この記事を監修した専門家
安田 亮
神戸FAS合同会社
公認会計士・税理士・1級FP技能士の安田です。
大手監査法人と東証一部上場企業での勤務を経て独立開業しました。
企業の会計・税務の分野だけでなく、FP資格を活かして資産運用などのアドバイスも行なっています。
その他の監修記事
ファクタリングの仕組みとは?簡単にわかりやすく解説
ファクタリングの仕組みを簡単にわかりやすく解説するポイントは、以下のとおりです。
- 図解あり!ファクタリングの仕組み・概要
- 2社間ファクタリング・3社間ファクタリング
- ファクタリング取引の手数料相場
- ファクタリングの利用の流れ
- ファクタリングの必要書類
ファクタリングの基本を網羅的に理解し、自社の状況にあわせた最適な資金調達の仕組みを具体的に検討しましょう。
図解あり!ファクタリングの仕組み・概要
ファクタリングとは、事業者が保有する売掛債権をファクタリング会社へ売却して資金調達ができる金融取引です。売掛債権の譲渡によって入金を待たずに現金化し、運転資金を確保できるのが大きな特徴です。
一般的な事業だけでなく、建設業の工事請負代金や医療機関の診療報酬など、多様な業種でファクタリングは活用されています。利用者の信用力を重視する銀行融資とは異なり、主に売掛先の支払い能力が審査対象となるのが大きな相違点です。
そのため、赤字決算や税金滞納を理由に融資が難しい事業者でも、利用できる可能性は十分にあります。また、ファクタリングは借入ではないため、貸借対照表上で負債が増加しないのも大きなメリットのひとつです。
2社間ファクタリング・3社間ファクタリング
ファクタリングの契約形態は、2社間ファクタリング・3社間ファクタリングの2種類があり、それぞれ特徴が異なります。2社間ファクタリング・3社間ファクタリングそれぞれの違いについて、以下の表にまとめました。
契約形態 |
2社間ファクタリング |
3社間ファクタリング |
契約の当事者 |
利用者・ファクタリング会社 |
利用者・ファクタリング会社・売掛先 |
売掛先への通知/承諾 |
不要 |
必要 |
資金調達までのスピード |
最短数十分~即日 |
1週間~2週間 |
手数料相場 |
対面:10%~20%
オンライン:2%~12% |
1%~9% |
売掛金回収の方法 |
利用者が一旦回収し、ファクタリング会社へ送金 |
売掛先が直接ファクタリング会社に支払う |
債権譲渡登記の必要性 |
求められるケースがある |
原則不要 |
未回収リスクと審査の厳しさ |
未回収リスクが高く、審査が厳しくなる傾向あり |
未回収リスク低く、審査がとおりやすい傾向あり |
売掛先への影響・関係性 |
売掛先へ知られず関係性に影響しにくい |
売掛先に利用が知られるため、関係に注意が必要 |
手数料を抑えたいなら3社間ファクタリング、スピーディーに資金調達したいなら2社間ファクタリングがおすすめです。
ファクタリング取引の手数料相場
ファクタリングの手数料は契約形態や売掛債権の信用度によって変動し、取引の安全性に比例して低くなるのが一般的です。手数料のほかに諸経費が含まれる場合もあるため、契約を締結する前に詳細な確認が求められます。
ファクタリングの種類別の手数料について、以下の表にまとめました。
ファクタリングの種類 |
手数料の相場 |
2社間ファクタリング(面談) |
10%~20% |
2社間ファクタリング(オンライン) |
2%~12% |
3社間ファクタリング |
1%~9% |
診療報酬・介護報酬ファクタリング |
0.8%~2% |
なお、資金調達コストを抑えたいなら、手数料の上限が明示されており低いファクタリングサービスを選びましょう。手数料の上限が低いと、結果的にコストを抑えて資金調達できるケースが多く見られるからです。
なお、診療報酬・介護報酬ファクタリングは、売掛先が公的機関でありリスクがほとんどないため手数料が安くなっています。
ファクタリングの利用の流れ
一般的なファクタリングの利用の流れについて、以下の表にまとめました。
ステップ |
内容 |
1.相談・選定 |
複数のファクタリング会社を比較・相談して条件を確認 |
2.申し込み・書類提出 |
会社に申し込みを行い、請求書・通帳・決算書など必要書類を提出 |
3.審査・条件提示 |
審査の結果、手数料・買取額などの条件が提示される |
4.契約締結 |
条件に同意したうえで契約書を締結 |
5.入金 |
買取代金が入金される |
6.売掛金を回収 |
2社間の場合は、売掛金入金後にファクタリング会社へ送金。3社間は売掛先から直接支払い |
なお、ファクタリングサービスによっては契約に面談が必要な場合もあるため、あらかじめ確認しておきましょう。「必要書類が少ない」「オンラインですべての手続きが完了する」といった、手間の少ないファクタリングサービスがおすすめです。
ファクタリングの必要書類
ファクタリングサービスを申し込むときには、審査のためにいくつかの書類を提出する必要があります。一般的に求められるファクタリングの必要書類を、以下の表にまとめました。
分類 |
書類 |
必須書類 |
・売掛金(売掛債権)を証明する請求書・発注書・納品書など
・入出金履歴が確認できる通帳・口座明細
・本人確認書類 |
追加で求められる可能性のある書類 |
・商業登記簿謄本・個人事業主は開業届
・印鑑証明書
・決算書・確定申告書
・取引基本契約書
・納税証明書
・そのほかの注文書・納品書など |
3社間ファクタリング特有の書類 |
・売掛先の同意書、または通知書 |
ただし、上記のすべての書類が必要とされるわけではなく、多くは請求書・通帳のコピー・本人確認書類のみで契約できます。また、本人確認書類を提出して会員登録したあと、請求書のみで利用できるオンラインファクタリングもあります。
必要書類はファクタリングサービスの公式サイトで確認できるため、事前に準備しておくとスムーズに進むのでおすすめです。
ファクタリングを利用するメリットとは?
ファクタリングを利用するメリットは、以下のとおりです。
- スピーディーな資金調達ができる
- 審査がとおりやすい
- 信用情報に影響しない
- 担保・保証人が必要ない
- 2社間ファクタリングは売掛先に知られない
迅速な資金調達や審査の柔軟性といった利点を最大限に活かし、目前の資金繰りから経営改善への一歩を踏み出しましょう。
スピーディーな資金調達ができる
ファクタリングがもつ最大のメリットは、銀行融資に比べて圧倒的に早く資金を調達できる点にあります。
銀行融資は審査に数週間から1か月かかるのも珍しくありませんが、ファクタリングは手続きが簡素で迅速な対応が可能です。審査対象が売掛先の信用力に絞られる結果、自社の詳細な財務分析に時間がかからず最短即日での入金が実現するのです。
とくにオンライン完結型のファクタリングサービスは、申し込みから契約までをインターネット上で行えます。最短数十分~即日といったスピーディーな資金調達ができるため、急な支払いが迫っているときの心強い味方です。
審査がとおりやすい
ファクタリングは、銀行融資の審査に通過できなかった事業者でも利用しやすいというのが大きなメリットです。一般的な借入とは異なり、審査の焦点が利用者の財務状況よりも、売掛先の信用力と支払い能力におかれているからです。
自社が赤字決算や税金滞納であったとしても、売掛先が信用力の高い企業であれば審査にとおる可能性は十分にあります。ファクタリングは創業期や一時的に経営状況が悪化している事業者にとって、資金繰りのセーフティーネットとして機能します。
信用情報に影響しない
ファクタリングサービスは借入ではなく売掛債権の売買のため、事業者の信用情報に一切影響をおよぼしません。そのため、貸金業法で定められた信用情報機関に利用履歴が登録される心配もなく、信用情報が傷つきません。
信用情報とは、個人や企業の借入・返済・クレジット利用など金融取引の履歴を記録した情報を指す言葉です。長期の延滞などは事故情報として登録され、借入の審査に影響をおよぼすばかりか、5年を経過しないと削除されません。
将来的に銀行融資を予定しているなら、信用情報を傷つけずに資金調達ができるのは大きなメリットです。
担保・保証人が必要ない
ファクタリングには担保や経営者個人の連帯保証が不要なため、借入よりも利用しやすいのがメリットのひとつです。売却する売掛債権そのものが信用の裏付けとして機能するのが、担保や保証人が必要ない理由です。
多くのファクタリング契約は償還請求権なしで、万が一売掛先が倒産しても利用者は損失を負担しません。償還請求権とは、売掛先が万が一にも倒産したとき、ファクタリング会社が利用者に弁済を求める権利です。
ファクタリングは担保や保証人の用意が難しい事業者が利用しやすく、貸し倒れリスクも同時に回避できる有用な選択肢です。
2社間ファクタリングは売掛先に知られない
売掛先に資金調達の事実を知られたくない場合、2社間ファクタリングは極めて有効な手段のひとつです。利用者とファクタリング会社の2社間のみで契約が完結するため、売掛先への通知や承諾を得るプロセスが存在しないからです。
たとえば、売掛先に資金繰りの悪化を懸念されると「取引条件に影響が出る」「取引が停止される」といった可能性があります。しかし、2社間ファクタリングなら売掛金の回収は通常どおり利用者が行い、入金後にファクタリング会社へ送金するため安心です。
ファクタリング利用時に注意が必要なデメリットとは?
ファクタリング利用時に注意が必要なデメリットは、以下のとおりです。
- 手数料が高額になりやすい
- 売掛金以上の資金は調達できない
- 3社間ファクタリングは売掛先に利用を知られる
- 悪質な業者とのトラブルになる恐れがある
手数料の高さや悪質業者のリスクを事前に把握したうえで、目先の資金にとらわれず計画的な資金調達を心がけましょう。
手数料が高額になりやすい
ファクタリングは、手数料がほかの資金調達手段に比べて高額になりやすいのがもっとも大きなデメリットです。とくに2社間ファクタリングはファクタリング会社が負う未回収リスクが高いため、手数料が高く設定される傾向にあります。
ファクタリングの手数料をほかの資金調達方法と比較する場合の計算式は、以下のとおりです。
年利換算(%)=(手数料÷支払いサイト)×365日
たとえば、ファクタリングの手数料が8%で、支払いサイトが60日の場合を年利換算すると以下となります。
48.7%(年利換算)=(8%(手数料)÷60日(支払いサイト))×365日
貸金業法において定められている借入の上限金利と比較できるよう、以下の表にまとめました。
借入元本 |
上限金利(年率) |
10万円未満 |
20% |
10万円以上100万円未満 |
18% |
100万円以上 |
15% |
ファクタリングは資金調達コストが高く、事業の収益性に大きな影響を与える点を十分に理解して利用しましょう。
売掛金以上の資金は調達できない
ファクタリングは売掛債権を売却する仕組みのため、保有している額面を超えた資金調達は不可能です。ファクタリングで調達できるのは、売掛債権の額面からファクタリング会社の手数料を差し引いた金額が上限となります。
たとえば、大規模な設備投資など手持ちの売掛債権額を大きく上回る資金が必要な場面に、ファクタリングは不向きな手段です。
