他の業者に見積もりをとった方がよいでしょう。
他の業者でも20%を超える手数料が設定されたら、その業者は悪徳業者ではありませんが、他の業者の見積もりでは低い手数料が設定されたのであれば、当該業者は高額手数料を要求する悪徳業者である可能性が高いので取引はしない方が無難でしょう。
手数料が高い場合には複数の業者から相見積をとることが大切です。
契約書がない業者とは取引しない
契約時に契約書の締結を求めない業者とは取引をしない方がよいでしょう。
優良業者は契約時に契約書を締結することは当たり前です。
「契約書がない」ということについて「手続きが簡単でラッキー」などと考える人も多いかもしれませんが、契約書がないと後から聞いてもいない手数料を要求されるなど、不正行為の被害にあう可能性もあります。
必ず契約時には契約書を締結し、契約書のない業者とは取引をしないように徹底してください。
ネットの口コミを調べる
悪徳ファクターを見つけるためにはネットの口コミを参考にするということも非常に重要です。
インターネットには悪徳業者に関する口コミは多数記載されていますので、他の顧客にも損失を負わせるなどした場合には何らかの悪い口コミは記載されている可能性は高いと言えます。
自分が取引しようとしている業者にはどのような口コミがあるのかということを確認してから取引を行なった方がよいでしょう。
請求書買取サービスに関するよくある質問
- 悪徳業者の見分け方を教えてください
- 悪徳業者は手数料が高いというのが最大の特徴ですので、少しでも「手数料が高い」と感じたら、他の業者の見積もりを取るようにしてください。
また、悪徳業者の中には債権を一度で買い取らずに、契約時には内金だけ入金し、残りは債権回収後の支払うという契約で請求書を買い取る業者も存在します。
手数料は相場の範囲内かつ買取は一括かという2点をしっかりと見極めるようにしましょう。
- 期日に遅れている請求書でも買い取ってもらえますか?
- 支払期日に遅れた請求書は残念ながら買い取ってもらうことはできません。
請求書買取サービスで買い取ってもらうことができるので、期日前の正常な売掛債権だけです。
- 請求書を偽造したらバレるのでしょうか?
- ファクターは数多くの請求書をこれまで目にしている上に、請求書以外の契約書などの書類から債権の実在性を確認しています。
そのため、基本的に偽造はバレると考えておいた方がよいでしょう。
万が一ファクターを騙して偽造請求書で請求書を売却することができたとしても、偽造請求書での請求書の売却は詐欺罪で刑事告発される可能性があります。
どんなにお金に困っても請求書の偽造だけは絶対にしてはなりません。
- 個人に対する請求書でも買い取ってもらえますか?
- 請求書買取サービスで買い取ってもらうことができるのは法人に対する請求書だけです。
そのため、一般個人顧客や個人事業主に対する請求書を買い取ってもらうことは不可能です。
個人向けにしか商売をしていない事業者の方は請求書買取サービスを利用することは困難だと考えておいた方がよいでしょう。
- 契約時に必要な書類を教えてください。
- 契約時に必要な書類は主に以下のような書類です。
「印鑑証明書」「商業登記簿謄本」「売掛先との基本契約書」「売掛先との個別契約書」「請求書・納品書・発注書等」「売掛先からの過去の入金が確認できる通帳のコピー」
これらの書類の他にも追加で別の書類の提出を要求されることもあります。
審査にスムーズに通過するためにも必要書類はもれなくスピーディーに提出することを心がけましょう。
まとめ
「担保がない」「業績が悪い」という企業でも請求書買取サービスなら取引先に対する請求書さえ手元に持っていれば買い取ってもらうことができる可能性があります。
最短即日で売掛先にも秘密で取引することができますが、手数料が高いという点が大きなデメリットです。
利用するのは「銀行からお金を借りることができなかった」「銀行融資を待っている時間がない」というタイミングに限った方がよいでしょう。
銀行借入以外の資金調達チャネルの1つとして請求書買取サービスと、おすすめの業者について頭には入れておくようにしてください。