したがって、ファクタリングは短期的な資金繰りの改善やつなぎ資金の確保といった目的で活用するのが効果的です。自社が必要とする資金額と保有する売掛債権の総額を正確に把握し、目的にあった資金調達方法を選びましょう。
3社間ファクタリングは売掛先に利用を知られる
手数料を低く抑えられる3社間ファクタリングですが、手続きの過程で必ず売掛先に利用を知られてしまいます。債権譲渡の承諾を得るために、ファクタリング会社または利用者が売掛先に通知を行う必要があるからです。
ファクタリングの利用を知られると、資金繰り悪化の懸念を抱かれ、取引停止や条件変更に至る危険性もあります。そのため、3社間ファクタリングを利用するときは、あらかじめ売掛先に十分な説明を行いましょう。
悪質な業者とのトラブルになる恐れがある
ファクタリング市場の拡大に伴い、法外な手数料を請求する悪質な業者が存在するのも大きなデメリットです。ファクタリングは貸金業法のような厳しい法規制の対象外で、法律の隙間を悪用する業者が後を絶ちません。
悪質業者の手口として多いのが、ファクタリング契約を装いながら実態は高金利の貸付である偽装ファクタリングです。償還請求権つきの契約は実質的な貸付とほぼ同義であり、貸金業登録をしていない場合はヤミ金になります。
そのため、高額な手数料の請求や脅迫的な取り立てなど、さまざまなトラブルに巻き込まれる危険性が高いです。悪質な業者とのトラブルを回避するためには、信頼性の高いファクタリング会社を慎重に選ぶ必要があります。
複数のファクタリング会社から見積もりを取得して手数料の相場を把握し、契約書の内容を隅々まで確認しましょう。少しでも怪しいと感じたときは、安易に契約せず弁護士などの専門家へ相談するのをおすすめします。
ファクタリング会社・サービスの選び方のポイントとは
ファクタリング会社・サービスの選び方のポイントは、以下のとおりです。
- 手数料
- 契約形態・手続きのタイプ
- 申し込みから入金までのスピード
- 買取可能額の上限・下限
- 必要書類の数
- 信頼性・透明性・評判
- 対応している事業形態
- サポート体制
- 償還請求権の有無
手数料・スピード・サポート体制などを多角的に比較し、自社の状況や優先順位に適したファクタリング会社を選びましょう。
手数料
ファクタリングサービスを選ぶうえで、資金調達コストに直結する手数料はもっとも重要な比較ポイントのひとつです。手数料相場は2社間のオンラインファクタリングで2%~12%、3社間ファクタリングは1%~9%となります。
資金調達コストを抑えたいなら、手数料の上限が明示されており低いファクタリングサービスを選びましょう。上限が低いファクタリングサービスなら、想定外に高い手数料を設定される可能性がないからです。
ただし、見かけの手数料が低くても、登記費用などの諸経費が別途請求されるケースもあるため注意が必要です。複数の会社から見積もりを取得し、内訳を精査したうえで相場から大きく逸脱していないか慎重に判断しましょう。
契約形態・手続きのタイプ
ファクタリングでは自社のおかれた状況や優先順位にあわせて、最適な契約形態や手続きのタイプを選ぶのが重要です。主な契約形態は売掛先へ知られずにすむ2社間ファクタリングと、手数料を低く抑えられる3社間ファクタリングがあります。
なお、信用力に自信がなく他社で審査落ちしている場合は、審査の緩い3社間ファクタリングがおすすめです。また、手続きに手間をかけずスピーディーに資金調達をしたいなら、オンラインファクタリングが最適な選択肢です。
ただし、AI審査を導入しているオンラインファクタリングも多く、柔軟な要望に応えられないケースも見られます。対面での相談や柔軟な対応を望んでいるなら、面談が可能な店舗を構えているファクタリングサービスを選びましょう。
申し込みから入金までのスピード
緊急で運転資金などが必要な場合は、申し込みから入金までにかかるスピードが極めて重要な選定基準です。多くのファクタリング会社が最短即日入金を強みとしていますが、その日のうちに資金調達するには特定の条件が求められます。
公式サイトの最短時間だけを鵜呑みにせず、平均的な所要日数や即日対応が可能な締切時間などを事前に問い合わせておきましょう。また、ファクタリング会社によっては即日対応した割合を実績として公表しており、ひとつの判断材料となります。
また、最短数十分で資金調達が可能なファクタリングサービスも登場しているため、十分に比較検討しましょう。
買取可能額の上限・下限
自社が資金調達したい売掛債権額が、ファクタリングサービスの取り扱い範囲内か確認する作業は不可欠です。下限は1万円~100万円、上限は150万円~数億円とファクタリングサービスによって大きく異なるからです。
小口の売掛債権が多い事業者は、買取可能額の下限に注目してファクタリングサービスを選ぶのをおすすめします。一方、大口の売掛債権が多いなら、買取可能額の上限が大きな法人向けのファクタリングサービスを利用しましょう。
必要書類の数
手続きの簡便さや資金調達までのスピードを重視するなら、提出を求められる必要書類の数も比較すべきポイントです。提出する書類が少ないほど準備にかかる手間と時間を省略でき、迅速な資金調達につながります。
多くのファクタリングサービスでは、請求書・通帳のコピー・本人確認書類の3点が求められるケースが多いです。ほかに、納税証明書・決算書・確定申告書などが必要とされるファクタリングサービスもあります。
一般的にオンラインファクタリングは提出書類が少なく、なかには請求書・通帳のコピーのみで対応可能な場合も見られます。あらかじめ公式サイトで必要書類を確認し、事前に準備して審査までスムーズに進めましょう。
信頼性・透明性・評判
手数料の安さやスピードも大切ですが、安心して取引できるファクタリングサービスかどうかを見極めるのも重要です。悪質な業者も存在するため、「契約内容が明確か」「法外な手数料が設定されていないか」などを慎重に確認しましょう。
信頼できるファクタリングサービスを見極めるポイントを、以下の表にまとめました。
ポイント |
概要 |
手数料の透明性 |
手数料率が明示されており、追加費用や隠れコストがないか |
契約内容の明確さ |
契約書に解約条件・支払い条件などが明確に記載されているか |
実績・口コミ |
利用者の評判や利用事例があり、悪質な口コミが多くないか |
情報セキュリティ |
個人情報や請求書データの取り扱いに関してセキュリティ体制が整っているか |
サポート体制 |
契約前後の相談窓口やサポートが充実している |
運営会社の信頼性 |
業歴が長い・上場企業・知名度の高い企業なら安心 |
公式サイトから上記のポイントを確認し、複数のファクタリングサービスを慎重に比較検討しましょう。
対応している事業形態
ファクタリングサービスを検討するときは、自社の事業形態が対象となっているかを最初に確認する必要があります。多くはどちらにも対応していますが、法人専門・個人事業主専門のファクタリングサービスも一部には存在するからです。
また、建設業や運送業など、特定の業種に特化したファクタリングサービスもあるため事前確認は不可欠です。なお、特化型のファクタリングサービスは業界特有の商習慣に詳しいため、よりスムーズで柔軟な対応が期待できます。
サポート体制
はじめてファクタリングを利用する場合、契約や手続きに関する疑問点を気軽に相談できるサポート体制も大切なポイントです。不明な点があったとき、迅速かつ丁寧に対応してくれる窓口があると安心して手続きを進められます。
ファクタリング会社によっては、1人の担当者が最初から最後まで一貫してサポートするケースもあります。また、ファクタリング以外に経営コンサルティング・助成金の申請補助・保険などを提供しているサービスも魅力的です。
資金調達と経営の課題を並行して解決するためにも、十分なサポート体制のあるファクタリングサービスを選びましょう。
償還請求権の有無
ファクタリング契約を結ぶうえで、売掛先が倒産したときの返済義務を定める償還請求権の有無を確認してください。
償還請求権の入っている契約は実質的な貸付とみなされるため、ファクタリング会社の貸金業登録が必要です。貸金業登録していないにも関わらず償還請求権が入っているのは、ヤミ金などの違法業者である可能性が高いです。
悪質な違法業者と契約すると、「法外な手数料を請求される」「脅迫的な取り立てを受ける」といった危険性があります。償還請求権が入っている時点で契約を中断し、無用なトラブルを回避して被害にあわないようにしましょう。
ファクタリング会社・サービスの一括比較サイト「ファクコミ」とは
「ファクコミ」とは、利用者の口コミをもとに優良なファクタリング会社を比較できる専門情報サイトです。どのファクタリング会社を選べばよいかわからない経営者へ、中立的な視点から信頼性の高い情報を提供しています。
「ファクコミ」の大きな特徴は、ユーザーの声をもとにした独自のランキングや評価を掲載している点です。手数料の安さや入金スピードといった具体的な評価を確認でき、自社にあった信頼できるファクタリング会社を見つけられます。
また、「2社間取引専門」「オンライン完結可能」など、細かい条件でファクタリングを絞り込んで検索する機能も備えています。ファクタリング会社の選定で失敗しないためにも、「ファクコミ」を活用して情報収集からはじめましょう。
手数料がリーズナブルな大手ファクタリング会社・サービス17選
手数料がリーズナブルな大手ファクタリング会社・サービス17選は、以下のとおりです。
- ビートレーディング | 累計7万1,000社以上の実績を誇る業界の巨人
- OLTA(オルタ) | AIが実現するスピーディーで透明性の高い資金調達
- PayToday | AI審査で最短30分、フリーランスの資金繰りを強力にサポート
- 日本中小企業金融サポート機構 | 非営利団体が運営する安心感、経営改善までサポート
- ペイトナーファクタリング | フリーランスの報酬を最短10分で現金化
- FREENANCE(フリーナンス) | フリーランスの資金繰りと事業リスクに備えるお守り
- アクリーティブ | 医療・介護事業に特化、東証プライム上場グループの信頼感
- トップ・マネジメント | 4万5,000社以上の実績、コンサルティング力で最適な解を提案
- 日税ファクタリングサービス | 会計と税務の専門家集団が提供する圧倒的な信頼性
- ファストファクタリング | 名前のとおりスピード重視、オンライン完結で最短即日入金
- インボイスPay | オンライン完結!最短60分で入金を完了するスピードスター
- 三共サービス | 創業20年以上の実績を誇るファクタリング業界の老舗
- ネクストワン | 審査通過率96%、他社で断られた事業者の最後の砦
- JPS | はじめてでも安心、シンプルでわかりやすい標準サービス
- トラストゲートウェイ | 手数料1.5%からの低コストと審査通過率93%以上の柔軟性
- FACNET | スマホ1台で完結、手軽でスピーディーなオンラインファクタリング
- バイオン | 24時間365日対応、AIが実現する完全非対面のスピード資金調達
ファクタリングサービスの特徴を丁寧に比較し、自社の事業を長期的に支える信頼できるパートナーを見つけましょう。
ビートレーディング | 累計7万1,000社以上の実績を誇る業界の巨人

種類 |
・2社間ファクタリング
・3社間ファクタリング
・注文書ファクタリング
・診療報酬ファクタリング |
買取可能額 |
下限・上限なし |
手数料 |
2社間ファクタリング:4%~12%
3社間ファクタリング:2%~9% |
入金スピード |
最短2時間 |
手続き方法 |
オンライン・LINE |
公式サイト |
https://betrading.jp/ |
ビートレーディングは2012年の設立以来、累計7万1,000社以上と取引してきた業界のリーディングカンパニーです。長年の経験で培われた独自の審査ノウハウをもち、法人だけでなく個人事業主まで事業規模を問わず幅広く利用されています。
発注書や受注書で資金調達できる注文書ファクタリングに対応しているのも、ビートレーディングの大きな強みです。また、入金スピードは最短2時間と業界最速クラスを誇り、オンラインで契約を完結できるスピード感も魅力です。手数料は2%からと低い水準で、売掛債権の金額に上限・下限を設けていないため柔軟な対応が期待できます。
2社間ファクタリング・3社間ファクタリングの両方を提供しており、シーンによって使い分けられるのもポイントです。公式サイトの「かんたん無料見積もり」で買取可能額がすぐにわかるため、一度試してみるのをおすすめします。
OLTA(オルタ) | AIが実現するスピーディーで透明性の高い資金調達

OLTAは手数料が2%~9%とリーズナブルな、AIを活用したオンライン完結型のファクタリングサービスです。三菱UFJ銀行などのメガバンクをはじめ全国20以上の金融機関と提携しており、信頼性と安定性は業界で高く評価されています。
独自のAI審査モデルは利用者にアップロードされたデータを多角的に分析し、数時間で審査結果を提示します。また、手数料以外の登録料や諸経費は一切かからないと公式サイトで明言されており、はじめての利用でも安心です。
オンラインですべてを完結させたい、スピーディーかつ透明性の高い取引を求める事業者にとってOLTAは最適です。
PayToday | AI審査で最短30分、フリーランスの資金繰りを強力にサポート

PayTodayはAI審査を導入し、申し込みから入金まで最短30分というスピード感を誇るオンラインファクタリングです。フリーランス・個人事業主・設立間もないスタートアップ企業から、スピーディーな資金調達手段として支持されています。
PayTodayの手数料は1%~9.5%とリーズナブルな水準に設定されており、初期費用や月額費用は一切かかりません。10万円という少額の請求書から買取に対応しているため、小規模事業者にありがちの突発的な資金需要にも的確に対応できます。
日々の業務に追われるなかで、迅速かつ手軽に資金調達したい事業者にとって、PayTodayは心強い味方です。
日本中小企業金融サポート機構 | 非営利団体が運営する安心感、経営改善までサポート

日本中小企業金融サポート機構は、非営利団体が運営主体となっている公共性の高いファクタリングサービスです。営利の追求ではなく、資金繰りに悩む日本全国の中小企業を支援するのが日本中小企業金融サポート機構の目的です。
2社間ファクタリング・3社間ファクタリングに対応し、最短即日での資金調達を日本中小企業金融サポート機構は実現しています。資金調達の支援にとどまらず、専門家による無料の経営コンサルティングを提供しているのが大きな特徴です。
非営利団体という公的な立ち位置の信頼性と安心感は、ファクタリングの利用に不安を感じる経営者にとって大きな魅力です。クリーンで誠実なサポートを求める事業者にとって、日本中小企業金融サポート機構は最適な相談相手となります。
ペイトナーファクタリング | フリーランスの報酬を最短10分で現金化

ペイトナーファクタリングは、フリーランスや個人事業主が直面する資金繰りの課題を解決するためのサービスです。「報酬をすぐに受け取れる」というコンセプトを掲げ、最短10分で資金を手にできます。
利用プロセスは極限まで簡素化されており、会員登録後に請求書と本人確認書類をアップロードするだけでAI審査を受けられます。手数料は一律10%という非常にわかりやすい体系で、継続的な利用によって利用可能額も増えるのが特徴です。
ペイトナーファクタリングは、個人の信用力を取引実績に基づいて評価し、迅速な資金提供を可能にしています。請求書発行から入金までのタイムラグに悩む多くのフリーランスにとって、事業をスムーズに継続させるための強力なインフラです。
FREENANCE(フリーナンス) | フリーランスの資金繰りと事業リスクに備えるお守り

種類 |
・2社間ファクタリング |
買取可能額 |
1万円~上限なし |
手数料 |
3%~10% |
入金スピード |
最短30分 |
手続き方法 |
オンライン |
公式サイト |
https://freenance.net/ |
GMOクリエイターズネットワークのFREENANCEは、個人事業主が安心して活動するための統合金融プラットフォームです。FREENANCEの中核機能は、売掛債権を早期に現金化できるスピーディーなファクタリングサービスです。
資金調達機能にくわえて手厚い保険が無料で付帯するのが、FREENANCEのもっとも大きな特徴となります。事故や情報漏えいなど、フリーランスが直面するトラブルに備え、最高5,000万円まで補償される保険が自動でついてきます。
FREENANCEは資金繰りの安定化と事業リスクへの備えを同時に実現できる、フリーランスのお守りのような存在です。不安定な立場におかれがちなフリーランスに、大手企業グループならではの安心感と実用的なベネフィットを提供しています。
アクリーティブ | 医療・介護事業に特化、東証プライム上場グループの信頼感

種類 |
・3社間ファクタリング
・診療報酬ファクタリング |
買取可能額 |
下限・上限なし |
手数料 |
0.25%/月~ |
入金スピード |
1週間~2週間 |
手続き方法 |
電話・オンライン |
公式サイト |
https://accretive-factoring.jp/ |
アクリーティブは東証プライム上場「芙蓉総合リース」のグループ企業として、医療・介護報酬ファクタリングを提供しています。
業界最安水準の手数料を掲げているのが、アクリーティブのファクタリングサービスの大きな魅力です。月額手数料は0.25%からと非常にリーズナブルな設定で、企業の資金調達コストを抑えるのに貢献します。
買取可能額の下限が設けられていないため、小規模の医療・介護事業者も安心して利用できます。なお、手数料は取引金額や支払いスケジュールによって個別に設定されるため、事前に詳細を確認するのが大切です。
医療・介護事業を展開している企業にとって、手数料がリーズナブルなアクリーティブは心強いパートナーです。
トップ・マネジメント | 4万5,000社以上の実績、コンサルティング力で最適な解を提案

種類 |
・2社間ファクタリング
・3社間ファクタリング
・注文書ファクタリング |
買取可能額 |
・売掛先1社に対しての上限は1億円まで
・買取上限総額は3億円まで |
手数料 |
2社間ファクタリング:3.5%~12.5%
3社間ファクタリング:0.5%~3.5% |
入金スピード |
最短即日 |
手続き方法 |
オンライン・ファックス・LINE |
公式サイト |
https://top-management.co.jp/ |
トップ・マネジメントは4万5,000社以上の企業支援の実績をもつ、コンサルティングに強みをもつファクタリング会社です。利用者の多様なニーズに応えるため、以下のようなユニークなサービスを展開しています。
サービス名 |
特徴 |
2社間ファクタリング |
売掛先に知られず即日資金化が可能。手数料3.5%~12.5% |
3社間ファクタリング |
売掛先の承諾が必要で手数料0.5%~3.5%とリーズナブル |
ゼロファク |
助成金申請と同時利用で手数料最大10%優遇。2社間・3社間に対応 |
ペイブリッジ |
広告・IT業界特化。見積書や発注書でも対応可能。手数料3.5%~12.5% |
電ふぁく(2.5社間) |
バーチャル口座利用で秘匿性と低い手数料を両立。手数料1.8%~8% |
見積書・受注書・発注書ファクタリング |
請求書不要。注文や見積段階で即日資金化が可能 |
トップ・マネジメントの大きな特徴は、顧客にとっての最適解を追求するコンサルティングの姿勢にあります。専門のコンサルタントが企業の財務状況を丁寧にヒアリングし、ファクタリング以外の選択肢も含めて提案します。
自社の状況にどの資金調達方法があっているかわからない経営者にとって、非常に心強い相談相手となるでしょう。
日税ファクタリングサービス | 会計と税務の専門家集団が提供する圧倒的な信頼性

種類 |
・2社間ファクタリング
・注文書ファクタリング
・診療報酬ファクタリング |
買取可能額 |
100万円~1億円 |
手数料 |
0.1%~5% |
入金スピード |
新規利用時:1週間?2週間
継続利用時:最短即日 |
手続き方法 |
オンライン・電話・メール |
公式サイト |
https://www.nbs-nk.com/service/factoring/index.html |
日税ファクタリングサービスは会計と税務の専門家集団が母体の、極めて高い信頼性と倫理観を特徴としたファクタリング会社です。
手数料は0.1%からと業界最低水準に設定されているのは、専門家組織としての社会的責任を重視している現れです。審査においては、顧問税理士と連携し企業の財務状況を正確かつ迅速に把握して、スムーズな手続きを実現しています。
ファクタリング利用にあたって安心感・信頼性を重視する経営者にとって、日税ファクタリングサービスはこれ以上ない選択肢です。不透明な手数料や強引な営業といったリスクとは無縁の、クリーンで専門的なサポートが期待できます。
ファストファクタリング | 名前のとおりスピード重視、オンライン完結で最短即日入金

ファストファクタリングは名前のとおり、資金調達までのスピードを最優先として設計されています。申し込み・契約・入金までの全プロセスをオンラインで完結させ、最短即日での資金調達を可能にしています。
ファストファクタリングは、主に10万円から1,000万円までの中小規模の売掛債権を対象としているのが特徴です。手続きをオンラインに集約して審査プロセスを効率化し、コストカットした結果として安い手数料を実現しました。
また、必要書類も最小限に抑えられており、多忙な経営者でもスキマ時間を利用しての申し込みが可能です。とにかく早く資金を確保したいというニーズをもつ事業者にとって、ファストファクタリングは有効な選択肢となります。
インボイスPay | オンライン完結!最短60分で入金を完了するスピードスター

種類 |
・2社間ファクタリング
・3社間ファクタリング |
買取可能額 |
売掛先により変動 |
手数料 |
2.5%~6% |
入金スピード |
最短即日 |
手続き方法 |
オンライン・電話・ファックス・LINE |
公式サイト |
https://smart-hedge.co.jp/ |
インボイスPayはスマートヘッジが運営する、完全オンライン完結型の2社間・3社間ファクタリングサービスです。最新のAI技術と金融の専門知識を融合させ、利用者に迅速かつ手軽な資金調達手段を提供しています。
申し込みから最短60分で入金が完了するという、業界トップクラスのスピード感がインボイスPayの最大の魅力です。審査に必要な書類は請求書・通帳のコピー・本人確認書類の3点のみで、決算書や確定申告書の提出は不要です。
手数料は2.5%~6%と非常にリーズナブルで、2社間ファクタリングとしては業界最安水準の設定となっています。売掛先に知られずできる限り速く、かつ簡単な手続きで資金を調達したい事業者にとって、インボイスPayは有力な選択肢です。
三共サービス | 創業20年以上の実績を誇るファクタリング業界の老舗

種類 |
・2社間ファクタリング
・3社間ファクタリング
・診療報酬ファクタリング |
買取可能額 |
30万円~1億円 |
手数料 |
・2社間ファクタリング:5%~10%
・3社間ファクタリング:1.5%~8%
・診療報酬ファクタリング:1.5%~8% |
入金スピード |
最短翌日 |
手続き方法 |
電話・オンライン |
公式サイト |
https://sankyo-fs.jp/?id=factoring |
三共サービスは2001年創業で、20年以上にわたる豊富な業歴を誇るファクタリング業界の老舗企業です。2社間ファクタリング・3社間ファクタリングのほかに、診療報酬ファクタリングも提供しています。
手数料が1.5%からと低い水準でありながら、最短即日のスピーディーな資金調達を実現しているのが特徴です。「他社からの乗り換え」「事務手数料無料」などのキャンペーンを実施しており、お得に利用できるのも嬉しいポイントです。
長年の実績から築き上げた金融機関との太いパイプを活かし、さまざまな事業者を三共サービスは支援しています。
ネクストワン | 審査通過率96%、他社で断られた事業者の最後の砦

種類 |
・2社間ファクタリング
・3社間ファクタリング
・診療報酬ファクタリング |
買取可能額 |
30万円~上限なし |
手数料 |
2社間:5%~10%
3社間:1.5%~8% |
入金スピード |
最短即日 |
手続き方法 |
オンライン・電話・ファックス・郵送 |
公式サイト |
https://next1-one.jp/ |
ネクストワンは、他社でファクタリングの利用を断られた事業者にも門戸を開く、柔軟な審査姿勢を大きな強みとしています。公表されている審査通過率は96%と非常に高く、厳しい財務状況の企業でも資金調達の可能性を模索します。
ネクストワンは手数料1.5%~10%と良心的で、コストを抑えた資金調達をできるのが大きな魅力です。事業再生や経営改善に関するコンサルティングも手がけており、根本的な原因分析から具体的な改善策の実行までをサポートします。
ネクストワンは資金提供者として以上に、企業の「再生」「成長」を支援するパートナーとしての役割を重視しています。ほかの金融機関では支援を得られず、資金調達を諦めかけている経営者にとって最後の砦となり得る存在です。
JPS | はじめてでも安心、シンプルでわかりやすい標準サービス

種類 |
・2社間ファクタリング
・3社間ファクタリング
・診療報酬ファクタリング |
買取可能額 |
最大3億円 |
手数料 |
・2社間ファクタリング:5%~10%
・3社間ファクタリング:2%~8% |
入金スピード |
最短60分 |
手続き方法 |
オンライン・電話 |
公式サイト |
https://www.jps-tokyo.co.jp/ |
JPSは日本全国の事業者を対象に、過度な装飾や複雑なオプションを排したファクタリングサービスを展開しています。
手数料が2%~10%とリーズナブルで、買取可能額は最大3億円までと幅広い事業規模のニーズに対応しています。最短60分の資金調達を実現しており、アフターサポートとして経営コンサルタントの紹介も可能です。
友人・乗り換えを検討している人に紹介したいファクタリングサービスNo.1を謳っており、事業者から高い評価を得ています。利用がはじめてで、まずは標準的でわかりやすいファクタリングサービスを試したいならJPSは有力な候補です。
トラストゲートウェイ | 手数料1.5%からの低コストと審査通過率93%以上の柔軟性

種類 |
・2社間ファクタリング
・3社間ファクタリング
・診療報酬ファクタリング |
買取可能額 |
10万円~5,000万円 |
手数料 |
1.5%~9.5% |
入金スピード |
最短即日 |
手続き方法 |
電話・オンライン |
公式サイト |
https://trustgateway.co.jp/ |
トラストゲートウェイは手数料1.5%からという魅力的な設定と、スピーディーな対応力を両立させています。オンライン手続きの活用などで運営コストを徹底的に効率化し、削減分を利用者の手数料に還元しています。
また、10万円の少額案件から5,000万円を超える大規模な資金調達まで、規模を問わず柔軟に対応してくれるのが強みです。専門知識が豊富なコンサルタントが、オーダーメイドの資金調達プランを設計する手厚いサポート体制が高く評価されています。
審査通過率が93%以上と非常に高いため、他社で断られた事業者はトラストゲートウェイの利用を検討しましょう。
FACNET | スマホ1台で完結、手軽でスピーディーなオンラインファクタリング

種類 |
・2社間ファクタリング
・3社間ファクタリング |
買取可能額 |
5,000万円まで |
手数料 |
2%~ |
入金スピード |
最短即日 |
手続き方法 |
オンライン |
公式サイト |
https://facnet-online.com/ |
FACNETは最短即日で資金調達ができる、手数料が2%からとリーズナブルなオンラインファクタリングです。スマートフォン1台で申し込み・契約・入金まで完了できるためスピーディーかつ効率的な資金調達が可能です。
最大買取可能額は5,000万円まで対応しており、個人事業主から中小企業まで幅広いニーズに応えます。審査通過率は90%以上を誇るため、他社で断られた事業者でもFACNETなら資金調達できる可能性があります。
2社間ファクタリング・3社間ファクタリングのどちらにも対応しているため、迷っているときは選択肢に入れておきましょう。
バイオン | 24時間365日対応、AIが実現する完全非対面のスピード資金調達

種類 |
・2社間ファクタリング |
買取可能額 |
5万円~ |
手数料 |
一律10% |
入金スピード |
最短60分 |
手続き方法 |
オンライン |
公式サイト |
https://ai-factoring.jp/ |
バイオンは最先端のAI技術を駆使し、申し込みから入金までの一連の手続きを完全に自動化したオンラインファクタリングです。AI審査によって、最短60分という極めて短時間での資金調達を実現しているのが最大の特徴となります。
バイオンは24時間365日、スマートフォンやパソコンから申し込み可能で、対面での面談や書類の郵送は一切不要です。人の手を介さないため人件費などの運営コストを抑え、属人性を排除した公平な審査をしてくれるのが魅力です。
日中に手続きの時間がとれない経営者や、誰にもあわずに資金調達を完結させたい事業者にはバイオンをおすすめします。
ファクタリングとはなにかに関するよくある質問
ファクタリングとはなにかに関するよくある質問は、以下のとおりです。
- ファクタリングと手形の違いとは?
- 給料ファクタリングとは?個人で利用できるの?ヤミ金ではない?
- そもそも英語でファクタリングとはどういう意味?
- ファクタリングで2社目に申し込むのは大丈夫?
- ファクタリングできる売掛債権の支払いサイトは?60日?90日?
- 誰でも審査にとおるファクタリングはある?
- ファクタリングで支払いが遅れると取り立てがある?
- ファクタリングが「やばい」「違法」といわれる理由とは?
- 銀行が取り扱う一括・保証・国際・でんさいファクタリングとは?
ファクタリングに関するさまざまな疑問を解消し、自社にとってもっとも安全で効果的な資金調達を実現しましょう。
ファクタリングと手形の違いとは?
ファクタリングと手形割引は、対象とする債権の種類と貸し倒れリスクの所在に根本的な違いがあります。ファクタリングと手形の違いについて、以下の表にまとめました。
項目 |
ファクタリング |
手形割引(約束手形) |
現金化の対象 |
売掛債権を売却 |
約束手形を割引 |
会計上の扱い |
資産譲渡→負債に計上されず |
融資扱い→借入金として負債計上 |
償還請求権の有無 |
償還請求権なし |
不渡り発生時、利用者に償還請求権あり |
現金化までのスピード |
2社間なら最短即日 |
銀行では数日、手形割引業者なら即日 |
手数料・コスト |
一般的に高め |
ファクタリングより低コスト |
将来性・制度動向 |
新しい資金調達手段として普及中 |
約束手形は2026年までに廃止予定 |
給料ファクタリングとは?個人で利用できるの?ヤミ金ではない?
個人の給料を対象とする給料ファクタリングの実態は高金利の貸付であり、多くはヤミ金が違法に運営しています。金融庁も給料ファクタリングは貸金業に該当すると公式見解を示しており、絶対に利用してはいけません。
年利換算で数百%にもなる法外な手数料を請求されたり、悪質な取り立てにあったりする被害が後を絶ちません。大きなトラブルになるリスクが非常に高いため、給料ファクタリングは避け、キャッシングなどほかのサービスを活用しましょう。
参考:金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」
そもそも英語でファクタリングとはどういう意味?
英語の「factoring」は日本語のファクタリングとほぼ同じく、「債権買取業務」「債権管理」を意味する金融用語です。単語の語源は、メーカーなどの代理として販売や代金回収を担う「factor(代理人)」に由来します。
歴史的には代理人がメーカーの信用を補完し、代金回収リスクを負う役割を果たしていたという経緯があります。
ファクタリングで2社目に申し込むのは大丈夫?
利用しているファクタリング会社とは別に、2社目に申し込んだり乗り換えたりするのは可能です。ただし、同一の売掛債権を複数の会社に売却する二重譲渡は絶対に行ってはいけません。
ファクタリングできる売掛債権の支払いサイトは?60日?90日?
ファクタリングで買取の対象となりやすい売掛債権の支払いサイトは、一般的に30日から60日程度です。支払いサイトが長くなるほど、期間内に売掛先の経営状況が悪化するなどの未回収リスクが高まるからです。
そのため、90日を超える支払いサイトの売掛債権は、審査が厳しくなったり手数料が割高になったりする傾向があります。なお、なかには最長180日の支払いサイトの売掛債権を取り扱うファクタリングサービスも存在します。
誰でも審査にとおるファクタリングはある?
貸し倒れリスク回避のための審査は必須であり、「誰でもとおる」「審査なし」といったファクタリング会社は存在しません。
「審査が甘い」「100%買取します」といった過剰な宣伝文句を掲げている場合、悪質業者の可能性が高く注意が必要です。
ファクタリングで支払いが遅れると取り立てがある?
2社間ファクタリングでファクタリング会社へ売掛金を送金するのが遅れると、当然ながら督促の連絡があります。2社間契約では利用者が売掛金を回収して送金する義務を負っており、遅延は明確な契約違反です。
支払いが遅れると遅延損害金を請求され、場合によっては悪質な横領とみなされて法的措置がとられる可能性もあります。
ファクタリングが「やばい」「違法」といわれる理由とは?
「やばい」というイメージがあるのは、一部の悪質業者の存在と違法な「給料ファクタリング」との混同が主な理由です。
ファクタリングを装いながら実質的には高金利の貸付を行う業者や、法外な手数料を請求する悪質な業者がいるのは事実です。しかし、ファクタリング自体は合法的な取引であり、信頼性の高いファクタリング会社を選べばトラブルは回避できます。
銀行が取り扱う一括・保証・国際・でんさいファクタリングとは?
各ファクタリングの種類の特徴について、以下の表にまとめました。
ファクタリングの種類 |
特徴 |
保証ファクタリング |
売掛金や受取手形の買取はせず、債権に対する保証を行う。相手先の倒産などによる回収不能時に、保証金が支払われる保険的な仕組み |
一括ファクタリング |
手形取引の代替として、支払企業が主導して契約する |
国際ファクタリング |
輸出債権の回収をファクタリング会社が代行し、未回収リスクに対して保証を提供する |
でんさいファクタリング |
でんさいを活用し、手形に代わる合理化を図る仕組み。一括ファクタリングと同様、手形取引の事務負担やコストを軽減する |
ファクタリングとはなにかを理解して資金繰り改善を実現しよう!
事業の資金繰りの悪化への対策として、保有する売掛債権を売却して早期に現金化するファクタリングが注目されています。銀行融資とは異なり売掛先の支払い能力が主に審査されるため、経営状況に不安があっても迅速に資金調達できるのが特徴です。
契約形態は売掛先へ知られずスピーディーな2社間、手数料を低く抑えられる3社間から選択可能です。「借入ではなく信用情報に影響しない」「担保や保証人も不要」など、ファクタリングならではのメリットを賢く活用しましょう。
まずは自社の状況や優先順位を明確にし、ファクタリングサービスの内容を比較検討して最適なパートナーを見つけましょう。